第171話 伯父と甥? 伯母と姪? それとも親子喧嘩?(21)
だからとうとう彼女は我慢、耐え忍べなくなり。このような邪な策を使用──。覇王妃さまを誰もいない籍の部屋へと騙していかせる強引な策。強硬な策と行為へと打って出たのだ。先程覇王妃さまが御覧、見ていた。エッチな~本を破壊、破り捨てる。させるためにとね。
う~ん、でもさ? 覇王妃さまは、その、あの、エッチなぁ~本を破り捨てることもしないで自身……。己の勤勉の為にと。その場にへたり込んで読み始め。
「凄い~」、
「スゲェ~」、
「儂の籍は、ネチネチとスケベ、変態なところがある。あるから。こんな如何わしく。破廉恥極まりない。優艶な下着の方が好き。好きなのか……。そして? 夜伽は燃えるのかも知れぬ? ……となれば? 今度胡亥か? 政のくそババアに、購入してもらうしかない。儂の分も……」と。
覇王妃さまが独り言を漏らし。漏らしながら更に。
「凄い!」、
「凄いぞ! この下着は⁉」と絶叫をしているところを。先程も説明した通りで、梁さまから後ろ。後頭部へとドーン! ドーンなのだ!
だから覇王妃さまは、中華4千年以上の歴史を持つ中でも、最高値にあたいする武の力を発揮できないで。梁さまの後手、後手へと回っている不甲斐なさを見せるのだが。
覇王妃さま自身もこのままではイカン! イカン砲を撃ちたい衝動に駆られているから。
「(やる……。使うしかないか……)」と。
中華4千年最強の武士(もののふ)、戦姫さまは思うのだった。
◇◇◇◇◇
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます