第162話 伯父と甥? 伯母と姪? それとも親子喧嘩?(12)
彼はゲーム──!
そう、当の本人である籍はというと? アプリケーションゲームに夢中! 虜! 最中だから!
健司少年の急かす言葉、申し入れ!
「見てくれ、籍! 見てくれ! 昨日な? 家のヲタクの兄貴の部屋に忍び込んで手に入れたのだよ。 どうだ? 凄い。凄いだろ? 籍―? お前も見て見ろよ! 籍―! ほら、ほらー!」と。
健司少年が、籍が座る学び舎の机の目の前で、チラつかせ見せようと試みる。
それも、何度も、何度もね。
でもさ、アプリゲームをしている最中の籍は、あの拍殿や梁さま、覇王妃さまが、己の綺麗で形の良い乳房や傲慢! 立派! 大変に形の良い姉妹丼オッパイや!
大きくて豊満! タユン! タユン! と、縦横無人にと、揺れに揺れ動く覇道な覇王妃さまのオッパイを魅せつけ誘われても無視を続けるほどの集中力を見せる彼だから。たかがビニールの薄手の怪しい本を魅せつけられても反応する訳もなく。
健司少年の強引過ぎる誘いの方も無視──!
無視する! 続けるのだ!
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