第146話 秦学園の姫様、何かをお忘れ?(1)

「あっ? そう言えば、妾は~? 何か~? 何か大変なことを忘れている~。いるような~。気が~。気がしますね~」と。


 甘くて淡く、官能的な声音で台詞を漏らす。漏らしまくり甘える。相変わらず艶やかな容姿、様子、振る舞いを教室内の異性達へと魅せる。魅せ振る舞う胡亥姫さまだよと、言いたいところではあるのだが。


 彼女、胡亥姫さまは、あんな、こんな、優艶、艶やかな振る舞いと容姿──。秦学園の指定JKの制服を、艶やかにスカート丈等を短く改造をした物を着用して、【傾いて】魅せてもね。


 秦学園の麗しい姫さまの一人である胡亥姫さまはね。こう見えても純情一途であり。気が多いい姫さまではないのだから。己の愛する殿方の膝の上に、『チョン』と可愛く。『プリッ』と、己の締まった桃尻を乗せながら。


「せ、籍~。一体何でしたけぇ~?」と。


 己のすらりと細い顎に、しなやか指を当てながら思案──。



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