第179話 僕は超珍しい漢【ウコンパンプ】(44)
まあ、俺【ウコンパンプ】達の横、隣の販売ブース、売り場で佃煮や干した魚。生珍味と俺達が呼んでいる商品アイテムを販売している隣の爺さんは。とにかく己の年齢である九十二歳と、魔法のような巧みなトークと押しを武器に俺【ウコンパンプ】達や家の怖い顔のおじさんの前に立ちはだかる、だけではないか。
この道の駅の販売ブースで物品販売や実演販売している者達の前に立ちはだかるのだが。
そんな爺さんが先程、『お姉さん、お姉さん』、「お姉さん~!』と。
最後の語句を伸ばしながら甘え声音で呼びかけ、呼び込んだ。己の出店している店の前! 周りに集まる! 群がるお客様達への問いかけに対しての続きなのだが。
隣の爺さんの、愛嬌のある九十二歳を魔法の武器とした微笑み『フッ、フフフ』と。
「儂は、そんなに若く、見える。見えるのか?」との問いかけ。
それをお客様達は聞き、魔法の笑みを浴びてしまえば。
お客様達は更に困惑、混乱、驚愕をする。してしまえば。
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