第178話 僕は超珍しい漢【ウコンパンプ】(43)

「お姉ちゃん等可愛いの」とか。


「お姉さん、べっぴんさんやなぁ」、


「ええ、スタイルしているは……」と、セクハラ交じりでね。


 お客様達へと呼び込みをする時も。先程説明をした通りで古典的な、昭和臭漂う。


 まあ、これは、家の怖い顔のおじさんも使用する呼び込み法だから。余り他人の事は言えぬ。言わない方が良いかも知れない呼び込み法、仕方である。


「お姉さん! お姉さん」、


「お姉さん~!」と。


 若いお嬢様達からマダムに迄、声を大にしながら叫び、魔法の如き技である招き猫の手招きで、『おいで、おいで』と、しながら呼び込むのだが。


 某人気にテレビ番組がしているのを視聴、観覧をしたことがあるのだが。


 ここの関東の緑の自然が未だ良く残る。憩いの場のような道の駅ではなく。ここが関西圏のお客様、お嬢様から御姉様、マダムたちが良く利用をする道の駅ならば。


「お姉さん! お姉さん! お姉さん~!」の鶴の一声ではないが。呼び込みをすれば大抵……と、いうか?


 本当に一斉──数多くの女性達が、声がなる。聞こえる。聞こえた方へと。


『お姉様である私を呼ぶのは誰? 誰なの?』と、でも言った様子で、キョロキョロと当たりを本当に見渡すから。


『凄い!』、『凄いな~』と。


 俺【ウコンパンプ】や仲間達は思う事が多々ある。あるのだよ。と、言った所で、話しが飛んだようだから。元に戻す。戻すから。済まない。申し訳ない。



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