第150話 僕は超珍しい漢【ウコンパンプ】(15)
向かっていくのが、俺【ウコンパンプ】の目、瞳に映る。
だから俺【ウコンパンプ】は、だけではないか。(笑)と、俺【ウコンパンプ】は思わず苦笑いを浮かべる。浮かべてしまうのだが。苦笑を浮かべ笑うのは、俺【ウコンパンプ】だけではない。
俺【ウコンパンプ】以外の者達。
そう、家の怖い顔をしたおじさんの売り場。販売ブースの販売台。天板の上に並ぶ、俺【ウコンパンプ】以外の者達。世に言う駄菓子や豆菓子。珍味にドライフルーツと呼ばれる商品アイテム。俺【ウコンパンプ】の仲間達皆が一斉に苦笑を浮かべ、笑い始めるのだよ。
『マジか?』
『本当にきた』
『本当にくるとは思わなかった』
『いや、案外くるよ。お客様達……』
『ああ、そうだな……』
『隣の爺さん。百戦錬磨の強者だからね』
『ああ、家の怖顔のおじさんが、良く呟いているよね……』と。
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