第82話 俺は暗黒神! 竹炭豆様だ!(17)

 パパの驚愕、驚嘆、歓喜見て聞いた絵里は、


『フフフ、どう~? 絵里の言う通りでしょう~、パパ~?』と、言った感じだ。


 と、言うか?


 絵里はパパのことを上から目線で、空威張りの状態で胸を張る。


 そう、己の未だ未成熟──全く育っていないペチャン子の乳房を反りながらパパへと空威張りするように呟き始める。


「ごめん、ごめん。ごめんよ。絵里……。絵里の言う通り。この黒い豆は美味しかった。美味しかったよ」


 絵里に俺様【竹炭豆】が、自分の言っていた通りで、『美味しかっただろう』、『怪訝しい表情をいつまでもしないで早く食べればよかったのに』とでも言わんばかりの様子で告げ、諫められたパパは、自身の頭の後ろに手を当て、ペコペコと頭を何度も下げながら。己の娘へと謝罪をおこなう。


 それも苦笑い。苦笑をしながら「アッ、ハッ、ハハハ~」だ。



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