第69話 俺は暗黒神! 竹炭豆様だ!(4)
傍から凝視しても大変に気持ち悪い。下手をすると? 相手が不快感を募らすような。迄は流石にないか。(笑)
家のおじさんの【キモ笑み】も、そこまで酷いと商いにはならないからな。
それに家おじさんは、こんな怖顔をして、愛嬌のない容姿はしているのだが。これでも商売の方は、【昭和】と呼ばれた時代から三十年以上も個人経営を続けているベテラン……。
そう、着の身着のままである生活……。世に言うスローライフを続けてきたと。今も続けているおじさんでさ。まあ、その代わり。と、言うか? 代償かな? 未だに家のおじさんは独り身……。
そう、今の世に言う第二の人生と呼ばれる御歳にさしかかっても独身者のままなのだ。
だから家のおじさんは、こんな怖顔をしていても小さな子供……。
まあ、今は家のおじさんの目の前に幼い頃の絵里がいるけれど。彼女を凝視て『可愛いな』、『儂も子供や孫が欲しかったな』、『やはり、結婚をすれば良かったかな?』と、思う事が多々ある。
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