第67話 俺は暗黒神! 竹炭豆様だ!(2)

 そう、絵里の天使の微笑みに、俺様達は魅入られてしまうのだ。今の小悪魔的仕様のJk絵里も含めてだよ。


 まあ、とにかく絵里の話しばかりをしていたので、少しばかり話しが逸れてしまった。だから話しを元に戻す事にする。


 自分達の娘……。




 絵里のパパとママなのだが。自分達夫婦の幼い愛娘が興味津々に摘まんで食べた漆黒色の見栄え、容姿。俺様こと【竹炭豆】様的に素晴らしい容姿だとは思うのだが。


 世間一般では、今の絵里のパパの俺様【竹炭豆】を試食する娘に対して、『本当に大丈夫なのか?』とでも言いたい顔──怪訝しい表情で見詰める絵里のパパと。絵里の俺様【竹炭豆】を一つ試食して、思わず漏らした台詞──。


『おじちゃん、これ、美味しいね』の言葉を聞き、娘である絵里同様に興味津々……。自身の娘が、俺様【竹炭豆】の事を美味しそうに試食をする様子を窺う絵里のママと怪訝しい表情のパパとの夫婦二人……。



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