第66話 俺は暗黒神! 竹炭豆様だ!(1)
(モグモグ)
「……ん?」(もぐ)
「うっ⁉」(もぐもぐ)
「どうだい、お嬢ちゃん?」
「お、おいしい……」(もぐ)
「おいしいよ。おじちゃん!」
フン! どうだ! 美味しいだろう! 俺【竹炭豆】様は! と。俺【竹炭豆】様が絵里と。そう、今のJK小悪魔仕様になった絵里ではなくて。未だ絵里の可愛げがあった頃だよ。と、言っても。今の絵里も俺的には、十分過ぎるぐらい魅力的ではある。
う~ん、でも? 暗黒神事、俺【竹炭豆】様と初めてあった時の絵里は、本当に小さくて可愛い、かったのだ。
もうそれこそ? 今俺様【竹炭豆】をもぐもぐと、小さい口を使用して嬉しそうに食べる絵里の事を。逆に俺【竹炭豆】様が、『パクン』と、食べたい衝動に駆られそうなぐらいだよ。
実際今の小悪魔仕様のJKへと変貌をした絵里だけれど。この小さな絵里と初めて逢った日から彼女はね。先程も【芋かりんとう】の奴が説明をした通りだ。
俺達のおじさんが取り扱う駄菓子・豆菓子・珍味・ドライフルーツ達のマドンナだからなぁ。絵里が俺達の事を美味しく、嬉しそうに食べる様子を凝視すれば。俺【竹炭豆】も含めた駄菓子・豆菓子・珍味・ドライフルーツ達の顔も自然と綻び、目尻、鼻の下、お口がポカンと開いてしまう。
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