第41話 おじさんとJK(28)


「いいえ、いいえ、いいですよ」と「はい、お嬢ちゃん」とね。


 僕達の怖顔のおじさんの、キモ笑みを浮かべ、絵里ちゃんへと微笑みながら。僕【芋かりんとう】が、食品トングから優しく、丁寧に渡されていくのだ。


「おじちゃん、ありがとう……」


 僕達の怖顔のおじさんから優しく。僕【芋かりんとう】を手渡しされた絵里ちゃんは、最初は恥ずかしそう。照れながらだけれど。直ぐに彼女は天使の笑みを浮かべ。大変に嬉しそうに微笑み僕と怖顔のおじさんへとくれながら。紅葉の葉のように小さく可愛い掌で、僕【芋かりんとう】を掴むと──。


 そのまま、自身の小さくて可愛い唇を開いて──。僕の細くて長い華奢な肢体を『パク』と。



 でッ、その後は、『ガリ』と、未だ沢山お口の中に残る乳歯で、僕の肢体を力強く噛むのだ。『ガリガリ』とね。


 そして『モグモグ』と味わい堪能する。


「……ん? 美味しい~。美味しいよ~。パパ、ママ~」


 絵里ちゃんは、僕【芋かりんとう】を、自身の可愛い唇で咥え、噛みしめ堪能をしながら後方へと振り向き──。後にいる両親へと歓喜をあげる。


 と同時に、僕【芋かりんとう】の口からも。


「あっ、ああ~。気持ちいい~。快感……」


 と歓喜の声が。


 そう満足感を得ながら漏れるのだよ。気持ち良くて仕方がないからね。



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