第2話 みんな僕のことを知っているかな?(2)
でッ、そんな僕なのだが? 今の僕の置かれている状態……。
そう~? この物語を読み見ている人達が凝視してみればわかる通りで?
只今僕はねぇ~? 大きな竹の籠の中に沢山……。
そう~? 山のように盛られ、建てられながら販売をされている状態……。
それも~? 『試食!』『対面販売!』と、言う奴で販売をされている状態なのだ。
それもさぁ~? 僕の黄金色した細く長いしなやかな肢体を美しく見せようと──!
僕の肢体にスポットライトの光を浴びさせながら販売をさせられているから。僕の肢体は少しばかり暑くて仕方がないのだ。
う~ん、でもね? 僕の黄金色をした肢体は? スポットライトの光を浴びているお陰でね? 大変に艶々に神々しく輝いているのだよ。
それこそ~? 道行く人達の足が止まり──。僕を見詰めてくるぐらい。
それもさぁ~? 僕を見詰めてくる人達の大半は女性ばかりなのだよ。
だから~? 彼女や奥さんのいない男性陣は羨ましくて仕方がないだろう? と。
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