稚い瞳

いとけない瞳に宿る星


愛しい未来を抱きしめる

柔らかな体は、あたたかな希望


いつかどこかで無くしもの

虚ろな瞳に堕ちた星


いとけない瞳に星が降る

微笑みは灯火

闇夜を照らす


いとけない子を見つめる瞳に

星は流れて

灯火に


まだ見ぬ未来に

希望が灯る


***


三歳の娘が寝そべって笑う。

その濡れ濡れとした瞳が美しくて、思わず見とれてしまった。

親バカのようなんですけど……。

こどもの瞳は、なぜあのように澄んでいるのでしょう。


鏡を見れば、曇った瞳がやるせない。

かつては、あんな瞳をしていたのかな。


こどもが笑うとき、こちらも笑ってしまいます。

一緒に笑えば、ゆるりとほどける。

こどもは源なのだな、と思います。

無制限の奔放なエネルギー。何ものにも縛られない力強さに触れて、少し、勇気が湧くのでしょう。

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