応援コメント

鏡の中に映る君」への応援コメント

  • バーチャルの世界は仮面舞踏会の印象があります。
    この世界には、仮面をかぶる人と脱ぐ人がいます。前者は、なりたい自分になろうとする人。後者は、本当の自分をさらけだそうとする人。言わずもがなですが、前者は仮面をかぶり、後者は仮面を脱ぎます。
    脱ぐと被るは真逆の行動――でも、結果は、あまり変わらない気がします。
    どちらも、この世界で、自分らしさを発揮して楽しみたいのですから。
    確かにこの世界では「素顔」がなかなか見えません。ただ、考えようによっては、その人に対して自分が抱くイメージが素顔です。偽りが正しくないと言うのは、あくまでガチガチに社会システムで統制された世界でのことです。

    作者からの返信

    素顔は、自分が抱くその人のイメージ。なるほど……。
    私たちは、ある意味で絶対にその人の「素顔」を知り得無い。だからこそ、知りたいと願い、知ってほしいと望むのかもしれないなあ、と思いました。
    仮面が偽りである、とも言えない。無理に剥ぎ取れば暴くことになる。仮面を被りたいと思い、脱ぎたいと思い、気持ちはいつも揺れてしまいます。