かつ丼天ぷら合同さくせん2

先日はひだまりの国のSNS界隈で障碍者クラスタと罵声部隊が交戦、その後謎の女性部隊の加勢により罵声部隊は撤退、士気が駄々下がりだった障碍者クラスタは何とか落ち着いたという状況でした。


謎の女性部隊とはもちろん、6人組のうち女性を主力とする部隊と同じく美しい女性(!?) ヒキコモリーヌたちの集団でした。


この後、女性部隊たちは障碍者クラスタの人々の話を聞くことを主に行い、基本的には聞き役としてSNS上でコミュニケーションを取ることにしました。


すると、長い時間の緊張状態から解放されたせいでしょうか、障碍者と思われる書き込みの中で本音と思われるコメントや愚痴などがぽろぽろと出てきました。


その話に耳を傾ける (目で追う) と最初は罵倒部隊の話が主でしたが、次第に不安感の吐露や自分たちを目立たせる言動をしたインフルエンサー (教祖) についても話が及びました。


サン、ムーン、マーズの3人たちのグループはこの時期も聞き役になって相手のさらなる本音を引き出すように会話をしました。


すると段々話の内容が「自分たち下っ端はつらいよね~」とか、「上の連中は楽でいいよな~」と言った内容にシフトしていきました。


この段階になった時、罵声部隊退却後にあらかじめ引いていたヒキコモリーヌの部隊が再び参加します。


少しづつ、インフルエンサー、彼らの表現で言う所の上の連中のネガティブな話を会話に混ぜ込んできます。

その間、3人たちのグループは少しづつ会話を減らして、印象を薄くしてヒキコモリーヌたちの話が印象に残るようにサポートに回りました。


もちろん、事前の打ち合わせを罵声部隊としていて、情報は同じでも表現を変えたり、女性らしく柔らかい感じで接していましたが、伝える内容そのものはインフルエンサーの不正や道理に外れたコメント、同じ障碍者や弱者に対する心無い言葉などを少しづつ、辛抱強く伝えていきました。 


一方の罵声部隊はまだ士気が衰えていない障碍者クラスタや他の人々相手に罵声攻撃を定期的に仕掛け、効果がないと判断するや転進するというある種のヒットアンドアウェイ戦法でかく乱していきました。


こうして時間が経つうちに成果が表れてきました。

その説明は次のお話で。




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