第277話 フウイ ツイッターの一日(3)

夕方5時を過ぎました。

この時間から徐々に反応が増えてきます。

帰宅する会社員が戻ってきているのでしょうか?


6時から9時半までは最も忙しい時間帯です。

沢山の人が投稿をし、そして沢山のやり取りがなされます。

相手側から見ると帰ってきたばかりなので何かをつぶやきたいエネルギーがみなぎっています。


おいしそうな夕食の写真、小説の宣伝、その日に起きた出来事、あるいはテレビや新聞などのニュース、ねこの画像、小さな鳥や犬、名前が思い浮かばない動物たち、情報は多彩です。


その様な環境だと実は宣伝効果というのはあまり期待できません。

でもやらないよりはましなので小説の宣伝をしています。

それとこの時間だからこそやりやすいこともあります。


それは島津、あるいは都城といった言葉を検索してツイートを探すことです。

ここで見つけた記事の中で、島津を知らない人や都城をしってもらうために効果的な物はリツイートします。


リツイートとは簡単に言えばコピーみたいなもので、チラシを自分のホームページに貼るようなものです。

それと、これは一日中行っていることですが、自分の小説をリツイートしてくれた人には多くの場合リツイートします。


これはフウイの気持ちとしてお礼をしたいという思いからツイしてしまう行動でした。

リツイートするのは固定ツイートと呼ばれる1番上の記事です。

そこには相手の人が一番伝えたい情報が載っている可能性が高いです。

ただし注意が必要です。


例え固定ツイートに乗っていても拡散してほしくない場合があります。

なので固定ツイートをリツイートする前にその記事の内容を読んで拡散を希望しているのかいないのかを確認する必要があります。


それでも食い違いがあり、相手がやめてくださいとコメントをしたときは速やかに消してお詫びのツイートをしました。

皆様もこうしたやり取りでトラブルが起きても怒ったり動揺したりせず、冷静にツイートしたり、場合によってはスルー(無反応)してくださいね。


次回は夜も寝静まった時間帯のツイッターの様子を紹介したいと思います。




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