第112話 corona wars 1
皆様、お元気でしょうか。
ご存じの通り2020年3月16日時点でコロナウイルスが猛威を振るい、世界中のあらゆる地域で身体的、経済的なダメージを与え続けています。
今日は、そのダメージを軽減するためのアイデアを私なりに考え、もしよかったら皆様と一緒に未来をより良くするための糧となれば、そういう思いでつづります。
私のアイデアはスペイン風邪が猛威を振るった第一次大戦後期から大恐慌が起きた1929年以降に起きた出来事とその対応から考察したいと思います。
当たり前のことですが、第一次大戦時、参加国のほとんどは戦争で勝つ意気込みを強固にしていました。
しかし、スペイン風邪が蔓延した結果、その強固な意志はくじかれ厭戦気分が世界中に蔓延しました。
戦争をやめるのは素晴らしいことですが、その結果、無気力と病魔が世界中を襲うことになりました。
意外と知られていないかもしれませんが、第一次大戦の死者よりもスペイン風邪の死者の方が圧倒的に多かったのです。
これは経済的にも大打撃をあたえました。
一部でささやかれている100年ごとに大きな疫病が起きるとするならば、コロナウイルスはまさに21世紀の大災厄になると考えられます。
医学的アプローチは私にはわかりませんので専門家におねがいしますが、景気の停滞や無気力による国家、コミュニティのダメージは深刻なものとなるでしょう。
なので、特別な、非常事態の対策が必要だと考えます。
では、どのような対策があるでしょうか。
現状を見るに今世界は地域ごとに区分けされ、人の移動が制限されつつあります。
これはそこに至る原因こそ異なりますが、大恐慌から第2次大戦に至る歴史の流れで見たブロック経済を彷彿とさせると思います。
その対策として日本の高橋是清は大幅な金融緩和を行いました。
片方しか印刷のない紙幣を大量に市場に流通させたのです。
現在も方向性としてはこの方法で行くべきであると個人的には思います。
ですが、反対論もあると思います。
今も、金融緩和しているではないか、お金が目詰まりしていて景気が良くならない、財源はどうするのか。
こうしたもっともな疑問や反対については次の章で考えたいと思います。
ここで私が強調したいのは、未来の世界戦においてかつての恐慌や大災厄のような可能性が地域単位で起こりうること、そしてそれを避けるためcorona warの被害を少しでも減らすために各自治体が奮闘する必要があるということです。
念のために言いますが国単位での努力も大事ですが、コロナ問題の特性上さらに国境から県境にと区分けされる可能性もありますので地方の視点から問題に立ち向かう方法を考えたいと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます