救えない記憶と降り続ける気持ち


 過去の記憶が曖昧だ。


 忘れるべきではないこと。


 忘れたいこと。




 未来というのは曖昧だ。


 選択肢がいくつもあり後悔ばかりする。




 夢というのは曖昧だ。


 どこまでが現実で、どこまでが夢の中なのか。


 はたまたこれすらも夢なのか。



 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 雪が降り積もる冬のこの日。

 俺は目が覚めて、白い天井が目につく。

 

「起きたか、栗山くりやまくん」


 栗山くん?

 それは一体誰なんだ?

 そもそも俺は誰なんだ?


「あの、ここは?」


 近くにいる白衣の人に聞いてみる。


「ここは病院だよ」

「あの、俺は誰ですか?」

「えっ‼ 名前を思い出せるかい?」

「いえ、なんかこう、もやがかかってるっていうか」


 記憶喪失ってやつなんだろう。

 知識だけは残っている。

 ただ、人間関係の所だけ靄がかかってるようでうまく思い出せない。


「落ち着いてね。君の名前は栗山くりやま蒼一そういち。栗山くんは1年前にバイクに轢かれ寝ていたんだ。そして、記憶喪失になっているようだ。今から親御さんに連絡して来てもらうから待っててね」


 栗山蒼一、それが俺の名前。

 ダメだ、一切思い出せそうにない。

 もう少し寝よう。

 うん、それがいい。




 ================


 橋の上に1人の男がいる。

 なんか見たことがあるな……あれは俺、か?

 スマホをいじってるから誰かを待っているのか。

 こんな夜遅くに誰を待っているんだろう?


「おーい、蒼一くーん」


 奥から1人の女の子が俺に対して手を振っている。

 顔に靄がかかっていてよく見えないな。


 ブルルルルルル


 そして、後ろからきたバイクに気がつかずに轢かれた。


 ================




 目を開けるとやっぱり白い天井が目につく。


「起きた、起きた。蒼一、蒼一、よかった。よかったよー」

「大丈夫か、蒼一?」


 1人の女性は泣きながら抱きついてきていて、もう1人の男性は涙を浮かべて俺を心配している。


「蒼一、どうしたんだ?」

「蒼一?」


 ここで言わない方がいいだろうが気になる。

 いや、薄々気がついているが、確認せずにはいられない。


「誰、ですか?」

「蒼、一?」

「先生、どういうことですか?」


「蒼一くんは、記憶喪失なっています。轢かれた衝撃と、橋を落ちた時の衝撃でしょう」


「な、治るん、で、しょうか?」

「それはなんとも言えません」


 なんで俺はこんな冷静なんだろう。

 俺が俺じゃなく、蒼一の中に入った『ソウイチ』だからか?

 考えてもわからない。

 俺は俺じゃない。

 俺はいらない、ソウイチじゃなくて蒼一を待っていたんだ。

 なんで、俺なんだ。


「蒼一、ダイジョウブダカラネ」

「シンパイスルナ、スグモドルッテ」


 何を言ってるんだ?

 俺の知らない言語か?

 ソウイチじゃなくて蒼一ならわかるのか?

 俺は、俺はどうすればいいんだよ。


「蒼一クンハモウスコシダケニュウインシテモライマス」

「ハ、ハイ。オネガイシマス」

「オネガイシマス、センセイ。蒼一ヲ、蒼一ヲナオシテクダサイ」

「イマノワレワレデハナオセルカドウカ。ユックリトジカンヲカケレバナオルカノウセイハ……」


 頼むよ、俺に、俺にわかる言葉で会話をしてくれ。

 なんでなんだよ。

 どうすればいいんだよ。


「蒼一、ゼッタイニナオルカラキヲオトスナヨ」


 どいつもこいつも蒼一、蒼一、蒼一、蒼一って。

 俺だってここにいたくないよ。

 戻ってきてくれよ、蒼一。

 俺は、俺はこのままじゃもたない。

 息苦しい、胸が痛い、涙が……。



 ※



 あれから1週間が経ち入院は終了して、家に帰った。

 家、と言っても特に何か思い出すわけでもなく、他人の家に上がってる気持ちがあり、息苦しい。

 俺は皆が言っている言葉がわからないまま、いや、少しずつわかってきたけど、誰とも会話をしなかった。

 もう、こんな所にいたくない。

 辛いのは嫌だ。


「なら、蒼一の事を知ってる人のいない所に行けばいいのか」


 1週間ぶりくらいに出した声はカスカスで弱々しく、涙が込み上げてくる。


「お父さん、お母さん。俺、ここじゃないところに行きたい」

「ソ、そうか。そうだよな。辛イよナ」

「そうネ。蒼一がそう言うナラそうしまショウカ」

「ここは村ダからトカイニ行けばいいかな」

「蒼一はユックリシテテネ。お母さんたちが準備はシテおくから」


 俺は蒼一ではないけど、許可をくれた。

 俺は他人の体に勝手に入っているようで気持ち悪いんだ。

 早く帰ってきてくれ、蒼一。



 ※



 俺が轢かれたのは高校3年の時だったらしい。

 運よく都会にある大学は決まり、1人暮らしをすることになった。

 ここなら俺の事を知ってる人はいない。

 だから、ここなら、って違ーう。

 それじゃあ蒼一は戻ってこない。

 はぁー、今日は大学の入学式だから行くとするか。


 駅をいくつか乗り継いで大学に行く。

 知り合いがいないって事は全員が初対面。

 俺は、蒼一は人見知りだったのかな?


 とぼとぼと、そんな事を考えながら歩いているとドンッ、と音がなり、尻餅をつく。


「ごめん、大丈夫?」

「こっちこそごめん。ちょっとボーっとしてて」


 周りが見えていなく、ぶつかってしまったみたいだ。


「お前も大学だろ?」

「うん」


 よく見ると、いつの間にか大学についていた。

 ボーっとしながらでも、大学にこれるんだ。

 じゃなくて、入学式。


「俺は静岡県にある城ヶ崎じょうがさきの城ヶ崎に真実の人で真人まさと。お前は?」

「俺は……栗山ソウイチ。よろしくな。」


 一瞬、真似をしようと思ったが、名前の方の漢字が咄嗟に出てこなく、普通の自己紹介をする。


 ここからスタートだ。



 ※



 特に何かあるって訳でもなく、時間は過ぎていった。

 そして大学ではサークルへの勧誘が始まり賑わいを見せている。

 俺もどこかのサークルに入ろうと考えていたら事件は起こった。

 もしこれを誰かに言っても、「それが事件?」と笑われるだろうが、俺にとっては大事件だ。


「可愛い」


 一目惚れってやつだ。

 心が知っている、そんな気がしたがどうでもいい。

 キラキラと輝いて、とても可愛いんだ。

 その娘はこっちに気がつき、目が合う。

 その瞳から涙が垂れているのが目に入る。

 そして、


「蒼一?」


 その娘は俺の事を、いや、俺じゃない俺を知っている人だった。

 ソウイチじゃなくて蒼一を知っている人だ。


「ごめん、誰かな?」


 どこかで会っているんだよね?

 ごめんなさい。


 俺に涙を流すって事は俺の、蒼一に近しい存在なんだよね?

 ごめんなさい。


 そんな悲しそうな顔をしないでよ。

 ごめんなさい。


 胸が苦しい、胸が痛い、もう逃げ出したい。

 ごめんなさい。


「ごめんなさい」


 俺はどうにかそれだけ伝えて走り出す。

 後ろで俺じゃない俺を呼ぶ声が聞こえるが振り返らない。

 そして自分の瞳からも涙が垂れている。

 これは辛い涙ではなく、あの娘に会えたという喜びの涙だって事はわかる。

 否、わかる時がくるの方が正しい……か。



 ※



 あれからどうやって帰ったのか。

 それはわからないが、今の俺はベッドに突っ伏している。

 涙が止めどなく溢れているけど、これは俺の涙ではない。

 ソウイチの涙ではなく、俺の中にいる蒼一の涙だ。




 ================


 1人の男がスマホを見てニコニコしている。

 ここは見たことある、俺の、蒼一部屋だ。

 そしてスマホのメッセージ画面には、


『直接告白したいからあの橋の上に来てください』


 時計はもう11時を回っていたが、ここは田舎だ。

 特に夜出歩いても出てくるのは不審者ではなく熊や鹿や猿。


 軽やかな足どりであの、俺が俺になる橋へと向かっていく。


 ================




 どうやら泣きつかれて寝ていたようだ。

 そして夢を見ていた

 蒼一の頃の夢を、俺が俺になる前の夢を。

 


 今日は休みたい気分だったが、親がわざわざここに住まわせてくれて、都会の大学に入れてくれた。

 それを考えると、俺の気持ちだけで休むのはよくはないだろう。


「おぉ、ソウイチ。お前昨日はどうしたんだ。泣きながら走ってたけど」

「いや、ちょっとね。色々あって」

「そうか? なんかあったら言えよ。大学で最初に出来た友なんだから」

「あぁ、そうさせてもらう」


 大学はいいところだ。

 俺の事を知ってる人が1人を除いていないんだから。

 それにキャンパスは広いんだからそうそう会うことなんてないだろうし。


「蒼一」

「あっ、ごめん」


 俺はまた走って逃げる。

 胸が何かに掴まれているような、棘に刺さっているような痛みが起こる。


「情けない」

「何かあったのかい?」


 独り言を漏らしたら、近くにいた人に拾われたようだ。


「私は3年の麻姫まき。君は?」

「俺は……ソウイチ」

「ソウイチくんは何があったの? とても辛そうにしているけど」

「昔の知り合いに会ったんです。けど、俺の方はその娘の事をまったく覚えてなくて」

「それで逃げてきたから情けない、と?」

「そういう事です。笑っちゃいますよね」


 弱々しい笑みを浮かべてそう言う。


「俺、記憶喪失になったんです」


 なに言ってんだ、俺?


「それで、家族や大事な人、友人の名前を忘れてしまったんです」


 止めろ、止めろ。

 言いたくない、聞きたくない。


「多分、あの娘もそうだったんだと思います。俺と始めて目が会った時、あの娘は泣いていたから」


 なんで、止まれ。

 俺の口よ、止まってくれ。


「そっか。君がどんな気持ちなのか私にはわからない。だから気安く頑張れとか、辛かったねとか、言ってあげられない。けど、その娘と1回きちんと話してみたら?」

「話す、ですか?」

「そう、話す。そしたら何かいい方法が見つかるかもよ。もし無理でも私でよければ相談くらいには乗ってあげるよ」

「あはは、ありがとうございます」

「じゃあ、私は授業だから」


 麻姫先輩はそのまま校舎の中に入っていった。


 なんで止まらなかったんだよ。

『誰かに吐き出したかったから』


 止まれって何度も思ったのに。

『それでも自分だけじゃかかえ込めなかったから』


 ならなんであの娘から逃げたんだ。

『俺があの娘を、◯を好きだったから』



 ※



 大学を彷迷い、アイツを探す。

 真人ならあの娘の場所を知ってるかもしれない。

 それに、俺が逃げた時に近くにいたから何か会話をして、連絡先を持っているかもしれない。


「真人」

「おう、どうしたんだ?」

「さっきの娘は?」

「さっきの娘ってお前が呼ばれて逃げた時の娘か?」

「そう、その娘」

「わりぃ、知らないんだよ。事情を聞こうとしたらすぐに行っちゃって見失ってよ」

「そ、そっか。ありがとう」


 ダメだったか。

 もしかしたらって考えたが……また探せばきっと会えるだろう。



 ※



 あの娘を探したけど中々に見つからず1ヶ月が過ぎていった。

 名前も知らないあの娘を探すのは難しく、あてもない俺は今日も彷迷さまよっていた。


「あっ、君は」

麻姫まき先輩‼」

「どうだった? 話せたかな?」

「それが、まだ会えなくって。探しているんですが」


 避けられているんじゃないか、ってくらい会うことが出来ない。


「その娘の名前は、わかんないよね」

「はい、わかりません」

「そっか、せめてどういう娘かわかれば手伝ってあげれるんだけどね」

「ありがとうございます。でも、もうちょっと探してきます」

「うん、頑張ってね」


 麻姫先輩と別れてもう一度探す。

 今は授業がないから探せるが、あの娘が授業だったら意味がないんだよな。

 いや、ネガティブな考え方はよくない。

 そう、探せばきっと見つかるはずだから、会えるはずだから。


「あっ、君」

「ッ」


 やっと見つけた。

 やっと見つけたけど、その娘は走ってどこかに行ってしまった。

 その時に見えた顔は涙を浮かべていたのをよく覚えておくだろう。


「クソッ。次は逆になるのかよ」


 最初は俺があの娘から逃げていた。

 話すのが怖くって、失望されるのが怖くって。

 けど、いざ話そうとすると俺の事をあの娘は避けている、逃げている。

 

 その後も授業の合間に探し続けたが一行に見つからず、時間だけが過ぎていった。



 ※



 その日はゴールデンウィーク明けで、探しはしたが、やっぱり見つからずに、気分転換として食堂にやって来た訳だが、


「やっと会えた」


 俺はカレーを載せたお盆を置き、その娘の目の前に座る。

 運がいいのか悪いのか、その娘は1人でいた為、声をかけるのが楽だった。


「その、前は逃げたりしてごめん。君は?」

「私は、紺野こんのあおい。蒼一は記憶がなくなっちゃったんだってね」

「うん、その、覚えてなくて、ごめん」

「だ、大丈夫だよ。その、覚えてないかもだけど、私があそこに呼び出したばっかりに……本当にごめん」


 それだけ言い残してを葵は行ってしまった。

 きちんと話せたか? と聞かれたら否だ。

 葵は俺と話しているとき、ずっと辛そうな、今にも泣きそうな顔をしていた。

 でも……俺じゃどうしようも出来ない。

 蒼一じゃなくては。


「あれ、どうしたの?」

「まき゛せ゛んぱい゛」


 俺の声が掠れていた。

 気がつかない内に涙が出ていたのか。


「話せました。話せましたけど」


 麻姫先輩には1ヶ月色々と相談に乗ってくれてとてもありがたかった。

 気持ちが楽になったのも、話そうと思えたのもこの人のおかげだ。


「話せたけど、どうしたの?」

「泣いていました。葵は、葵は俺じゃない俺を見つけようとしてました」


 葵は俺で、ソウイチではなく蒼一を見ようとしていた。

 それは気がついていた。

 けど、それで涙したのか、話せた事が嬉しく涙したのかは、俺にもわからない。


「そっか……そうだ、ソウイチくん。この後授業ある?」

「いえ、ありませんけど」

「ならちょっと付き合ってよ」


 そう言われて俺は麻姫先輩となぜか買い物に来ている。

 と、言ってもなにか買うわけでもなく、服を見たりしているだけだ。


「麻姫先輩はなにか買うんですか?」

「いや、買わないよ。うーん」

「その、麻姫先輩ってどうして俺の事を親身になって相談とかに乗ってくれたんですか?」

「んー、最初はね、悲しそうな子がいるなーって思って声をかけたんだ。でもね、その子の話がとっても私に似てた、とでも言えばいいのかな?」

「それって」

「私も記憶喪失になった。っていうか現在進行形でね。あっ、あそこにベンチがあるからあそこで話そっか」

「はい」


 ベンチに移動してから話が始まる。


「私ね、小学校高学年の時にイジメを受けてたらしいんだよ」

「らしいって、その記憶がないって事ですか?」

「そう、私はイジメに関わった人、助けてくれなかった人含めて全員の記憶が無くなったの。でもね、私の場合、幸いだったのが家族だけは覚えていた。家族だけは忘れなかったんだ」


 少し、声のトーンを下げて申し訳なさそうに話す。

 家族だけは、か。


「家族はイジメから助けてくれたんですか?」

「いや、助けようとしてくれてたみたいなの。そこは覚えてないけどね。だからかな。私と同じ記憶を無くしたソウイチくんを見捨てられなかったのは」


 なら、俺は本能的に仲間だと思っていたから麻姫先輩に全てを話したのかな?


「それに、記憶を無くしたって事を相談してきたんだもん。そんな子をほっとけるわけないじゃん」

「ありがとうございました、先輩」


 先輩のおかげで、元気かよくわかんないがパワーはもらった。



 ※



 俺は家に帰ってから考えた。


 これからどうすればいいのか。


 葵との関係をどうするべきか。



 そして今の俺に、ソウイチに芽生えたこの気持ちをどうすればいいか。



 ※



 夏休みに入り、どちらから誘った訳でもなく俺は先輩といることが多くなった。


「左側が痛い」

「ん? どうしたの?」

「いえ、先輩といれて楽しいなーって」


 この俺の気持ちに正直にありたい。

 けど、俺はソウイチであって蒼一ではない。

 俺には選ぶ権利なんて無いんだから。



 ※



 秋になり、冬の足音が聞こえ始めた。

 この日は先輩と会えずに少し落ち込み気味で食堂に来ていた。


「ソウイチってあの麻姫さんと付き合ってるのか?」

「いや、付き合ってはいない」

「そうか……でもお似合いなんだから告ればいいのに。あっ、俺授業あるから先に行くわ」

「うん、じゃあ」


 真人まさとはあんな事を言っていたが正直どうしようか悩んでいる。

 最近は物凄い揺れていると言った方が正しいか。


「前、いい?」

「……どうぞ」


 葵は目が合う度に悲しそうな顔をする。

 そして次に苦しそうな笑顔を浮かべる。

 まだ、蒼一の事が好きなのだろう。

 蒼一がソウイチでいる事を認められないのだろう。


「戻って、ない、よね」

「うん、ごめん」

「謝んないでよ。元はと言えば私が悪いんだし。それでね、ちょっと時間ある?」

「……うん」


 そのまま俺は葵と近くの道をブラブラと歩いていた。

 周りからはギクシャクしているカップルに見えているだろうか。


「あのね、蒼一。私はまだ蒼一の事が好き。だから、だから私と付き合ってほしい」


 ソウイチを見るその目には沢山の涙を浮かべている。

 そんな目の見ているのはソウイチではなく、やっぱり蒼一。


 もし、もしも俺にも選ぶ権利があると言うのなら、


「……ごめん」


 そんな俺の言葉を聞いた葵は……。



 ※



 胸が苦しい。

 葵を傷つけてしまった事を心が泣いている。

 葵を傷つけてしまった事を気持ちが嘆いている。

 それでも、ソウイチに選ぶ権利があるなら、蒼一に選べるなら、


「先輩、好きです」



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