第47話 流れ吹く風
清次郎たちが離脱をする少し前の事であった。
蘭国の東側では壁が破られると、そこから続々と喃国の兵士たちが侵入していた。
駆けつけた鳳歌たちの隊は、それを止めようと防衛に当たっている。しかし、喃兵たちの数は予想していたものよりも多く、その力も強いものであった。
戦いを早く終わらせようとしていた清次郎が、兵の大半をこちら側へ割いたからである。
鳳歌たちは、清次郎の考えていた通りに手を焼くと、喃国の兵士たちを止めきれずにいた。侵入は、既に城下町の方まで進み始めていた。
そんな中、蘭国の兵士である一人が汗を流すと、息を切らせながら言った。
「はあっ……くっ、次から次へと──」
その頭には額当てを付けると、梟華隊であると示している。
次梟の梟華隊──。それは蘭国では最も入隊する事が難しいと有名だった。力は当然の事ながら、強い精神力も必要とされる厳しい隊である。
だが入隊を希望する者は後を経たないでいる。重要な任を行う花形の部隊と言う事もあったが、それは次梟と言う男に憧れを抱く若者が多かったからである。
そして鳳歌は、そんな若者たちの入隊を判断する立場でもあった。今はその隊を率いると、侵入を防ごうと指示を出している。
「こっちは大丈夫だっ! お前たちは城下町の防衛にあたれ!」
普段は温厚である鳳歌の声にしては、かなり激しい口調だった。
「しっ、しかし……」
隊の兵士は、返事を詰まらせた。大丈夫とは言えない状態である事は明らかである。
そんな鳳歌たちのやり取りを聞いていた喃国の兵士が笑いながら言った。
「がはははははっ! その人数で、なかなか良く頑張ったがな! だがどこまで持ちこたえれるかな? 今ならまだ間に合うぞ。早いところ諦めて、素直に負けを認めた方が賢明だと思うぞ?」
何処か賊の棟梁のような風貌に、顔には多くの古傷が残る大男である。喃国の兵士たちを率いている
獏は、鳳歌たちと正面から戦うと手間を取る事になると判断すると、今の戦いを続けながら兵士たちを蘭国城と城下町の方へ回した。場を力だけで抑え込もうとはせず、有利である数を生かすと鳳歌たちの隊に揺さぶりをかけたのである。鳳歌たちの統率力が高いと見抜いたその指示は的確だった。
鳳歌たちは、獏の足止めに苦戦して戦力を割くと、左右へと散って行く他の兵士まで、手が回らない状況に追い込まれていた。
「ここは気にするな! 先に本城が落ちたら意味がない! お前たちは城に向かう敵の撃退と民たちの避難を手伝えっ!」
「はっ、はい!」
鳳歌の指示を受けた兵士たちは、その場所を離れて行くと隊の数は更に減った。
「……お前が指揮官だな? その見た目に寄らず、なかなかの腕前だ。だが、だからこそわかるだろう? このまま戦った所で時間の問題だとな……あまり良い指示とは言えんな」
獏の言う通りだった。この状況化の中で、更に数を減らす鳳歌の策は賢明ではない。とは言え、これ以上の侵入を許すのは、城までの被害が大きく想定されるもので、収拾がつかなくなると判断した苦肉の策であった。
獏は、そうやって数を減らした鳳歌の策を知ると、一気に畳み掛けようと周りの兵を集結させた。
「くっ……」
鳳歌が声を出した。
獏は、その容姿に似合わず抜け目のない男だと思ったからだ。攻めどころをよく知っていた。
当然だった。獏は、過去には大勢の配下を持つ海賊の頭だった。その規模は、知った海賊なら尻尾を巻いて逃げるほどのもので、名も界隈ではよく知られた存在である。
しかしある時、その勢力を伸ばそうと喃国に仕掛けた事が獏の失敗だった──。
ある晴れの日、次の獲物を探そうと海を漂っていた獏の船は、島の端にある喃国を発見した。そしてそこにある資財を狙おうと攻撃を開始する。
海戦に絶対の自信を持っていた獏だったが、清次郎の率いた喃国の海兵たちに追い込まれた。そうして獏の配下は、その全員が捕らえられる事になる。
打ち首だと思われていた最後に、清次郎が姿を見せると獏の前で言った。
「……なかなか良い腕だ。船の修理が済んだ後に出て行くんだな」
「──! しょっ、処刑ではないのか!?」
「ふっ、それに何の意味がある? この国を狙わないと言うのなら、もう別に争う理由はない。この国で生きていくのも良いだろう」
「……っ!」
「だが、厄介事だけは御免だ。その間は……暴れてくれるなよ?」
獏は、そうやって笑った清次郎の笑顔と器、その男気に惚れた。そして、その実力と経験で他の者を寄せ付ける事なく、喃国の海兵をまとめる兵士までに成長していった。
清次郎と霧島、二人の目的を教えられるまでに信頼を得た獏は、鬼が居る喃国の現状を知る。
その時の獏は、さすがに驚きを隠せないでいたが、少しすると豪快に笑った。
「しかしまあ……鬼のお宝を狙うってのも悪くないですな。がはははははっ!」
獏とはそういう男だった。
そして、清次郎が率いているこの戦いも、また喃国の為であると信じて疑わなかった──。
喃国の兵士たちが獏の側へ集まると、陣形を整え始めた。
鳳歌はその様子を見てどうするかと、判断と決断を迫られている。
「ほ、鳳歌さんあれ……」
隣に立つ兵士が、ある事に気付いて囁くように言った。
「……!?」
鳳歌は、兵士の向けた視線の先へ目を向ける。するとそこには、国を守る壁の上で潜んでいる夜鳥の姿があった。
夜鳥は、にひひと八重歯を見せて笑うと鳳歌に合図を送った。
鳳歌はそれに頷くと、獏に気付かれないように周りに夜鳥の存在を伝えた。それを聞いた兵士たちは、了解とばかりに目配せをする。そして、全員が鼻をつまんだ。
両国の兵が向き合うと、戦いが始まろうかと言う中で、突然鼻をつまんだ鳳歌たちを見て獏は目を大きく開いた。
「……あ? お前らなんの真似だ? そりゃあ」
不思議に思った獏が聞いた──その時だった。
夜鳥は、懐に忍ばせていた炸裂弾を取り出すと、獏の部隊側へと投げた。
弾はゆっくりと地に落ちるとバチンと破裂して、仕込んである火薬が反応して弾け飛んだ。辺りは一瞬で炎に包まれる。それは光輝くと夕焼け色のように紅く噴いて、獏の兵士たちに襲いかかった。
「──うあああああっ!」
多くの悲鳴が上がった。
「さっ、炸裂弾か! 小癪な真似をっ」
獏は、うろたえる兵士たちを見て歯を食いしばる。
そうやって空へと大きく昇った煙こそが、遠くに居る次梟たちが目にしたものであった。
予想していた以上の火力を噴いた炸裂弾に、投げた当人の夜鳥は少し驚いた表情を見せる。
「……お? 火薬の量が少し多かったのかな? にひひ」
しかし、火薬の問題ではない。
獏は、奇襲を受けた後も大きく慌てる事なく、兵士たちに冷静な指示を出していく。
「うろたえるなっ! 被害を受けた者は下がれ! それ以外の者は陣形を崩すなっ!!」
混乱した兵士に寄って起こる同士討ち、二次被害を避ける為の指示であった。そして視界を塞ぎ始める様々な色の煙幕に目を向ける。
「……煙幕か。だがこの程度で……うッ!」
煙幕から流れる強烈な悪臭は、獏だけでなく兵士たちを混乱に陥れた。
「がっ……な、なんだこの匂いは……」
兵士たちは、身体をバタバタとさせて悶絶すると声を上げる。
「はっ、鼻が、鼻があっ!」
「──はッ!? うああぁっ!」
周りが見えない煙の中で、突然背中を斬られて声を上げる喃国の兵士。
鳳歌たちは、夜鳥の炸裂弾をきっかけに獏の部隊へと一斉に攻撃を仕掛けると、兵士たちを倒していく。
次々と上がる兵士の叫び声を聞いた獏は、冷静さを欠こうとしていた。
「きっ、貴様らっ! こ、この悪臭は……ムゥッ」
獏は、右腕で鼻の周りを覆うと動きを止めた。そして、鳳歌たちがそうした理由を今になって知る。
「……ちぇっ、なんでだよ。この香りのどこが悪臭だって言うんだよ。こんなに良い香りなのにさあ」
夜鳥はそう言って、鼻を覆いながら戦う両国の兵士たちを壁の上から眺めると、一人不満そうな表情を浮かべていた。
こうして鳳歌たちは、獏の部隊を押し返していった。
「ひぃっ! た、助けてくれえっ」
蘭国の大通りでは、様々な物品が地面に散乱していると、恐怖に怯えて逃げる者たちの姿が見えていた。
鳳歌たちの網を抜けた獏の兵士が、城下町に続々と顔を出し始めたからである。避難の遅れていた民たちは、それらから逃れようと混乱を起こしていた。
「はあっ、はあ……う、うあぁだっ誰か! 助けてくっ──ッ!」
喃国の兵士に追われていた男が、後ろから刀で斬られると「ウッ……」と声を上げて倒れた。背中からみるみる血が溢れ出すと、側に立つ喃兵の足元へと流れていく。
「……へっ、蘭国の民ってヤツは腰抜けばかりか? そんな情けないようじゃ、こっちで暮らす事も出来やしねえぜ?」
喃国の兵士は、男の身体を踏み場にすると一息をついた。喃国では、兵士でない者も少しはマシな抵抗をするであろう。そして、向けた視線の先にある蘭城を眺めるとニヤリと笑った。戦いの目的である最高の獲物が目の先である。
そんな喃兵の近くに、薄ら笑みを浮かべて仲間が一人やって来る。
「おい……あれを見ろよ」
「あん?」
喃兵は、そう言われて送られた視線の先を向いた。そこには茶屋や民家があると、侵入している他の喃兵たちの姿がある。既に略奪を始めていた。
「はっ! あいつら元盗賊か? 手癖の悪い奴らだ。まだ城も落ちてねえってのによ」
「……俺たちもやるか?」
「じゃあ、どっかの遊郭でも狙うか?」
「悪くないねえ」
「だろ?」
「だけどよ、さすがにもう女たちは城に避難してんじゃねえか?」
「違えねえな」
二人はそう言って笑うと、先に城を狙おうと取り決めをした。その間、逃げ遅れている民を見つけると手当たり次第に斬っていった。
そんな喃国の兵士たちの手は、刻々と千里たちの住んでいる場所にも迫っていた。
城下町近くにある家の一つである。その中では、外から聞こえてくる悲鳴や叫び声を聞いて、騎助が千里を急かしていた。
「ねっ……姉ちゃん早くしろって!」
「ちょっ、ちょっと待って、これとこれも……」
千里は、城への避難をする為に
「そ、そんなのはいいって! 早くここから逃げないと!」
騎助は、焦りと苛立ちを混じえながら言った。そして、やっと準備を済ませた千里を見て、騎助は家の入り口へ向かおうと足を動かそうとする。だが、千里の足が止まった。
「あっ……お、お父さんたちの遺品が……」
「姉ちゃんっ! もうそんなのは後でいいって!」
「だめよっ! もうあのぐらいしか残ってないんだからっ!」
「姉ちゃん!」
騎助は、そうやって引き返していく千里に呆れると地団駄を踏んだ。もういつ喃国の兵が来てもおかしくない状況だったからだ。そしてその通りだった。
家の外にある庭の畑から話し声が聞こえて来ると、それは民とは思えない男たちの声だった。
「……ねっ、姉ちゃん!」
騎助は、少し開いた襖の隙間から喃兵二人の姿を確認すると、声を潜めて千里を呼んだ。
喃兵たちは、畑にズカズカと踏み入れている。
「……なんだあ? この畑は? 芋でも植えてやがんのか?」
「おい見ろよっ! この
「ああーん?」
「あうる……だってよ。がはははっ、あ? 売る? 売り物にもならねえっつうの」
作られている案山子の頭には、磁器の欠片が角を模して刺さっていた。騎助が割ったものである。それはまるで、誰かに悪戯されたような案山子で貧相なものだった。そして、今にも外れそうな目玉で喃兵たちを怨めしそうに見ている。
仲間に案山子の名前を聞かされた喃兵は「はあ?」とだけ言って興味を示さず、畑に植えてある作物を抜き出した。それを手に持つとしげしげと眺めている。
兵士は、それを食せると判断するとガシリと噛った──カリッコリコリッと小気味の良い音と歯応えがある。そして少しの甘さが口の中に広がった直後、突然の辛さが喃兵の口の中を襲った。
「……ッ! ブハアァッ! がほっ、がはっ、け……な、なんだこりゃあ」
兵士は、勢い良く吐き出すと咳き込んだ。
「……俺が知る訳ねえだろ馬鹿。でもおい、これを見ろよ」
「かっ、けっは……あっ、あん?」
落ち着いて来た兵士は、仲間の言うそれを見て目を開くと、今度は互いに顔を合わせてニヤリと笑みを浮かべた。
喃兵たちが見た物──それは、衣服を洗う為の洗濯板だった。二人は「女」が居る。そう思った。
喃兵たちは、家の縁側辺りを眺めるとそこから中へ入ろうと足を進める。家の中へと入る襖の手前で息を潜めると、顔を見合わせて頷いた。
「そおうらぁっ! 二名ほどこっち側から御免下さいよっと!」
喃兵は、勢いよく襖を蹴飛ばした。
襖は、その衝撃で音を立てて転がっていくと、先の炊事場にある仕切り板にガツンと当たってカタカタと鳴る。やがて、音が鳴りやむと室内には静けさが立ち込めた。
「……あぁーん?」
喃兵たちは、期待していた様子でなかった事に拍子抜けをすると、落胆の表情を浮かべてあんぐりと口を開いた。
「ちっ、もう逃げた後かよ」
喃兵たちは、人の姿がない部屋の中に転がっている湯呑みや鏡を蹴飛ばしていく。そして諦めて外に出ようとしたその時である。室内に漂う気配を察知すると二人は顔を見合わせた。腐っても兵士だった。二人は、隣にある部屋の室内を眺めた。そこに人の姿はない。だが兵士たちにはわかっていた。
部屋壁の後ろにある人の気配である。
そこには、囲炉裏から火ばしを持った騎助が、姿を潜ませていた。
喃兵たちは、さっきとは変わって今度はニヤニヤと笑みを浮かべると嬉しそうに話す。
「……ち、なんだよ。誰もいねえのか」
「ああ、それは残念だな。せっかく土産もあるってのによ」
そして兵士の一人が、その室内に足を踏み入れようとした時であった。
「あああぁっ!」
騎助が叫びながら、兵士を狙って火ばしを降り下ろした。
「……おっ、と」
兵士は、それをひょいと軽く交わした。だが、そうやって姿を見せた者が想像と違った為、表情は複雑なものになった。
「あ、ああーん? な、なんだあ? お前は──」
「うあああぁっ!」
騎助は、自分の恐怖をかき消すように叫ぶと、懸命に火ばしを振り回す。
「──つッ!」
兵士は、言葉も聞かずに暴れる騎助の手に少し危険が及ぶと表情を変えた。
「ッ──この餓鬼っ!」
振られた左の拳は、その甲が騎助の頬に当たって鈍い音を出した。騎助の身体は、宙に浮いて飛んだ。そして室内にある箪笥にドスンとぶつかって、滑るように崩れ落ちた。
「あ、あぁっ……がっ……」
騎助の叫び声は静かになると呻き声に変わる。
兵士は、呻いている騎助を無視すると、そのまま室内を見渡した。
「……おい餓鬼、ここはお前だけか?」
その質問に、騎助は答えなかった。苛ついた兵士は「ちっ……」と舌打ちをすると、倒れている騎助にゆっくりと近づいて腹を蹴った。
「ぐああっ……!」
大きく叫び声を上げる騎助、その様子を見ていたもう一人の兵士が笑った。
「あっはははは、お前なに餓鬼を相手にそんなにムキになってんだよ。残念だったな。まあ何か金目の物でも探してさっさと次に行こうぜ。そんなに慌てる必要はねえよ。まだ先にいくらでも機会はあんだろ?」
「ちっ……くそ餓鬼が。変に期待させやがって──あ? なんだあその目は? 死にてえのか」
「おいおい、まだ餓鬼だろ」
「……いーや。こんな目つきをした餓鬼は、ロクな奴になりやしねえ。ここで殺しておくのが世の為、人の為……そうだろ?」
「──」
言葉を聞いていた騎助の表情が怯えに変わった。
「まあ別に止めはしねえけどよ。ははは……じゃあ俺の方はちょっと宝探しとさせてもらいますか」
兵士の一人はそう言うと、辺りを見渡して室内を物色しようと行動に移った。
「……生意気な目つきしやがって」
残った兵士は、騎助の前で刀を握り締めている。
「あっ、あ……」
騎助は、痛みも忘れて死の恐怖に身体を硬直させていた。そして兵士の刀が振り上げられる。その時であった。
「──やめてっ!」
布で覆われていた物入れから、隠れていたはずの千里が飛び出した。
「──!」
突然の声と状況に驚く兵士の二人。
千里は、騎助の所まで来て庇うと抱き抱える。身体は震えていた。
「ねっ……姉ちゃん……」
小さく声を出した騎助だったが、その続きが出てこなかった。逃げろ──と。
兵士の二人は初めは驚いていたが、やがてニヤリと笑みを浮かべた。
「……ほう、ちゃんと居るじゃねえか」
「ああ……しかも、なかなかの上玉だ」
そうやって舌舐めずりをした。
千里と騎助は、兵士たちを前に身を寄せ合うと、ガタガタと震える事しか出来なかった。
蘭国と喃国の戦い──家の外から聞こえていたはずの争いの声が消えると、兵士たちに飛ばされた襖の場所から風が舞い込んだ。
その風は、火薬と血の匂いを連れると、その中にはわずかな悪臭が混じっている。
だが風が連れて来たのはそれだけではない。
千里たちはまだ知らないでいた。そしてまだ思い出せずにいた。風を従えて操る鬼の存在。亜羽流の存在を──。
庭にある案山子が風に吹かれて小さく、笑うように優しく揺れていた。
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