黒きバニッシュ
薄暗いステージに悠然と歩みで現れたるは・・・・
漆黒のドレスの美女・・・・
ハイヒールも黒であり・・・・
すらりとした足も黒いタイツで太もも迄覆い・・・・
股間も黒で覆い・・・・・
黒い前開きドレスを豊満な胸下の金の紐で・・・・
「すけすけ」
「肌の白さと相まって」
顔は黒い仮面赤い目と口・・・・
「おーこわ」
仮面は怒りを表し・・・・・
漆黒の髪は美しく・・・・
歩くたびに・・・・・
「あふれるねー」
「・・・・・捕らえられる者無き」
「黒きバニッシュ!」
「シュウ・カトウ」
美しき美女は俺の前に進み出ると・・・・
「シュウよ」
「ジョーだ」
手を差し出すので握手・・・・
素手で感触の良い事・・・・
戦闘体には生身のコピーを用いなければいけい・・・
これも制限の一種・・・・
「流石素晴らしき婦人」
「最底辺の闘技者にも礼を!」
「良き戦いを」
「良き戦いを」
穏やかに伝えあい・・・・・
シュウは消える・・・・
「バニッシュね」
俺の視線先で黒い木刀を八相に構え・・・・
開始宣言を今かと待ちわびるシュウ・・・・
仮面は燃え盛る様に口は大きく開かれ・・・
アイは輝き燃え盛り・・・・
俺はゆらりと薄暗いステージにただ立つ・・・・
観客は静まり開始を待ち・・・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます