第9話
「ここです!」
「ありがとうございます」
ジークは、作戦会議のテントに入るとラルドと三人の兵士が作戦会議をしていた。
「ラルドさん、こんちわーす」
「ジーク君!?」
ラルドは、ジークが突然テントに入ってきて驚きながらジークを見た。
すると、一人の金髪の男性が「ラルドさん、この子供は?」と、ラルドに聞いた。
「あぁ、この子はジーク・ブラッド、死神のバリウス・ブラッドの息子さんだ」
「えっ?、あの残虐で暴虐の死神のバリウス・ブラッドですよね…」
「そ…うだけ…ど…」
「………」
ラルドは、自分の事ではないが自信満々に金髪の兵士にジークのことを言っていると、三人の兵士は唖然としていた。
「それで、ジーク君」
「はい?」
「ここにはなんで来たのかい?」
「いや、破滅級と戦いたくて」
「いいかい、ジーク君」
「待って!」
「なんだ?」
「ラルドさん、索敵魔法に空中に三体の魔物と森の方向から約三百程の魔獣の反応がします」
「嘘だろ!」
ジークは、索敵魔法に魔物と魔獣の反応を掴みラルドに伝えた。
すると、ラルドはまだ全然準備が終わっていなかったので、すぐに兵士達を迎撃するために急いで準備を始めた。
「急げ!、もう来るぞ!」
「あと2分ぐらいで森からの魔獣が来るのと、10分ぐらいで空中の魔物が来ます!」
「よし、王国の兵士は急いで迎撃の準備をしてくれ、魔法団はすぐに詠唱の準備をしてぬれ、あと警備隊はすぐに弓の準備を始めろ!」
そして、王国の兵士達は森の方向に槍を向けて警備隊は弓を構えて、魔法団は詠唱を始めた。
死神に拾われた少年は英雄を目指す 鮫紙 大使 @haya1215
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