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第6話」への応援コメント


  • 編集済

     鮫紙さんがしっかり描写しようとしたのは伝わるのですが、鮫紙さんの文章のクセとして、『しっかり描写しようとするあまり、いろんな情報を一つの文章ににぶち込み過ぎてしまう』というのが見受けられます。

    作中の文章を二箇所ほど引用させて頂くと、

    ① ジークとギルとメイネは、訓練場に着くとジークが早速ギルとメイネの魔法の威力を見るために魔法で土の壁を作った。

     この文章では『三人が訓練場にやってきた』という『場面の描写』と『ジークが二人の魔法の威力を見るために土の壁を作った』という『キャラクターの行動の描写』が一文にねじ込まれてしまっているせいで文章がこんがらがっています。こういう時は『場面の描写』と『行動の描写』を分けると良いと思います。あくまで一例ですが、

     ジークとギルとメイネの三人は訓練場にやってきた。(←場面の描写)
     ジークは訓練場に着くなり、魔法で土の壁を作った。ギルとメイネの魔法の威力を見る為である。(←行動の描写)

     みたいに分けるとスッキリするかなと。ちなみに行動の描写の部分で、文章の前後が少し入れ替えてあるのは、鮫紙さんのもう一つのクセである、文章の大半が『○○は××した。』で終わって文章が単調になってしまう事を抑える為です。

    ② そして、ジークがオリジナルの破壊魔法の魔法陣を集中して組んでるのをそっーとギルもメイネがジークの後ろから見ると、ジークは古代魔法と古代文字を使って魔法を作っているのを見たギルとメイネは思わず「なにこれ!!」と、声が出てしまいジークに気づかれてしまった。

     ここも一つの文章に情報をブチ込み過ぎなので、二つに分けて整理した方が良いと思います。仮に僕がこの文章を整理するとしたら

     オリジナルの破壊魔法の魔法陣を集中して組んでいるジークを、ギルとメイネが背後からそっと覗くと、ジークは古代魔法と古代文字を使って魔法を作っていた。
     それを見たギルとメイネは思わず「なにこれ!!」と、声が出てしまい、ジークに気づかれてしまった。

     みたいな感じでしょうか。

     あとは、『○○した』と『○○しようとした』をきちんと使い分ければクオリティがアップすると思います。これも二箇所ほど引用させて頂くと

    ① ギルとメイネは目の前の高い土の壁に魔法を撃つために詠唱を始めようとした。
    「まてまて、詠唱いるか?」

     のくだりです。

     ここは詠唱を『始めようとした』だと、ギル達は文字通り詠唱を始めようと思っているだけで、まだ何もしてない事になります。まだ何もしてないのに「まてまて、詠唱いるか?」は会話が成り立っていないので、ここは『詠唱を始めた』が正解ですね。これだとギル達は既に行動に移している事になるので、「待て待て、詠唱なんているか?」の会話が成立します。

    ②ジークに出来るようになったと言いに行こうとすると、ジークはオリジナルの破壊魔法の魔方陣を組むのに集中してギルとメイネの話しを聞いていなかった。

     ここも『言いに行こうとすると』だと、『ジークに言いに行こうと思っている』という段階で、行動に移す前という事になってしまいます。
     まだ行動に移していないので、当然ジークは二人の話を聞いてないという事になります。そもそも二人に話しかけられていないので。

     なのでここも、

     ジークに出来るようになったと『言いに行ったが』、ジークはオリジナルの破壊魔法の魔方陣を組むのに集中してギルとメイネの報告を聞いていなかった。

     ですね。些細な事ですが、些細な事だからこそ大事な部分なので。

    (´∀`)b〈良かったら参考までに

    追伸:今更ですが、作者様のお名前の読み方は『さめがみ』さんでいいんでしょうか……?

    作者からの返信

    すみません、こちらの都合で返信が遅れました。
    コメントありがとうございます。
    いま、訂正しましたので確認してもらえると嬉しいです。
    「さめがみ」で合ってます。
    これからもよろしくお願いします。