第6話

ジークとギルとメイネは、訓練場に着いてジークはギルとメイネの前に立った。

そして、ジークが早速ギルとメイネの魔法の威力を見るために魔法で土の壁を作った。

すると、ギルとメイネは目の前の高い土の壁に魔法を撃つために詠唱を始めた。

「まてまて、詠唱いるか?」

「えっ?、詠唱しないと魔法は撃てないんじゃ…」

「いや、無詠唱で普通に撃てるから…」

「えっーと…どうすれば無詠唱で魔法を撃てますか…師匠………」

ジークは、無詠唱の魔法の撃ち方もわからないギルとメイネにどうしてこんなことも出来ないのかと思いながら教えようとした。

「まずは、身体の魔力を全身に巡らせて、それから手や足に魔力を集中させるのが普通だな」

「やってみます!!、師匠!!」

そして、ギルとメイネは身体の魔力を巡らせて手や足に魔力を集中される練習を始めた。

ギルとメイネが無詠唱で魔法を撃つための練習をしているなか、ジークは「どんな破壊魔法を作ろうかなー」と、オリジナルの破壊魔法をニヤニヤしながら考えていた。

「出来た!!」

ギルとメイネは無詠唱で魔法を撃つための基礎を完全に習得して、ジークに出来るようになったと言いに行った。

すると、ジークはオリジナルの破壊魔法の魔方陣を組むのに集中してギルとメイネの話しを聞いていなかった。

そして、ジークがオリジナルの破壊魔法の魔法陣を集中して組んでるのをそっーとギルもメイネがジークの後ろから見ると、ジークは古代魔法と古代文字を使って魔法を作っていた。

すると、ギルとメイネは思わず「なにこれ!!」と、声が出てしまいジークに気づかれてしまった。

しかし、ジークはオリジナルの魔法の魔法陣を見られたが何も言わずに立ち上がりギルとメイネに「よし、あの土の壁になんか魔法を撃ってみろ」と、言って腕を組んだ。

「わかりました!!、師匠!!」

ギルとメイネは、オリジナルの魔法を作っていたのを勝手に覗いて怒られると思ったが、ジークは特に変わらずに接していたので、ギルとメイネはホッとした。

そして、ギルとメイネは土の壁に手を向けて魔法を撃つためにギルは右手にメイネは左手に魔力を集中させた。

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