新型コロナウイルス関連

新型コロナウイルス 中国人が外出し始めた

新型コロナウイルスが猛威を振るい、中国の多くの都市が封鎖され、人々は自宅待機状態にあった。

しかし、感染者の増加がほとんど見られなくなってきたことを受けて、3月に入ってからは少しずつ市民が外出し始めた。


長い間自宅にこもり続けたのだから無理もない。

甘粛省蘭州では、春の陽気に誘われて黄河沿いの景区で市民が凧揚げに興じているらしい。


一応、マスクは必須、集会や出店も禁止と景区の管理人は警告しているが、ニュースの映像を見る限りかなりの人数が集まっている。

再流行を警戒しつつも、これまで市民が耐え忍んできたことを考えて多少は大目に見ているのかもしれない。



浙江省の友人もいよいよ家族でお出かけをしたらしい。

もちろん人が密集している地域ではないが、風光明媚な景区に遊びに行ったりして、ストレスを発散しているようだ。


友人は浙江省の学校の職員である。状況が良くなってきたとはいえ、学校はまだまだオンライン授業が続いているようで、学校にも特別に許可を受けた数人の職員しか入れないらしい。実際の登校は4月以降に開始するようだ。


しかし、その分夏休みがほとんど無くなるというがもっぱらの噂だ。オンライン授業だけでは補填できない学校の課程や業務はいくらでもあるのだろう。


流行終息後の旅行ブームは、日本のインバウンド復活をもたらすだろうが、中国の学校関係者は夏も働き続けることになるのかもしれない。


もちろん、日本の新型コロナウイルス流行が夏までに終息していれば、の話であるが。

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