旅行・滞在記

中国のにおい

中国には中国のにおいがある。


中国の空港に降り立った時、そのにおいは不意にやってくるのである。



その国にはその国独特のにおいがあるとはよく聞く話で、日本だと醤油のにおいがするとかなんとか。


おそらく中国の場合は、花椒かなにかのスパイスのまじったにおいだろう。


その真偽はともかく、他の東アジア東南アジアの国と比較しても中国のにおいは格別で、空港に着いた時、すでに圧倒的存在感がある。


このにおいを感じると「ああ、中国に来たな」という実感が湧くのだ。



当然、街中も大変におう。特に際立っているのは臭豆腐のにおいだ。

お店からにおうならまだしも、店や屋台から垂れ流した水が排水溝を通って、道の側溝から臭豆腐のにおいが立ちのぼるため、しばらく歩いても、このにおいからなかなか逃れられない。


個人的にはそれほど苦痛でもないのだが、人によってはこのにおいが耐えられないらしい。


臭豆腐ではないが、中国のにおいは近年日本でも感じられる機会が増えてきた。


もし私の言っていることが分からない方がいれば、池袋西口や高田馬場に行ってみることをおすすめする。

どうもここでは、長崎や横浜の中華街よりもリアルな「中国のにおい」がするのである。

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