第123話 エテメン・アンキン6階6


 はいはい、と手をひらひらさせながらレジャーシートに座り直した悠里。そこまでの間、悠里は一切目を合わせなかった。わかるわかるぞ、勢いでやったけどめっちゃ照れるもんなこれ。

 どうして海外ではハグを当然のようにできる文化があったりするのだろう。まさかやつら、ハグを常習化することでメンタルトレーニングでもしてるんじゃないか? 『羞恥心なんぞ犬の餌にもならん』とか言い出しそうなイメージあるしな、偏見だけど。でも羞恥心ならたぶんエアリスの餌にはなるな、“感情はおいしい”らしいし。


 そんなことを考えていると香織が脚に手を添えて眉をピクピクさせていることに気付く。もしや怪我をしていて、無理をして俺の膝枕をしてくれていた? それとも突然のハグに驚いて脚を変な方向に曲げちゃったのだろうか? そうだったらなんかすごく悪い気がしてくるんだが。そう思い悠里に目をやると、意外な言葉が返ってくる。


 「足が痺れてるみたいよ」


 「え、もしかして結構眠ってた?」


 「二時間ちょっとかな」


 「うわそんなに……ご、ごめんね、すぐ治すから……え?」


 自分で言ったことの意味がわからない。治す? 俺にはそんな能力は……【不可逆の改竄】っていうのがあるにはあるけど“俺”がやろうとして簡単にやれるものではないし、他の人を対象にするとなるとできないまである。基本エアリス頼みなものだしわからないが。

 だが俺は今、なんとなくだが香織の足の痺れをなんとかできそうな気がしていた。一応の断りを入れてから眠っている間お世話になっていたらしい香織の脚に触れないくらいのところを手で撫でるようにする。すぐに効果があらわれそれは絶大だったようだ。


 「あれ?」


 「つんつ〜ん」


 「全然ジーンとしないよ?」


 「もしかして今ので治ったの?」


 「……みたい」


 「えぇぇぇぇ!?」

 「えぇぇぇぇ!?」

 「えぇぇぇぇぇぇ!? マジかよ!?」


 「やった本人が一番驚いている件について。ウケるww」


 「うわぁ……どういう進化したのさ、悠人ちゃん」


 「進化? なにそれ?」


 眠っている間の事を聞くと、フェリシア曰く“進化”をしている可能性があるらしい。しかも見た目も変わる可能性があるかもしれないという事に若干の不安を覚えた。

 俺が起きたのと入れ替わるようにチビは起き上がる事も目を開けることもなく眠っているようになったようだ。そのチビだが、実はすでに一度進化しているらしい。本来ならばシルバーウルフはこのサイズにはならないらしいのだが、その壁を一応の飼い主である俺ですら気付かずナチュラルに越えたのには成長限界に至る以前に進化していたという理由があるのだろう。


 チビの進化がどのタイミングでというと、心当たりとしては星石。俺も最初に手に入れたものがそう見えたのだが、赤く見えていたことがあった。それを欲しがっているとエアリス経由で聞いたのでチビにだけ赤く見える星石はチビにあげたのだった。

 それともうひとつ、龍神・イルルヤンカシュだ。俺が能力を使えなくなった時があり、その時にチビに何かしていたはずだ。それらが関係ないのであれば、強くなれば自然に進化するとか、日々の食生活とかそういうということくらいだろうが、こういった検証やらはエアリスに任せておいた方が楽なので俺は考えない事にする。


 話を戻す。フェリシアの言う通り俺が進化したことによる能力拡張的なものなら、『痺れてるのが治って欲しい』と思っていたことが現実になったことだ。どうやって? それは俺が聞きたい。だってそう思っただけで、能力だ理論だ計算だというものはまったく意識していなかったのだから。


 「ところで、俺の見た目ってどっか変わった?」


 まじまじと四人の女子に全身を舐める様に見られる。服はしっかり着ているのになんだろうこの羞恥心。

 まぁひとつ屋根の下で共同生活をしてるわけだし、俺があちらを見るのは問題ありだがこちらが見られる分には今更だ。というのもすでに何度かいろんな理由をつけて風呂場に特攻されてるからな。俺の入浴シーンなんか見て何が楽しいのやらわからんが。あーでもチビを洗おうとしてる時に特攻してきた事があって、その時みたいに代わりに洗ってくれたりするなら話は別だ。最近チビがますますでかいからなぁ。小型化した状態で洗うのもいいが、チビ的には元のサイズで洗われた方が気持ち良いかもしれないと思い時々そうしている。

 そんな事を考えている間に彼女たちの検分は終わったようだ。


 「変わってなさそうかな」


 「う〜ん、たぶん変わってないと思いますよ?」


 「悠人ちゃんは角くらい生えるかなって思ってたけど違ったね」


 「角と尻尾も生えたら、あーしとオソロだったのにー」


 「そうならなくてよかった……」


 そういえばと思いエアリスに呼びかけるとそれまでだんまりを決め込んでいたエアリスがひょっこりと顔を出す。とは言っても見えるわけではないのでひょっこりが合っているかは知らない。あくまで雰囲気だ。


 (エアリスも無事戻ってこれたんだな)


ーー はい、少しはっちゃけてしまったような気がして反省していました ーー


 (それでだんまりだったのか。でもちょっと記憶が曖昧な部分があるけど、あんなエアリスも悪くないと思うぞ。楽しいし)


ーー そ、そうでしょうか? ワタシにはやはり……スーツをビシッと着こなし眼鏡をクイックイッとしつつ二十四時間マスターのお側にお仕えする敏腕秘書系で、夜もお任せください系オールマイティデキル系のオンナが似合うと思うのですが。いかがでしょうか? ーー


 (もはやそれって何系なの……ちょっとよくわからないけど、まぁ好きにすればいいんじゃないか?)


ーー ではそうします。もしも“それはちょっと”と思うものがありましたら言ってください ーー


 (まぁどんなエアリスでも、エアリスはエアリスだ)


ーー マスター……ではその場の気分で変化するいろいろなワタシをお楽しみください ーー


 (ところでさ、さっきのアレ、なんだかわかるか?)


ーー 香織様の脚の痺れを癒した地味ですが有用そうなアレですね? ーー


 (そうそう地味な〜……って誰が地味か。で、あんなこと俺にできるはずなくね?)


ーー フェリシアの話から察するに、そういった面で進化した、とも取れますが ーー


 (とはいえだよ。俺が普通にしゃべったくらいじゃ“真言”が発動しないようにエアリスがしてるはずだろ?)


ーー はい。先程のアレはそれを完全に無視していました ーー


 (ふっ。無口なハードボイルド系男子になる時が来たかもしれん)


ーー それに耐えられるのであればそれでも良いかと。ですが思っただけで発動してしまっていましたし、何も考えないようにした方がいいかもしれません。頭をぽわぽわさせますか? YES / NO ーー


 (NOだ)


ーー では無心を極めるしか ーー


 (……無理かもしれん。ってか俺には無理。エアリス任せた。お前だけが頼りだ。他の誰にもこのミッションは完遂できない。任せられるのはお前だけなんだ……頼んだぞ)


 同じ言葉を繰り返したように見えるがその間に違う言葉を挟む。そう、それこそがポイントなのだ! ……というのは嘘、語彙力を捨ててみただけだ。とはいえエアリスはちょろいので。


ーー 丸投げですか!? でも、ま、まぁそこまで言うなら仕方ないですね。まったくマスターはほんとうにワタシがいないとだめだめなんですからっ! ーー


 無茶振りなのはわかってはいるが、なんだかうれしそうだしいいな。俺も寝ている間に勝手に演技が上手くなったような気がして嬉しい。と思ったけどそんなわけはないよな。勝因はエアリスがちょろかったからだ。それに尽きる。


 それにしても進化か。普通人間がこういう形で進化なんてするはずないんだが……人間どころか地球上のどんな生物でも不可能じゃないか? いや、単細胞生物ならいけるのか? わからんなー。わかったところでっていう話でもあるし、こういう時はだいたいダンジョンのせいって事にしよう。ってか全部ダンジョンのせいにすればいいんじゃないだろうか、全部丸く収まりそう。


 ふと周囲を見回す。ゴブ姫とその取り巻き以外のゴブリンが周囲に散らばって警戒しているようだが、フェリシア曰く今ここは安全らしい。理由は聞かなかったがフェリシアが言うならばそうなのだろう。俺たちは持ってきたお茶とお菓子を取り出し、チビが目を覚ますのを待つことにした。


 今の俺について、じきにエアリスがなんとかするだろうが今は何が起こるかわからない。だから極力喋らないようにし返事は「うん」とか「だね」とかそしてまた「うん」とか、まぁほぼほぼ「うん」なのだが、どうも手持ち無沙汰感が否めない。端的に言えば暇なのでステータスでも眺めよう。そう思ったのには他にも理由があり、それは“シグマを打倒するチカラがあると言われたという事”を覚えていたからだ。何かしらのステータスが爆上がりしてる可能性だってなくはないだろう? そう思うと気になって仕方がなかった。


 スマホを取り出すとそこにやや困惑気味なエアリスがステータスを表示する。何をオロオロしているのかと思っていたが気にせず見る。


 一見すると数値は何も変わっておらず能力の部分も変わっていない。変な夢を見ていた時こちらの俺の体は燃えているように見えたとも聞いていたし、それは進化のようなものだとも言われた。そんな事があって何も変わらないのかと思っていたが、唯一変わっていた部分を見落としていた俺は視線を何度か往復させてようやく気付いた。


 (Gradeの表示が消えてる?)


 そう、Gradeだ。3+となっていたそれは初めから何もなかったかのように空白だったのだ。そういえば位階がどうとかエアリスが予想していたような。それが綺麗さっぱりなくなっていた事の意味がわからなかった。


 「おやおや〜? あれれ〜? Gradeがないね? なくなってるね?」


 横からスマホの画面を覗き込んできたフェリシアはわざとらしく気付いたように振る舞う。何か知っていそうだなと思い俺は黙ったままフェリシアを見つめた。


 「ちょっと悠人ちゃん、ずいぶん熱い視線を向けてくるね? ボクがかわいすぎるからかな? そうかな? そんなに見つめられるといくらボクでも照れちゃうよ? いやーん、ってね?」


 そんな冗談を言われても尚も見つめ続けると、フェリシアは「仕方ないなぁ、確定かはわからないけどそれでもいいかい?」と聞いてくる。もちろん俺はそれを待っていたわけだから首肯して続きを待った。どうやら悠里と香織も興味があるようでなぜか二人とも正座待機している。クロはあんまり興味なさそうだが耳だけはこちらに傾いているのが窺える。


 「いいかい? これはあくまでボクの私見であって間違ってるかもしれないからね?」


 前置きの後、話し始めた。

曰く、Gradeはその個体が種族内でどの程度の位置にいるかを示すものであるということ。

曰く、Gradeが上がっていくとその種族としての成長率の上昇、ステータス限界の拡張がされること。

曰く、Gradeが表示されていないのはその種族の初期状態、最底辺、もしくは種族を逸脱した可能性があること。

曰く、これら全てにエッセンスによる影響が必須であること。


 人間、この場合人間種? ヒト種? とでも言えばいいのだろうか。俺はその中で3+という位置にいたわけだ。それがどのくらいの位置かというのはさっぱりわからない。そしてそれとエアリスのステータス調整なんていうチートがあったからこそステータスを高くすることが可能だったわけだ。しかし今はGradeの表示がない。ということは最底辺になったのか? 答えはたぶん否。ステータスはそのままなわけだから、それとは別の理由からなんじゃないだろうか。ってことはだ。


 「え? 俺、人間辞めちゃったの?」

 「悠人さん、人間じゃなくなっちゃったんですか!?」

 「見た目は変わらないのにね」


 「さて、突然ですがここで問題です。種族が違うということはどういうことでしょーか!?」


 「どういう問題だよ、漠然としすぎだろ。でもチビが起きるまでは暇だし付き合ってやろう。んー、例えば猿と人間で考えればいいのか? 似てるっちゃ似てる気がするけどまるで別物だよな。力とかは猿の方が強かったりするし」


 「それはそうだけどね? そうだね、ヒント:猿と人間では?」


 「猿と人間……?」


 「大大大ヒント:猿と人間の間には?」


 「あいだには? ……っ!! ま、まさか!?」


 ここで何かを思いついたらしい香織がフェリシアに耳打ちする。その耳は真っ赤だしほっぺも真っ赤だ。そんなに真っ赤になるほど熱心に考えたのだろうか。すごい集中力だ、俺には無理かもしれん。

 香織からの耳打ちにフェリシアは背後に名前と同じ花を幻視させるような、効果音を付けるのであれば“パァァ”だろうか、そんな眩しい笑顔になり「正解っ!!」と言った。その瞬間香織の顔はまるで世界の終わりを目にした人のように生気を失い、今にも口から魂がぽわわ〜んと出て行ってもおかしくなさそうだった。


 しばらく考えたが結局のところよくわからない。言葉が通じない? 否、今通じてる。見た目が……それも違うな、全然変わってないらしいし。やっぱりステータスの問題だろうか、それもまた違うだろうな、だって猿と人間の“間には”だしな。

 そうこうしている間にも悠里が正解する。悠里は香織と違い、とても残念なものを見るような哀れんだような目で俺を見てくる。なんだろう、視線だけで俺の存在が残念なものになってしまいそうだ。


 「ギブアップ」


 「じゃあそこまで〜」


 「で? 結局答えはなんだったんだ?」


 「教えませ〜ん! 答えに行き着くまで自習しなさい!」


 「えー」


 「うぅぅ〜……ま、まだした事すらないのに……幸せ家族計画がぁ……」


 幸せ家族計画……? なんだろう、家族でどこかに旅行にでも行くんだろうか? そんなに絶望を塗りたくったような表情になるほど楽しみにしていた旅行があったんだろうか。


 「……はっ!? な、なんでもないですよ悠人さん!」


 「大丈夫? 顔色悪いよ?」


 「大丈夫です、ちょっと今日は化粧ノリが悪いだけですから……」


 「そ、そう?」


 「はい……」


 何やら落ち込んでいる様子だが……大丈夫だろうか。さっきまではあんなにキラキラして見えたのに。


 「でもまあ、ボクの私見であって事実はどうか知らないからね? もしかすると、もしかしちゃうかもしれないし。香織もまだ希望は捨てちゃだめだよ? とはいえその点に関してはボクはそもそもこの器が“人間ではない”から普通にできるかもしれないし?」


 「そ、そんなのずるいっ!」


 「え? ずるいってなにが?」


 「にゃ、にゃんでもぉ……」


 なぜか香織が茹で蛸みたいだし、もしかしたら膝枕しすぎて熱があるのかもしれない。膝枕しすぎたら熱が出るのかは知らんが。

 そんな香織に対し申し訳なさと気の毒にさえ感じながら、フェリシアの“私見”について考えた。


 (はぁ。人間じゃない、か)


ーー 問題ありません。それでもワタシがマスターを鑑定した結果、細胞レベルでヒトです。そういえば先ほど少しばかりニューロンが爆散していましたがそれも以前と変わらぬよう修復済みです ーー


 (んー、ならフェリシアの思い違いってことか?)


ーー 断定はできませんが、現状はヒトのままです。これから変化があるのかどうかはわかりませんが……しかしワタシの思うところとしては ーー


 エアリスの言葉を遮る様なタイミングでフェリシアが言う。


 「悠人ちゃん、さっきはああ言ったけど……悠人が望まないなら悪いようにはならない、ボクはそんな気がしてるよ?」


 「なんだ? 慰めてくれてるのか? つっても落ち込んでるつもりはないんだけどな」


 「そっか、それならいいんだけどね」


 そっかそっかと腕を組んでうんうんしているフェリシアはなぜか満足げな顔をしていた。エアリスが言おうとしていたことが何かを聞くため促す。


 (で、思うところとしては?)


ーー フェリシアが先に言ってしまいましたね。マスターがどう在りたいかが重要かと ーー


 (なるほど。昔の俺なら軽く絶望してみたり逆にどっかの戦闘民族みたいになれるかもとか喜んだかもしれないけど、どちらでもないな。まぁなるようになる、今まで通りだ)


 俺はエアリスの言ったことがひっかかっていた。なにか、なにかがおかしい、いや、普通のことに違和感を覚えてる気がするし……あっ


 (なぁエアリス、さっき脳細胞が爆散とか言ってたな?)


ーー はい。抱擁のあたりで起きていました。“悩殺”というのは”脳殺”であることを目撃したかもしれません ーー


 (なるほどたしかに。まぁそれはいいんだが、その脳細胞をどうしたんだっけ?)


ーー 何を言っているんです? 正常に戻るように修復……あっ ーー


 (……ふふ……ふふふ……ふははははは!)


ーー むふふふふふ! ーー


 (治ったな! よくわからんけど!)

ーー 治りましたね! よくわかりませんが! ーー


 (ってことはもしかして索敵とかもなおってる!?)


ーー ではさっそく【天眼】を使用……ふっ、完璧です。ゴブリン共の視界すらジャックできるようになっています。試しにご覧になってみますか? ーー


 (うん、見せてくれ)


 ゴブリンたちの視界をジャックする。周囲のゴブリンたちに見えているものが一斉に頭に流れ込んでくる。とはいってもほとんどが白い部屋の壁なのだが、それだけでも頭痛がしたような気がするし3D酔いみたいな感覚があった。


 (もういいぞ……ふぅ。なおるどころかもっとすごくなってるのか。エアリスさん偵察衛星より偵察衛星じゃん。いうて他人の視界が見えるのが役に立つのか知らんけどまぁなにかに使えるだろ、たぶん、きっと)


 俺とエアリスがふははしていた時、一人は落ち込み、他の二人はそれを慰めていた。クロは香織を慰めているフェリシアと内緒話を始めたようだが、仮にも乙女の秘事を暴こうという気にはなれず聴かないよう努めて、未だ眠ったままのチビを撫でる。チビが目を覚まして平気そうなら先へ進もう、そう思っていた時。


 「アハハ! お兄ちゃんやり放題ジャ〜ン!」


 まぁ確かにエテメン・アンキに来てからというもの、ステータスと能力の暴力でやりたい放題した自覚はある。必殺技っぽい倒し方をしてみたり。フェリシアとの内緒話はそういう話だったのだろう。ずっとエテメン・アンキにいたクロにとってはそういう話でも楽しいのかもしれないな。


ーー もしかして、まだ気付いていないんですか? ーー


 (え? なにに?)


ーー いえ、なんでもないです ーー


 なぜかわからんががっかりされた気がした。そしてこの時、漸くチビが目を覚ました。

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