第52話 床張り

 本格的な冬が来る前に、そして僕のお尻の改造をする前に(笑)、バイク保管場所の床張りりを完了させなければ、とっても面倒になります。


 まず北海道の冬といえば、降雪と寒さです。ここ数年は大晦日でも長靴で玄関先まで歩いて行ける程度の降雪量ですが、1月2月は放っておくと太ももあたりまで積もります(汗)

 土地を貸してたり売ったりした人の会社が、仕事のため通路の除雪をしていますが、嬉しいことについでに小屋の玄関先まで除雪をしてくれます。が、そこは北海道、一晩で膝くらいまで積もることも珍しくないので、タイミングによっては小屋に入る前に、それなりの除雪作業が必要となります。

 そして人力で除雪をして小屋の玄関までたどり着けたとしても、普段人が入らない小屋の室温は、ほとんど外気温と同じです(笑)

 一応灯油ストーブはあるのですが、あくまでも春先や秋の寒さを何とかする程度の能力なので、ガチ冬に部屋を暖めるには相当時間と灯油が掛かります。床材のほとんどは樹脂製(ビニールとかね)が多いので、部屋が冷えた状態だと床材が固くて扱いにくいので、ある程度の室温が必要となります。


 このように、積雪後に小屋内で作業をするというのはあまり得策じゃないのは、お分かり頂けたでしょうか?

 それじゃ何時やるの?今でしょ!(笑)ってわけで、この前意を決して床材を買ってきて妻と2人がかりで貼ってきました。

 午前中からホームセンターへ行き、床材をカットしてもらいミニバンで運び込み、とりあえずはストーブで部屋を暖めます。

 温めてる間に、床材を新たに貼る場所のタイルカーペットを剥がしておきます。剥がした50㎝×50㎝のタイルカーペットの枚数、39枚(規格外にカットしてるのを除く)。剥がし終わったら見えている床の上を掃除機で綺麗にしておきます。と、ここで昼食タイム。

 ストーブは部屋を25℃に温めようと、相変わらず全開運転中。昼食を終えるころにようやく上着が要らない程度に温まったので、今度は買って来た床材を張っていきます。幅183㎝のものを長さ470㎝にカットしてもらったものと、幅91㎝のものを長さ300㎝にカットしてもらった同じ柄の床材を2枚張っていきます。

 バイクを入れる場所ですから、タイヤが付いているとはいえ230kgの重量物を動かすわけですから、ズレないように両面テープを隅に張って位置を決めていくのですが、まぁ長くて張るのが非常に面倒でした(笑)。

 でも、何とか日が沈む前(北海道の日の入りは早い)に張り終えて、剥がしたタイルカーペットは安っぽい絨毯を敷いていたストーブ周りに敷いていきます。当然サイズが合わない端っこは、全てカッターで加工していきます。


 作業が完了したのときは、すでに外は真っ暗でしたが、何とか形にはなりました。しかしこの床材に変えたことで思わぬ弊害も・・・それは、タイルカーペットとに比べ厚さも少なく、繊維部分が無いために床下からの冷気が足元から伝わるという事。

 言い換えれば部屋が冷えやすくなったという事ですね。まぁ春から秋は良いとして、冬の間はバイクを冬眠させたら今回敷いた床材の上に、やっすいカーペットか、またタイルカーペットを敷こうか検討中です。


 バイクを入れるスペースの確保は出来たので、次は春までに地面からの高さ(約30㎝)を乗り越えるための準備がしておく必要がありますが、これについては時間があるので春までゆっくり考えていきます。

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