第37話 それとなく見積もり
無事試乗を終え、これでさようなら!とは言えないので、一応見積もりなるものを出して頂くことにしました。
とその前に、バイク購入の最終判断は妻が行うので、まずは現況の妻の状態を書いておこうと思ういます。
まず、初めて大型バイクを見に行っての帰宅後、どうやら妻も大反対と言う訳でもなさそうだという事。
そもそも僕が何か欲しがるとき、必ず聞かれるフレーズがあり、そのフレーズが飛び出しました。
『それであのバイク、なんびゃく万円するの?』
10万円台でも数万円でも必ず
『なんびゃく万円?』
と聞いてきます。これがウチの定番(笑)
この時、絶対ウソをついてはいけません!ショックを与えないように少し安めに申告し、いざ購入の段で申告金額より高いと、へそを曲げるからです。ちなみに過去に実証済み(笑)。
『えーっと新車だと、〇百万円くらいだと思う』
『えーーーーっ!そんなにするの?お金ないよ?どうするマロ(猫)、バイク買うのに猫貯金使わないとダメかもよ?』
まぁ猫はキョトンですけどね(笑)。
あ、ぶっちゃけウチで恐らく一番貯金額あるのが2匹のネコなんです(汗)。正確に言うと、ペット用保険が値上がりした時、その分積み立てようということで、定期貯金を始めたからです。貯金してても病院代は普通に財布から出ていくので、絶対目減りしないんでしけどね(笑)。
またある日の仕事帰りの車内で
『お店の人に残価設定ローンっていうの勧められたけど、どんなの?』
という質問に答えると
『結局ローン支払い終了のときにバイク持っていかれるんだったら、普通に頭金入れて残りローンの方が良いよ』
と、言い出したり・・・いや、その頭金あるのかどうかも、旦那は一切家計のこと知らないんですがね(汗)。
ついには
『欲しいバイク新車だと、今年中に納車できないって言ってたから、あの新しめ
の中古車にしたら?すぐにバイク乗れないんじゃ意味無いでしょ?』
いやこれ、中古なら買ってくれるってこと?でも中古って言っても1000㎞も走ってない、新古車みたいなものだから、それでも〇百万円するんだけど?
みたいな・・・25年も夫婦やってると、これは無理とかこれは大丈夫とか流石に分かるようになるもので、このサインはOKだと思って良いのですが、北海道は頑張っても10月くらいまでしか寒くてバイク乗れないので、どうせなら来春新車で走りたいんですけど、ここが難しいところなんです。
このバイク購入に乗り気な状態が、果たしていつまで続くのか(笑)。ここ一番重要な点です。今は営業の女性に良い感じに吹き込まれた、旦那さんとバイクでタンデムツーリングに行ってる妻の図が、かなり強く刷り込まれているっぽいからです。
だとすると、変に新車に拘らず1つ前のモデルの新古車で手を打つというのも、バイクが購入できる高い確率になります。
もうね、ぶっちゃけ用品に悩んでるより、こっちの方がかなり重要課題になってる感がありますね。
ただ、この辺を妥協して購入したとして、果たして購入後に絶対後悔しないのかという疑問も同時に湧いてきます。なんせお高い買い物ですから
『やっぱ、あっちの方が良かった』
とか思っても、まさに後の祭り。まぁ妻の前では口が裂けても言えませんがね(汗)。
となると、やはりここは正直に欲しいものを言うしかない訳で、たとえ納車が来年いなろうとも、妥協しない方が良いと判断しました。
確かに免許を取ったんだから、すぐにバイクに乗りたいという気持ちもありますし、何と言ってもこれからの北海道の短い夏は、バイクで走るのに絶好の季節だからです。でも、本当に欲しいものだから、来春まで待てるという気持ちもあるんですよね。
ちなみになんですが、欲しいバイクの新古車は全く同じ名前のバイクです。ただし唯一僕の望みと違うところがあって、それはシート高なんです。
この新古車というのは、僕が試乗したバイクそのものを新古車として購入するということですが、なぜ購入に踏み切れないかというと、それは(おおむね)日本人向きのシート高の低いバージョンだからです。シート高とは地面からシートの座面までの高さのことです。
欧州メーカーですから、当然ですが欧州人の体格に合わせて作られています。日本人より体格の良い人種ですから、日本人が乗ると足つきが悪かったりして、それだけで日本人購入層の数を減らしてしまうので、この車高が低いバージョンが存在しているわけです。(もちろん欧州でも身長が平均以下の人も居るので、その人たちのためでもありますが)
日本の販売店ですから、当たり前ですがお客さんはほぼ日本人ですので、そんな日本人のために通常このシート高が低いバージョンを試乗車・展示車に使うのは自然なことだと思います。
バイクにおいて足つき性というのは、かなり重要なポイントになってくると思います。200kg以上のバイクに跨り、片足のつま先しか地面に付かない状態と、両足の踵までベッタリ地面について、さらに膝が曲がる状態とでは、停車時の安定性がかなり変わってくるからです。もちろんつま先しか付かない人は乗れないかというと、まったくそうではありませんが、例えばリアシートに妻を乗せると、当然ですが運転者が支えなければならない重量は増加します。
僕は両親のお陰で、日本人の平均以上の恵まれた体格をしていますので、このシート高の低いバージョンですと、文字通り膝が曲がるくらい足つきが良いのですが、同時に傍目から見ると、バイクが小さく見えるという錯覚が起きるのです。
そもそも、僕が大型二輪でリターンライダーを目指したひとつに、大型バイクに乗れば乗っているバイクが本来より小型のバイクに見られない、というのがありました。となると、シート高が標準のバイク=新車しか選択肢がないんですよね・・・。
お店には新古車の見積もりを出して頂き、ついでに1世代前の車両の新古車の見積もりも貰って帰りました。新車の方はHPの見積もりサイトで算出された金額に諸経費とプラスすればいつでも確認できるので、これは妻と相談しながらした方が良いと判断。
そんなわけで、家族会議はまだまだ続きます(笑)。
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