第34話 グローブをポチッた

 さて、本来ならバイク用品店で買う予定だったグローブですが、結果amazonでポチリました(笑)。


 いや、バイク用品店で色んなグローブ履いてみたんですよ。(北海道弁では手袋やグローブを付けるではなく履くと表現します)もちろん候補にあがった商品もあったので、もう買う直前まで行ったんです。ただ、グローブも大きく分けて手首までのもの(ショート)と、手首から5㎝程まで覆う(ロング)タイプがあって、これまたどちらが良いのか悩む羽目に。

 きっとこの季節なら短いタイプを買うのが多いのかなと思いますが、なんせ北海道ですから、昼は真夏日でも夜は20度切ったりする地域です。本当に悩むんですよ、どっちが良いのかと。

 そんなわけで、一度家に帰ってインターネットで情報をかき集めました。結果、両方あるのが一番いいという事に(笑)。でも、どのくらいバイクに乗るかもわかってない時点で、流石に両方は無いなと思い、結果ロングにすることにしたのですが、色んなグローブを物色しているときに、どうしても気になるグローブが・・・。

 海外製でちょっとお値段お高めなんですが、プロテクターの機能が凄くて、これで怪我するならもう仕方がないというレベルのグローブで、実はYoutubeのモトブログ(バイクのVLOG)でも見たことがあったんです。その時点で大型二輪免許取ったり、再びバイクに乗る(乗れる)可能性は見出していなかったのですが、こういう状況になるととっても気になる商品。

 ただ、身に着けるものですから、ネットのサイズ表だけで選んで、実際に物が届いたら小さかったり、逆に大きかったりとか、そういうのが心配でして(汗)。

 でも、バイク用品店で扱ってる商品で納得(自分のね)出来なかうなったので、一応妻にサイズを測ってもらうべく、こぶしを作った状態の手の甲周りの寸法をとってもらいました。

 寸法からいうと、その商品はMサイズになるのですが、バイク用品店で試着した海外メーカーのグローブのサイズはLサイズ、もう悩みまくって口コミをじっくり見ていきます。

 ま、結局は1サイズ上がピッタリだった人、採寸通りのサイズで良かった人と、これまたバラバラなコメント、値段が値段だけにさらに悩むことに(笑)。


 まぁいつまで悩んでもグローブは手元に来ないし、自分の中では試乗するには自分のグローブとヘルメットを用意してからという縛りがあるので、ここは思い切って採寸より1サイズ上のLサイズを注文。さすがamazon、注文した2日後に届きましたよ。


 いつものamazon箱の中には、今回悩んだグローブと、グローブの中に履くインナーグローブが入ってました。あ、インナーグローブというのは、革製のグローブを直接素手で履くと、汗が皮に染みて匂いの元になったりするので、吸湿速乾性の素材で作られた薄い手袋のことです。

 インナーグローブは1000円くらいなので、もしサイズが合わなくても後悔するほどでもないのですが、問題はグローブ本体の方です。

 インナーグローブを履いてみると、これはサイズがピッタリ、そのままグローブの締め付け器具を緩め、恐る恐る手を突っ込んでみると・・・よっしゃー!サイズピッタリ!1サイズ上のものを買って大正解でした。


 革製のグローブは、ある程度手に馴染ませることで、さらにフィット感が上がりますが、新品の状態だと手を軽く開いた状態。そのままハンドルを握るように手を握ってみると、やはり固いというか違和感があり、しばらくグローブを履いたまま両手をニギニギしていました(笑)。

 洗濯機を回した妻がやってきて、その光景を見るなり


『うわっ、なにそのグローブ、気持ち悪っ!』

『え?ちょっ!何言ってんの?カッコいいでしょ?』

『いーや、エイリアンの手みたいで気持ち悪いよ?』

『そのエイリアンみたいのが良いんだって(笑)』

『ふーん・・・』

『これがこう・・・あれがこうで、手首まで・・・云々』


 まぁこの辺は男の子趣味と言いますが、ロマンですよロマン!(汗)

 そしてロマンはお金の掛かるものです!(笑)


 55歳のおっさんがパジャマ姿で、エイリアンの手のようなグローブ履いて両手をニギニギしてるときスマホが鳴りました。しかも見覚えない電話番号から。


『・・・もしもし、〇〇さんの携帯電話でしょうか?』

『はい、そうですけど』

『わたくし、〇〇(バイク用品店)の△△ですが、ご注文されていたヘルメットが届きましたのでお知らせいたします』


 さぁ、バイクも買ってないのに続々と用品だけの準備が整っていきますよ~(笑)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る