第24話 第2段階 3時間目
第二段階の1時間目が始まる前、第2段階からは1時間以上空けることで、1日3時間まで乗ることが出来、今日は2時間目終了後1時間空けたらもう1時間乗れるとのことでしたから、さっそく予約しておきました。
僕の教習所では、連続した2時間分の技能チケットを出力できるのですが、今回ねじ込んだ3時間目は、教習25分まえからの出力となるため、一度駐車場に停めた自分の車の中に戻ることにしました。タバコも吸えるし、他人の目を気にしなくて良いですからね(笑)。
そんなわけで、3時間目までの1時間は、クルマの中で回路図を覚えてました。
時間が来たので実技チケットを出して、再び二輪センターのカウンターの上に置き、各種プロテクターなど乗車準備を行います。
この時間も前回同様に、生徒は僕ともう1人、年齢はそうですね・・・僕と同じくらいか僕より少し下のように見受けられました。
実技開始ですが、なんと今日は3時間ともまったく同じ車両となりました。教習車とはいえ、多少は癖が違うもの。同じ車両を使えるというのは癖を見抜くまでの時間が必要ないので楽と言えば楽ですね。
もう1人の生徒さんはまだ第1段階のようで、1人の教官でどのように教えるのだろうと思っていたら、慣熟走行の終わりで
『〇〇さんは第2回路を練習していてください』
と言って、もう1人の生徒を連れ、二輪専用のコースへと消えていきました。
そんなわけで、またしてもぼっち教習のはじまりです(笑)。(良いのか?こんな教習で)
基本的に卒業試験のコースは、コース取りや科目の順の違いはあれど、似たようなコース作りになっています。この段階まで来ると、技術的な問題は無いと教官からみられてるようで、前の時間やこの時間のように基本生徒だけで走らせているのかもしれません。教官はもう1人と二輪専用コースに居るので、僕が卒業検定コースを入っていれば、おのずとその場所を2回ほど通ることになり、急制動の場所も近いことから、実はしっかりチェックが入っているかもしれません。
その証拠に、スラロームや1本橋、波状路での通過時間を無線で教えてくれますから。まぁ第2段階に入ってから通過時間などで問題となるようなタイムは出していなかったので、基本は1人旅ですが(汗)。
最近僕の中で一番難しいと思っているのが、この卒業検定の3コースを覚えることと感じています(そこかっ!)。
でも、これも意外と大事だと思います。なぜなら卒業検定自体は多少とも緊張するでしょうし、その途中でコースを忘れたとなれば、頭は真っ白で運転技術の方に気が回らないと思うからです。
そんなわけで、この時間も特筆することも無く終了。
1教習50分ですが、流石に1時間空いたとはいえ、3時間もバイクに乗ると疲れますね。若いころなら東北自動車道の端から端までを、給油時間以外無休憩で走れたというのに、体力の衰えを実感しております(汗)。
それと、寒いよりは100倍良いのですが、暑くなってくると汗がひどくて・・・。なんてったって長袖必須ですしヘルメットは被るし、まして低速しか出さない教習車はエンジンの水温が高くなりがちで、しょっちゅう冷却ファンが回るので、足元から股間のあたりが灼熱地獄なもんで。
教習の最後に教官に質問したことがありました。それは
『先生、僕まだ第3回路1度も走ったことが無いのですが・・・』
『あ、それは次の時間みっちりやるので大丈夫ですよ♪』
とのこと、いよいよ次は初めての第3回路・・・真剣にコース覚えなきゃ(汗)。
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