解説 バイクの操作について

 あ、ちなみにバイクのことを良く知らない人にお知らせしといた方が、今後何かと都合が良いと思いますので、ここで簡単にバイクの操作に関して。


 まぁバイクはどんな人でも見たことはあると思いますが、基本的に自転車に似ています。ただしエンジンが付いていますしギアチェンジも必要となります(スクーター等は除きます)。

 まず右手ですが、ハンドルの右手にはアクセルと前ブレーキが付いています。左手にはクラッチを操作するためのレバー。右足は後ろブレーキで左足はギアです。

 簡単に分類すると、右はアクセルとブレーキ、左はギアとクラッチですね。


 自転車に乗ったことがある人は、ブレーキと言えば手で掛けるもの、右手が前で左手が後ろブレーキですね。

 バイクは上に書いたように、ちょっとだけ配列が変わってきます。こうやって文字にすると、操作を間違えるんじゃないかと思ったり、すごく複雑と思われる方もいるかもしれませんが、実際にはすぐに慣れると思います。


『右手でアクセルと前ブレーキって・・・』


 そう思う人も居るかもしれませんが、マニュアルトランスミッション(以降:MT)の自動車だって、右足でアクセルとブレーキ踏みますよね?

 手と足は逆になりますが、左足でクラッチを操作し左手でギアチェンジしますよね?

 現在、MTの車にお乗りの方は、ギアチェンジなど意識もせずに行ってると思いますし、バイクも慣れるとそうなります(笑)。

 ただ、”慣れ”はどうしても必要かと思います。なんて言っても2輪車です、自動車なら操作に集中してても、転んだりすることはありませんが、バイクは倒れます。

 そう、走っている限りある程度のバランスはとらなくてはならないのです。もしバイクを難しいと考えるとすれば、自動車の運転には無いバランスをとりながら操作するということでしょうか。


 僕は18歳で原付の免許を取って、スクーターではなくMTの原付を買いましたので、この操作系に関しては慣れていますし、普通二輪だろうが大型二輪だろうが変わることは無いのです。まぁ、30年ぶりとは言え小脳にモデルケースまだ残っていたようで、意識しなくとも身体が動きますが、初めてMTのバイクに乗る人は戸惑うかもしれませんね。

 経験のない方は、小型・普通・大型二輪に限らず、教習所で練習するしか無いですね(汗)。


 さて教習中の操作ですが、基本的に教習所が教える通りの操作をします。そうでなければ試験落ちちゃいますからね(汗)。

 ただ、実際には本当に理にかなってるかは微妙で、実体験から言うと教習所で教わる操作などが全ての場合において正しいかというと、そうじゃない場面もありますが、教習所編では指示通り操作することにします。

 でも、出ちゃうんですよねぇ癖が(笑)。1年間ほど都内でバイク便をやってたことがあって、それが僕の最後のバイク経験となっていますから、仕方がないと言えばそれまでですが・・・。

 

 このエッセイは、僕がライダーに復帰するまでのエッセイであり、これから大型二輪免許を取得しようとする、同じようなおじさんに向けた技能うんぬんを語るものでは無いので、ご注意を。

 僕の経験通りやったら試験に落ちたといわれても、一切責任を負いかねます(汗)。

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