第14話 バイクという乗り物

 さて、教習所も新型コロナの影響で、当面の間休校となったため、教習中ではありますが、ちょっと別の話でも。

 専門学生時代から20代半ばまで乗っていたバイク、一般的には危険な乗り物と言われています。自動二輪の免許取得条件のひとつである年齢制限は、16歳以上となっていますが、16歳と言えばその多くが高校生と思われます。

 時代は空前のバイクブームで、当然バイクの事故数もかなりの数だったと思いますが、そんな中各高校では”三ない運動”という社会運動がありました。もしかしたら今でも残っているかもしれませんが。

 この”三ない”とは、「免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」の三つのことで、それほど若年層のバイク事故が目立っていたということです。


 実際に僕は高校を卒業してから数年の間に、バイク事故で友達を2人事故で失っています。

 彼らの親御さんにとっては、バイクさえなければ・・・と思ったとしても不思議ではありません。

 かたや、バイクで色んなところへ行き、色んな人と出会って、人生が良い意味で変わった人も凄くたくさん居ると思っています。


 バイクというのは基本的に移動するための乗り物で、位置的には自動車と自転車の中間的なものだと思いますが、直接風を受け雨が降れば濡れるし、自動車に比べると快適ではないです。

 僕がバイク好きな理由は、乗り手の技量が強く反映されるところが面白いからかな?体重移動やバランス感覚など、思うようにバイクを動かせた時の快感というか、そういうのが好きです。

 もちろん自動車も乗り手の影響は受けますが、バイクはゆっくり走るだけとかUターンするだけでも、結構違いが出るんですよ。

 あとはですね、機械好きっていうのがありますね。特にエンジンなどがカウルで隠れていないネイキッドというタイプのバイク、いかにも機械という感じが大好きです。でも、弄るのはあまり得意じゃないですが(笑)。


 昔はバイクに乗って行ったことのない場所を尋ねることがメインでしたのが、この年齢になると愛でるだけでも楽しめるバイクが欲しいと思っています。

 雨の日、積雪で保管してあるとき、天気は良いけど寒いとき(笑)など、昔はひたすら乗ってましたが、いまはね(汗)。

 もしバイクを買うことになっても、保管は自宅マンションの駐輪場ではなく、畑作業用の小屋の中にしようと思っています。妻の両親もそろそろ畑仕事が出来なくなるでしょうから、ガレージハウスのような感じに内装をDIYして、日がなバイクを眺めるみたいな(笑)。

 まぁ今コレを書いてる時点では、完全に皮算用なんですけど、そういう歳なりの楽しみ方が出来たら楽しいだろうと。


 こんな妄想を抱きながら、まずは免許取得というひとつの階段を着実に登ることにしましょう。

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