第3話
守りたい存在が出来た時 人は本当に強くなれるんだね
君に出会えて そう思えた
だから………………………
ーin your smile 3ー
ミミちゃんが居なくなって今までの生活に戻った
『コーヒー飲もっ!!ねぇ…ミミちゃんも………』
それだけなのに…
『……もぅ…居ないんだった………』
毎日 君の名前を呼んでたから知らない間に口癖になってたみたい
ミミちゃんが居なくなってから部屋も広く感じる
ミミちゃんが出てってから ずっと考えてた
このまま お互い元の生活に戻った方がイイのか………
でも考えれば考える程
2人で居た楽しかった時間が頭を巡る
伝えられなかった気持ちも まだ消えない
気付けばミミちゃんを探す事だけ考えてた
そして頭に浮かんだ1つのヒント
『………学校!!』
何度か見たミミちゃんの制服姿
『……調べれば どこの高校か分かるハズ!!』
ミミちゃんが通ってたのは都内でも有名な進学校だった
『………ホントに頭良かったんだぁ!!』
元の生活に戻った今
1度 突き放した俺を受け入れてくれるなんて都合のイイ事 思ってない
ただ自分の気持ちに嘘つきたくないんだ
もう後悔はしたくない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます