第3話









守りたい存在が出来た時 人は本当に強くなれるんだね

君に出会えて そう思えた





だから………………………











ーin your smile 3ー 












ミミちゃんが居なくなって今までの生活に戻った






『コーヒー飲もっ!!ねぇ…ミミちゃんも………』










それだけなのに…





『……もぅ…居ないんだった………』












毎日 君の名前を呼んでたから知らない間に口癖になってたみたい





ミミちゃんが居なくなってから部屋も広く感じる

















ミミちゃんが出てってから ずっと考えてた


このまま お互い元の生活に戻った方がイイのか………















でも考えれば考える程 


2人で居た楽しかった時間が頭を巡る





伝えられなかった気持ちも まだ消えない
























気付けばミミちゃんを探す事だけ考えてた



そして頭に浮かんだ1つのヒント




『………学校!!』






何度か見たミミちゃんの制服姿



『……調べれば どこの高校か分かるハズ!!』








ミミちゃんが通ってたのは都内でも有名な進学校だった



『………ホントに頭良かったんだぁ!!』













元の生活に戻った今





1度 突き放した俺を受け入れてくれるなんて都合のイイ事 思ってない









ただ自分の気持ちに嘘つきたくないんだ




もう後悔はしたくない











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