20代まで一冊も本を読まなかったオッサンが、小説賞に入賞した秘密 ー元読書ギライの読書術ー

第5話 まとめ

　いくつになっても勉強はできるし、自己投資の勉強は楽しい。

　それに気づけば、いくらでも知識は吸収できる。

　学習しながら、自分の読みやすい読書スタイルを確立していけばいい。

　また注意としては

「最初から効率よく勉強する方法」

　を考えないことかなと。

　最初の段階でコスパなどを考えていると、挫折する。

　最初はヘタでもバカでもいいので、まず頭に入れていく。

　そこから、ノウハウなどをくわえていって、遭わなかったら別の方法を試す。

　それでいいのではないかと。

　最初は誰もうまくできない。

　そこだけ押さえておけば、勝手に効率なんて身についてくる。

　自然と、自分のやりやすいスタイルが出来上がっていくはずだ。

　オレも、大人になってようやく読書の面白さはわかってきたくらいである。

　四〇過ぎてもこんなもの。

　でも、四〇すぎで読書好きにならなかったら、この楽しさはわからなかった。

　学びに、早いも遅いもない。

「この歳で読書なんて」

　と思わないこと。

「この歳だからこそ、新しい学びを」

　と、軽めでいいから楽しんで本を読んでみては。