第2話 はじめは「本を出している人の」動画でもいい

 オレはちょっと前まで、どちらかというとスピリチュアル寄りの考えを持っていた。


 元々悪魔図鑑や神話などを資料として集めていたこともあり、スピリチュアルに傾倒気味であった。


 だが、問題解決となると、漠然としすぎている。


 根本的な解決にならないことが多い。


 そんなとき、YouTubeの中に


・メンタリストDaiGoさん

・樺沢紫苑先生

・まこなり社長


 などの、「具体的な解決法をネットで公開する学者」が動画を上げていることに気づく。


 半信半疑で動画を見て、実践してみると、驚くほど問題解決力がアップしていった。


 休日も早起きするようになり、運動も始めた。

 おかげで活動的になり、先生たちが出している本にまで手を出すように。


 また、先生方はオススメの書籍も紹介してくれる。


 これを活用しない手はない。


 オレも、Kindleに先生オススメ本を数冊、収めている。



 スピリチュアルや自己啓発系は、「耳障りがいい」代わりに「解決方法が漠然」としている。


 それより、「ビジネス書」の方が具体的な解決法を分かりやすく教えてくれる。



 だが、中には難しいビジネス書もある。

 洋書などは、話が横道に逸れるので、大変読みづらかったりする。

 なので、最悪「本を出している人の動画」でもいいかも知れない。

 その方が分かりやすいし、そこから本に入っても問題ないかと思う。

 オレもそうだったから。


「成功者は全員、読書家なんだ! 本を読まないと人生詰むぞ! 何が何でも本を読め!」

 と読書を強要し、読書嫌いになったら、元も子もない。


 ブログでもいい。動画でもいい。

 SNSで著者を追いかけるのもいいだろう。


 大事なのは、

「具体的にあなたの問題を解決する方法が、掲載されている本や著者」

 を追いかけること。


 もうひとつ、「その方法を実践する」ことだ。


 読むだけではなく、本に載っていることを試す。


 肝心なのは、「あなたが抱えている問題を解決する方法」を「実践」することである。

 

 成功すればそのまま続け、失敗したら「ああ、この人のアドバイスは聞かなくていいのか」と、他の著者を探せばいい。



 ぶっちゃけ、

「SNSで世の中に不平を問う。自分の不満をぶつける」

 なんて、どんなバカでもできる。



 とにかく厄介なのは、

「問題提起している『だけ』の情報発信者」

 が、世間にやたらと溢れていることだ。

 


 こんな情報に触れてしまうと、何の問題も解決せず、自分の状況も変えられず、自身もバカになってしまう。



 あなた自身が知恵を身につければ、そんな問題はあっという間に片付くのである。

 すぐに解決はしないが、多少は環境が良くなるはずだ。


 読書とは、そのために必要なのだ。




まとめ


 読書に苦手意識があるなら、

「本を出している人の動画」で充分だったりする。


 それで満足できなくなってから本に手を出せばいい。

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