第4話 あなただけに温もりを

一日の半分は、私とあなただけの、特別な時間

2人っきりで過ごす、至福の時間

誰にも邪魔はさせたくないんだ

割り込むなんてこと、させたくない

たとえその相手があなたの大切な人であっても

私はあなただけの存在であり続けたい

愛してる

全身を包み込んで、とろけさせてしまうほどに

愛してる

今日はね、あなたの好きなお日様とお話ししたんだ

あなたは彼の匂いが好きって言ってたよね

彼にそのことを話したら、とても喜んでいたよ

「じゃ、なるべく多く君たちのために顔を出すよ」って

喜んでいたんだよ

私にとってあなたの笑顔が何よりもの宝物

暑い時期は少し離れてしまうけど

でも、冷たい風が吹き出す季節には

私だけがあなたを温めてあげられる

私から離れられない快楽を味わせてあげる

あなたをずぶずぶに甘やかして

私なしじゃ満足できない

そんな快楽を与えてあげる

私は一生あなたのものだよ

だから、浮気なんてしないで

まっすぐに私のもとへ帰ってきて

あなたが一晩いないだけで

私は冷たくなって凍えそうなんだ

一緒に温かい世界に身をゆだねよう

傍に居るよ、あなたが必要だと言ってくれる間はずっと

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