第3話 いつものこの場所で、君だけを待つ

今日も会いに来てくれたんだね

僕のために、君はいつも満面の笑みを見せてくれる

君がくれる溢れんばかりの愛のシャワー

僕にとってこれが命の源なんだ

毎日、可愛いよと声をかけてくれる

今日も美しいねと褒めてくれる

僕の心を満たしてくれる君のために

僕は美しく咲き誇ることができるんだ

季節が変わっても、毎年必ず君のもとへ帰ってくるよ

それが僕の使命だし、僕のサダメだからね

僕がいない時期は

君には寂しい想いをさせてるかもしれない

でも、安心して

必ず僕は戻ってくるから

君の笑顔が花開くように

僕も満開で戻ってくるから

だから、心配しなくていいよ

すぐに会える、また君に愛でてもらえる

君に愛されることが、僕の誇りなんだ

美しい存在で命を吹き込んでくれた神様に

感謝の気持ちでいっぱいだよ

あぁ、毎日が君のために過ぎていく

僕はこの場所から離れることはできないけど

悲観なんてしないよ

だって、君が僕に会いに来てくれるから

大事に想ってくれてるって分かってるから

ずっと、ずっと、ここで待ってる

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