台所で

「おーい、ずきん、来てくれ」


案内し終わっただろうレナを呼び出す。

・・・今は台所にいる。

レナは包丁が使いたいとよく言うが、いっつも怪我をしかける。だから料理するときはレナを呼んで包丁を扱わしてやる。少しでも早くなれるように。一人の時に練習させて怪我させたら嫌だしな。


「レラ君?来たよ!」


「おう。じゃあやるぞ。」


「うん。・・・指輪・・・」


ゆびわ?なんだ?


「どうした?」


「左手の・・・薬指に」


俺の?!ルビーの指輪・・・さっきの【互いの本名】か!


「ずきん・・・レナ、は?」


・・・心のなかで呼ぶのと声に出すの、ぜんっぜんちがう!はっっずぅぅうううう!!!


「レッ・・・私、はサファイア・・・レラ君の、蒼、だよ。」

  

俺の、蒼!?や、やめろその言い方ァ~!!

まるで俺のモノみたいな・・・いや、そうなのか?


「じ、じゃあ俺のは、レ、レナの紅、だな!?」


「わっ、私の紅!?や、は、、、、、。恥ずかしいよぉ・・・(///~///)」


か、かわいいっ!あ"ーーーーーーー!!!

神様かこのしまの管理者か知らねぇけど・・・アザアアアアアアアアアアアッス!

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