白雪姫

「・・・(*゚∀゚)=3。」


「何ですか、お客。」


「・・・お客とは結構なものいいですこと。小娘が」


「・・・今年29歳のおば様からすれば15の私など小娘ですわ。ごめんなさいね、若くて」


「おばっっ!?まだ28歳と10ヶ月です!」


「もう10ヶ月ですの?私は15さいと5ヶ月ですから。あなたより10歳と三年、5ヶ月若いですわ。」


ふんっ。嫌な人だわ!せっかくレラ君が呼んでくれたから、なにかいいことがあるのかなぁ、何て思ったのに!


「・・・なぜあなたはシンデレラ様をレラと呼んでいるの?ふつう、シンではなくて?」


「白雪のおば様には関係ないですわ。」


「なっんですってぇ!?」


「なんでって、私たち、夫婦になったんですもの。」


そう。夫婦!互いの本名を知った私たち。たぶんレラくんは気づいてないと思うけど左手薬指に指輪がついてる。青色の宝石。真実の赤ずきんの力で鑑定したらサファイアだった。レラくんのもこっそり確認したけどルビー。互いを象徴する宝石がついてる。レラくんは髪の毛も蒼、瞳も青だから、私の指輪はサファイア。私は髪の毛も瞳も赤だからレラくんの指輪はルビー。


白雪さんにこの証拠の指輪を見せた。


「・・・サファイア・・・」


「ええ。・・・と、ここがあなたの部屋よ。一番最近に掃除したから、ほかのへやと比べればまだいいと思いなさいよね」


まあ、最近って言っても、5か月前だからね。


「そう・・・まあありがたく泊まりますわ」


「ふんっ!」


モヤモヤモヤモヤ。何でだろう、胸騒ぎがする

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