第3話 ノーサバイバル・ノーライフ
「全員分かったか?・・・・・・。よし、これより隊を2つに分ける。これより10式戦車の小隊を第1小隊、16式機動戦闘車の小隊を第2小隊と呼ぶ。」
「そして第1小隊は徒歩での散策、第2小隊はここに周りの木を使って雨をしのげる家か建物を作れ。準備時間は10分。作戦時間は10分後より一五〇〇までとする。総員準備開始!」
「了解!」
早速香取1尉率いる第1小隊は街へ散策に、中島1尉が率いる第2小隊はここで家(とりあえず雨をしのげるもの)を作る為に準備を始めました。
┄┄第1小隊サイド┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
「これより我々は3人1組となって散策を行う!」
「よぉぉし!!」
香取1尉の言葉で第1小隊の隊員が気合いを入れる。
「何か見つけた場合すぐに報告するように。」
「了解!」
「よし、10分たったな。作戦開始!」
さく、さく、さく、さく・・・・・・。
一歩一歩しっかりと進んでいく。周りには当たり前だか、草、木、花がある。しかも日本では見たことの無い物ばかり。以外にゆっくりしながら歩く(散策する)のも悪くないな、と、ほとんどの隊員が思った。
「デルタ班より隊長へ。現在人間と思われる生物を発見。送れ。」
「こちら隊長。今からそちらに向かう。現在位置は何処か?送れ。」
「デルタ班より隊長へ。現在位置は隊長の右側、約50歩です。送れ。」
「隊長より全体へ。了解。今からそちらに向かう。デルタ以外の班はその場で待機。終わり。」
┄┄第2小隊サイド┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
「これより第2小隊は丸太による即席の家?を作る!」
ここで1人の
手が上がる。
「米田2尉、どうした?」
「隊長。作ると言ってもどのように作るんでしょうか?」
「そっ、そうだな。・・・・・・うーん。」
やばい、設計を考えるのを忘れていた。どうすればいいのだろうか。うーん。・・・そうだっ!
「米田2尉はどのように作ればいいと思う?」
「私ですか?・・・L字型にした方が木もあまり使いませんしいいと思います。」
「なるほど。では他に案があるやつは居ないか?」
しーん。
「・・・・・・。ではL字型に作る。」
「了解。」
「まず木を切るぞ!」
「よし!」
「ところで及川3尉、10分たったか?」
「は、はい!11分経ちました!」
「よし!切るぞ!」
「いくぞぉーー!」
気合いが入っている。いいなぁ、この雰囲気。
言っていなかったが、斧などない為、そこら辺の尖った石で削る。30分くらいしてからだろうか。だんだん木が倒れ始める。
バギバギバギバキっ、ドォーーーーーン。
「うっし、倒れたから運ぶぞー!」
「いくぞー。3、2、1、おいしょ!」
「うはー、重いぃー!」
重いだの肩痛いだの色々聞こえてくるが、そんなことは気にしない。
「置くぞー。321うっし!」
「終わったー。」
「まだまだぁ!!」
今日見つけたもの
団結力 全員
人間みたいな生物 不明
┄┄あとがき┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
なんかこっちの方書きやすい!ということでこっちをひたすら書いてます。誤字脱字、こんなこと自衛隊では言わないのに!とかありましたら報告下さい。
まだ2話しか出していないのに、たくさんの人に見ていただけてとても嬉しいです。引き続き、星やフォローよろしくお願い致します!!
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