応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • への応援コメント

    完結おめでとうございます!
    若き心意気の感じられる物語でした!

    作者からの返信

    最後まで読んでいただきありがとうございます!
    「若き心意気の感じられる物語」。まさにそういったところを描きたかったので、この言葉は本当に嬉しいです。

  • 三 上総国府(五)への応援コメント

    ほんと面白いです。右大臣藤原不比等は謎が多く、この話に出てくるのでしょうか。また、楽しみに読ませていただきます。

    作者からの返信

    すみません、藤原不比等は名前だけの登場でございます……でも確かに謎多き魅力的な人物ですね、なんだか今更ながら彼について書きたくなってきました! また別に奈良時代の小説を書く機会があったら登場させようかな、などと思いはじめています。

  • 三 上総国府(一)への応援コメント

    ひどい話ですね。
    この人は、そもそも身代わりで来たのに、なぜという理不尽さに怒っております。

    ほんと、これは面白いです。

    それから、私の作品にお星さまをありがとうございました。嬉しくて驚いております。

    作者からの返信

    面白いと言っていただき嬉しいです!
    アメリッシュさんの小説もとても面白いです。いままだ一作品しか読めていないので、ほかの作品も少しずつ読み進めていこうと思っています。

  • への応援コメント

    はじめまして、アメリッシュと申します。

    柊圭介さまから、歴史ものとして素晴らしいと聞きました。
    楽しみに読ませていただきたいと思います。

    遣唐使

    この冒頭で、いろいろ想像して泣けそうです。

    作者からの返信

    アメリッシュさま

    はじめまして! 総真海です。このたびは拙作に興味を持っていただきありがとうございます。『形埋異土』は私にとって初めての長編小説です。いろいろとおかしな点があるかと思いますが、どうぞ苦笑いで許してやってくださいね。
    この作品がアメリッシュさまに良い読書時間をもたらしますように!

  • 二十七 月とともに(二)への応援コメント

    百人一首のあの歌が思い浮かびました。
    望郷、ですね。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    阿倍仲麻呂のこのあとの人生を知っている我々としては、あの望郷の歌はますます切なく心に響きますね。

  • 二十三 燈台姫(七)への応援コメント

    南條則夫の『燈台鬼』、初めて読んだ時は、挿絵も痛々しく、数奇な運命に感じ入りました。オマージュとのこと、話に深みが増していますね。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。わたしにとって『燈台鬼』は残酷なイメージが強すぎて……でも遣唐使の物語を書くならこの“燈台”エピソードは入れたいなと思っていたら、美しい燈台姫が頭の中に現れました。

  • 二十二 いたずら鞠(四)への応援コメント

    修羅場?!、からのせつないシーンですね。
    鞠が恋愛の橋渡しというのも興味深かったです。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    この鞠投げのエピソードは、『西遊記』から着想を得ています。『西遊記』ではのちに三蔵法師の母となる宰相の娘が、婿選びの鞠投げをします。
    蘇蘇の態度には何か原因がありそうです。どうぞ続きも読んでみてくださいね。

  • への応援コメント

    結末を知っていても、終わりに向けての迫力がすごくて、この最終話はもう胸がいっぱいになって、ボロボロ泣いてしまいます…。この物語に出会えたことに感謝し、また拝読する機会を得たことを本当によかったと思います。
    あの、前回に書いたレビュー、個人的に思い入れがあったので取ってあるのですが、それを見直してまた掲載させて頂きたいです。どうかお許しください。

    ずっと記憶に残る物語です。読ませて頂き、ありがとうございました!

    作者からの返信

    再び最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
    レビューもありがとうございます。もったいないくらいの名文です。読み返すたびにうわーんです!

  • 二十八 庶くば(一)への応援コメント

    仲麻呂が初めて自分の本音を吐露するところ、その相手が真海であること、二人のコントラストとともに、優等生の仲麻呂に人間臭さを感じます…とても好きなシーンです。

    作者からの返信

    泣き虫の真海。だけど彼は自ら「防人になる」と宣言し、人生を切り開いていった、芯の強い人間だと思います。そんな彼の秘めた強さに仲麻呂は恐怖し、また惹かれた。
    実はこのシーン、小説の構想段階では存在していませんでした。書き進めていくうちに、中で生きる真海が自分で導き出したものです。やっぱり真海は強いですね。

  • 二十七 月とともに(四)への応援コメント

    墓誌の余白と、続きのありそうな人生、という言葉がとても印象的でした。真成の人生の続きはどうだったのだろうと思わせる旅立ちでした。

    作者からの返信

    2004年に墓誌が地中から発掘されなければ、井真成というひとは永遠に忘れ去られていた存在だったでしょう。2019年には真備が唐から帰国する際に書いた書らしきものも発見されています。1300年の時を経て、彼ら遣唐使がいまの私たちに何かを訴えてきているのではないか? なんて思ったり。あれこれ想像するのは楽しいですね。そして想像するなら、やはり幸せな結末を。

  • 二十六 井総之交(二)への応援コメント

    一度目もそうでしたが、再度読んでもやっぱりここは読んでいる方まで「うわーん」です...!

    作者からの返信

    生きがいと、それを生涯応援してくれる友。その二つがある人生。なんて素晴らしい。
    なんだか真海がうらやましいです。うわーん!

  • 二十五 元宵観燈(二)への応援コメント

    このエピソードも好きです。いつも一歩引いていた真海が主役になるというか。彼自身に焦点が当たるところが。孫婆さんがかわいいです。

    作者からの返信

    実はわたしもこのエピソードがとても好きです。孫婆さん、若い真海に一緒に出かけようと誘われたりきれいな服をもらったりして、とても嬉しかったんでしょうね。

  • 二十三 燈台姫(七)への応援コメント

    薛定閣にとって真備たちに出会ったことは大きな衝撃だったのでしょう。自殺したのは、償いだったのか、仲麻呂が合格したことで何かが振り切れたのか、この人の人生の複雑さを感じます。

    作者からの返信

    この「燈台姫」エピソードは、南条範夫『燈台鬼』のオマージュであり、『燈台鬼』は平康頼『宝物集』から着想しているようですが、これらの物語はもっと恐ろしく悲しい物語です。唐で行方知らずとなった遣唐使の父を、同じく遣唐使となった息子が探しに行くというお話です。(参考文献に載せるべきでした、すみません!)
    さらにはいわゆる「シュレディンガーの猫」のパロディ(明るい話ではありませんが)だったりもします。もちろん「シュレディンガーの猫」がこの作品中で語られているような存在・非存在を議論するようなものではないことは理解しています。理解した上でのパロディです。
    薛定閣の自死は、彼が死に追いやった留学生や燈台姫たちへの償いと来世での幸せを願ったもの……そんなふうに思っています。

    編集済
  • 二十一 子守歌(一)への応援コメント

    吉麻呂が出てくると場が和んで明るくなりますね。好好とか…結構笑ってしまいます。

    作者からの返信

    羽栗吉麻呂は生没年が分かっておらず、実際はもっとおじさんだったのでは……? という人物ですが、この物語では若き遣唐使たちの青春を描きたかったので、留学生たちと同じ青年に設定しました。一見お調子者の吉麻呂、真海に礼儀作法を教えたり、仲麻呂を思って拳を上げたりと中身は熱い男です。そんな吉麻呂のセリフはわたしも考えていて楽しかったです。

  • 二十 義兄弟(十)への応援コメント

    この義兄弟の章はとても好きです。屈辱的な事件を経てさらに絆が強まるところが印象深いです。この人たちを見ている真海は…。まだ口に出して友と言えない複雑な気持ちを想像します。

    作者からの返信

    わたし自身もこの章にはやはり思い入れがあります。登場人物が多いので、読み返すたびにそれぞれの人物の心情を思い描いてみたりします。真成には気にするなと言ったけど、自分の部屋に戻ったあとこれからの自分や一族の将来のことを思う張進志。醴泉寺の庭で真海が立っているのに気づいたときの真成。真成が見つかった(見つけたのは真海だった)と報告を受けたときの阿倍仲麻呂、など。
    この小説を一人称小説(真海視点)にしなかったならこの辺りも掘り下げて書きたかったな、と思っています。

  • 十四 大雁塔(二)への応援コメント

    長安のパノラマは迫力だったのでしょうね。気持ちまで大きくなりそうです。
    でもすぐあとの留学生の話がとても現実的で…厳しかったんですね。

    作者からの返信

    大雁塔はいまでも登れるようです。長安、いまは名を変えて西安ですが、実ははまだ行ったことがないんです。いつか実際に行って大雁塔にのぼり、留学生たちが見たかもしれない景色を見てみたいです。

  • 十二 舞姫(三)への応援コメント

    昔の旅は命がけで、しかも長かったですね。今のように数時間で無事について当然という感覚では分からない感慨があると思います。

    作者からの返信

    まだ羅針盤もない時代、太陽や星を頼りに大海原を行く木造の遣唐使船はきっと木の葉のようで、そこに命を預けた人々がいたと思うと胸が熱くなりますし、あらためて遣唐使カッコいい! と思います。そのカッコよさを伝えたいな、というのもこの作品を書いた理由のひとつです。

  • 八 難波津(二)への応援コメント

    この李先生の言葉にどれほど励まされたか分かりません。今読んでもやはり涙が出ます。心に響く台詞です。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。この李先生の台詞は真海だけでなくわたし自身が言われたかった言葉でもあります。わたしもまだ帰りたい故郷を探している途中です。

  • 六 御蓋山(二)への応援コメント

    ここはやっぱり名シーンです。
    仲麻呂の言葉にこちらもガツンとやられた気がします。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。「天才・阿倍仲麻呂」の台詞を考えるのは、凡人中の凡人のわたしにはかなり難しかったです。いまでももっといい表現の仕方があるんじゃないかと思っていますが、仲麻呂の熱い思い、お伝えできたようで良かったです。

  • 三 上総国府(五)への応援コメント

    総様、
    ご無沙汰をいたしました。
    またこちらへ戻って参りました。
    『形埋異土』大好きな物語です。もう一度読ませて頂きたいと思います。
    無言フォロー失礼しました。続きも楽しみに追わせて頂きます。

  • 二十 義兄弟(一)への応援コメント

     いつの時代も、人の心に湧く妬み嫉みという邪まな念は変わらないのですね。
     自分にやましいところがなく、一人でも見方がいれば、そんな邪まさははね除けてしまえるかもしれませんが、なかなか道のりは険しそうですね。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    そうですね、本人が妬みに負けないことも、そんな境遇のひとの味方になってあげることも、現実には行動を起こすのは相当難しいと思います。わたし個人はできるかと問われたら、まったく自信がありません……。

  • 十八 楚腰(一)への応援コメント

    屈強の戦人を惑わしたほどの美貌を誇った蘭陵王の逸話は魅惑的ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    こんな伝説が残った蘭陵王、実際はどんな人だったんだろうと想像するとワクワクしますね。
    蘭陵王の舞を日本に伝えたのは、天平の遣唐使とともに来日した仏哲というお坊さんだそうです。なので遣唐使と関わりのあるこの蘭陵王というキーワードを、この物語の中のどこかで使いたいと思っていました。

  • 一 唐人塚(一)への応援コメント

    自主企画「書籍化を志望する作品の集い」にご参加いただきありがとうございます。ようやくお邪魔することが出来ました。
    キャッチフレーズやあらすじから、もしや序はあの人たちのことなのかなと思いました。また、歴史的な出来事をテーマにした作品ということで、資料集めとか大変そうだなと思いました。
    企画の参加作品が多くてなかなか読み切れませんが、また時間があるときに続きを読ませていただきたいと思います。
    ではでは。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます!
    わたしも『Weather -レイニーデイ-』、プロローグ読んでいます。少しずつ読み進めています。
    どうぞ拙作にもまた目を通してやってくださいね!

  • 十一 蘇州(二)への応援コメント

    「傾船」って表現が面白いです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    やっと唐に着き、一安心したあとの皆の浮かれようが伝わりましたでしょうか(笑)

  • 四 真成(三)への応援コメント

    現代と違って、他国で留学することは、移動も含めて命懸けに違いなく
    俄然、興味深くなってきました

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。このあとの内容がご期待に沿えるものだといいのですが。どうぞ続きも目を通してやってください。よろしくお願いします。

  • 三 上総国府(五)への応援コメント

    「富士山」――当時は建物も何もないところにすらりとした姿が見えたのですよね。現代でも、姿が見えれば思わず見入ってしまうことを思うと、当時の人にとっては、本当に神霊が宿っているような、霊峰に見えたことでしょうね。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    富士山、とても神々しかったと思います。そして道中ずっと見守ってくれた。真海にとっては生まれ育った場所よりも、思い出深いものになったのです。


  • 編集済

    への応援コメント

    完結おめでとうございます!!
    忠実に残る記述とオリジナル要素の組み合わせ方がとっても上手くて、読んでいて楽しかったです!
    最後のシーンも、予想外の面白さがありました! まるで真海くんと一緒に長い夢を見ていたかのような不思議な暖かさと切なさ............それが良い余韻を生み出していて心がジーンとしました!
    楽しい時間をありがとうございました!

    作者からの返信

    あめさん、ありがとうございます!
    この物語は「井真成の墓誌の余白の意味とは?」から生まれたのですが、考えているうちにどんどんオリジナルの部分が膨らんでいきました。ずいぶん昔の人々とはいえ、そしてフィクションとはいえ、実在した方たちを好き勝手に動かしていいのか?と迷いながら書きました。でももちろん根底にあるのは彼らに対する敬愛の念です。その想いが読後の余韻として実を結んだのなら、わたしは本当にこの物語を書いてよかった!メッセージありがとうございました!

  • への応援コメント

    完結おめでとうございます。
    遣唐使ってエリート集団なイメージだったんですけど(作中の皆様もめちゃくちゃ優秀なんですけど)、普通に悩んで恋して青春して、でも国を背負ってる気概はさすがで格好良くて、とにかくおもしろかったです。
    まとまりのないコメントですみません。楽しませていただきありがとうございました。

    作者からの返信

     読んでくださってありがとうございます!いつも小林様の♡に励まされていました。
     わたしも遣唐使たちは超絶天才イケメン集団だと思っておりますが、留学生たちはいまでいう大学生くらいのお年頃、やっぱりモテたいとかあいつには負けたくないとかいろいろあったんじゃないかと😅 そんな青春を描きたくてこの物語を書きましたので、その部分を楽しんでいただけたなら作者としてこれ以上の喜びはありません。メッセージ本当にありがとうございます!

    編集済
  • 十三 長安城壁(四)への応援コメント

    仲麻呂さんと押使さま格好いい...!

    作者からの返信

    読んでいただき、そして応援コメントを書いていただきありがとうございます!嬉しい~!
    そしてこの場でなんですが、わたし小林礼さんの作品どれも大好きです!
    応援コメント残すのはなんだか恥ずかしくてできないでおりました。いまその思いも伝えることができて、それも嬉しいです。

  • 四 真成(四)への応援コメント

    唐人の魂を故郷に帰してあげたい、という発想が彼から出てくるところが感慨深いです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この物語は彼の墓誌の文から生まれましたので、上記のセリフは彼にしか言えない、彼に絶対言わせたいものの一つでした。