シャングリラの開闢4

 私は約束を一つも守れずに死ぬのか。ブルーとの約束も、ルージュとの約束も。この戦争が終わったら結婚すると約束したのに。私はなんのために生まれてきたのだろう。何かを守れなければ生まれてきた意味なんてない。ああ、私は何も守れずに死ぬのか。


「ルージュ……」


 紅姫と指切りした小指が寂しそうに凝縮された時間の中を彷徨う。

 こんなところで死ぬなんて嫌だ! 不幸な運命に押し潰されて死ぬなんて嫌だ! どうして私は幸せになってはいけないんだ? 私だって幸せになりたい! 生きてルージュを幸せにしたい!

 心の中の悲痛な叫びは、運命を操作する機械仕掛けの神に届いていた。

 脳内に誰かの声が響く。


「あなたは九龍城砦の支配者。ここにいる限り全てはあなたの思い通り」


 声は少女のものだった。龍凜には声の主がフランであると直感的にわかった。


「フラン? フランなのかい?」


「はい、ご主人様。あなたが生きたいと強く望むなら決して死にません。私はあなたを救いたいのです。あなたが私を救ってくれたように」


「だが、喉を切り裂かれる直前だ。もう遅い」


「いいえ、諦めないでください。まだ希望はあります。ご主人様には創造権があります」


「創造権?」


 創造権とは、支配権の一部だ。創造権は、時代が消滅した時に支配者が得られる権利だ。この創造権によって、支配者は消滅した時代を再生させることができる。


「創造権は時代が消滅した時のみに得られるはずだ。九龍城砦は破壊されていない」


「私が操作したのです。私は『デウス・エクス・マキナ』に干渉することができます」


 龍凜ははっとした。

 フランはテレポーテーションした人間の移動先を把握できる。テレポーターは『デウス・エクス・マキナ』が創造したものだ。つまり、フランは『デウス・エクス・マキナ』に干渉していたということだ。

 テレポーターの中にいる時、人間の脳と電脳は一時的にシンクロしている。ナチス・ドイツのベルリン――第二のアウシュヴィッツで肉体の改造を施されたフランは、テレポーターの中でなくとも電脳とシンクロできる。もっと言えば、ユビキタス・ネットワークをハッキングできるのだ。

 これはナチス・ドイツの支配者――アダム・ヒトラーも予期せぬ能力であった。フランの能力を知らなかったからこそ、アダムはクイーンに彼女を譲った。

 フランは運命を変える鍵だった。龍凜の脳は電脳とシンクロし、不幸な運命を変えられる能力を得ていた。


「ただし、創造権は一時的な能力です。この戦争が終わる頃にはなくなっているでしょう。そして、強大な能力の代償として、ご主人様は九龍城砦の支配権を失います。それでもいいですか?」


「願ったり叶ったりだよ。九龍城砦の支配権は戦闘能力、継承すれば抗争が勃発する。だが、支配権がなくなれば、殺戮の連鎖を私で断ち切ることができる。チャイニーズ・マフィアも九龍城砦を諦めてくれるかもしれないしね。ああ、これでやっと殺戮から解放される」


「ご主人様、残念ながら肉体に染みついた戦闘の記憶は消えません。あなたの中の殺戮は消せません」


「……いいさ。いざという時、ルージュと君を守ることができる」


 生きていられるのなら、何かを守れるのなら、私は戦い続ける。ルージュと一緒ならきっと勝てるさ。

 龍凜はナイフを拾い、これから殺戮を欲する己と戦うことを決意した。


「フラン、ありがとう。君は幸せを運ぶ天使だね。君と話せてよかった」


「私もです、ご主人様」


 龍凜は拳を握りしめてかっと瞼を開いた。


「私は生きなければならない! ルージュを幸せにしなければならない!」


 血液の散華。壊れたメトロノームのように緩慢になっていく心臓の鼓動。

 いくつもの槍と化した床が、ドラグノフの心臓を貫いた。彼は血液を吐き出し、最後の力を振り絞ってスペツナズ・ナイフを発射しようとした。が、龍凜の生成した槍がそれを阻止した。


「がはぁっ……龍凜……僕は君には勝てない運命なのか……」


「すまない、ドラグノフ。助けてもらった恩は決して忘れない」


「くくくっ……君に殺されるなんて……幸せだ……」


 ドラグノフが逝った。まるで眠っているかのように安らかな表情だった。母やクイーンと同じ死に顔だった。

 血液がべっとりと付着した槍を支えにしてなんとか立ち上がる。休んでいる暇はない。

 ルージュが待っている。ルージュを追いかけなければ。

 龍凜は一歩ずつ床を踏みしめて歩き出した。

 進むごとに両脚が痛む。傷口から流れる血液が脚を伝い、ブーツの中をぬめらせる。壁に手をかけながら、パイプとワイヤーのカオスの間を過ぎていく。

 紅姫は遮蔽物の後ろでフランを抱いてうずくまっていた。多めに持っていったマガジンが全て空になり、弾丸の嵐が過ぎ去るのを待つしかなかった。

『デウス・エクス・マキナ』をハッキングした反動で肉体に大きな負担がかかったフランは、目、鼻、口、耳から出血して意識を失ってしまった。彼女に何があったのか理解できない紅姫は、涙ぐんで龍凜を待つばかりだった。

 突然、銃声が止んだ。その代わりに、歪なブーツの足音が廊下に反響した。


「ドラゴン!」


 紅姫は歓喜の声を上げた。同時に、安心から涙がこぼれ落ちた。


「ルージュ、肩を貸してくれ」


 そう言うと、紅姫はフランをそっと床に横たえてふらつく龍凜を支えた。二人は互いの体温で生きていることを実感した。

 龍凜と紅姫は足並みを揃えて歩き出し、串刺しにされた部下の死体を前にしてあたふたする仁豹に詰め寄っていく。

 仁豹は逃げようとしたが、床から現れた壁によって袋の鼠となった。


「金仁豹、取引しよう」


「創造権か。なおさらお前を殺したくなってきたぜ。死にたくなければ俺が提示した取引を受け入れろ」


「この状況でよくそんなことが言えるね。私が提示する取引はこうだ――九龍城砦を諦めろ。盗んだ金は返した。強大な能力を行使した代償として、創造権と共に支配権も消える。まだ無政府状態だが、いずれは政府のシステムを導入するつもりだ。チャイニーズ・マフィアが九龍城砦を拠点にしても利益はない」


「香港を諦めろというのか? 香港は亡き兄貴が支配していた。兄貴を殺した者が香港を支配するのを見過ごすことはできない」


「勘違いしないでほしいな。私は九龍城砦を支配しているのであって、香港を支配するつもりはない」


「同じことだ。お前が正式に支配者となれば、香港の住民は九龍城砦に移住したがるだろう。かつてはヴィクトリア・ハーバーも裕福な人間が集まって繁栄していたが、兄貴がドラッグや奴隷と娼婦をばらまいたせいですっかり廃れてしまった。兄貴はビジネスが下手だったし、よく商品にも手を出すくずだった。だが、兄貴は俺に中国の支配を任せてくれた。権力を振りかざす兄貴は嫌いだったが、やはり血の繋がった兄弟だ。大切な者が死んだのだと真綿で首を絞められるようにじわじわと実感した」


「礼虎は死んで当然だった。私と母を含め、たくさんの人間を不幸にした。私はあのくずを決して許さない」


「お前が兄貴に何をされたのかは想像がつくが、同情はしてやらない。何故なら、お前のように不幸な人間は掃いて捨てるほどいるからだ」


「あなたたちのように人身売買をビジネスとしている人間のせいで不幸な人間が生まれる。あなたたちは不幸を生産してそれを商品にしている。あなたの脳内には損得勘定の天秤がある。だが、あなたの天秤は壊れている。あなたの天秤は人間の命よりも金の方が重いと判断しているが、それは正しくない」


「いや、正しい。金は人間の命よりも重い。金があればなんだってできる。人間の命さえも買える。人間の命には値段をつけることができるのだから。所詮、人間は金に操られている。金で生き、金で死ぬ」


「金で買えないものもある。それは愛だ」


「愛だと? ふん、笑わせるな。お前は金で愛を買ったではないか」


「金で買えるのは虚偽の愛だ。真実の愛はどんなに大金を払っても買うことができない」


「くだらない。虚偽の愛でも愛であることには変わらない。お前は両親の虚偽の愛によって生まれた子供だ。真実の愛によって生まれていればお前は幸せになれたのか? いや、父が母をレイプしていなければお前は生まれてこなかった。そうだろう?」


「やめろ!」


 頭痛がする。脳に憑いた記憶が亡霊のごとく浮かび上がる。

 仁豹は壁に背中を預けてウォッカを口に含んだ。それから、図星だろうと言わんばかりにいやらしく笑った。


「一つ尋ねる。お前は母を愛していたか?」


 龍凜は一瞬たじろいだ。

 絡みつくしなやかな肢体。性欲をかき立てる甘い匂い。蠱惑的な嬌声――センシュアルなフラッシュバックが脳内で一閃する。

 意地の悪い問いだった。ここでの愛には二つの意味があった。それをあえて言わなかったところに仁豹の意図があった。

 ルージュには過去と秘密を話しておかなければならない。もしかしたら、嫌われてしまうかもしれない。ルージュに話したくない。ルージュに嫌われたくない。だが、騙し続けることはできない。過去と秘密を打ち明けなければ結婚はできない。

 龍凜は紅姫の肩をさらに強く抱き寄せて身体の震えをごまかした。


「私は母を愛していた。だが、それはひどく歪んだ愛だった。母は美しく優しかった。チャイニーズ・マフィアに犯された後、母は私を慰めるように抱擁してくれた。何度も死にたいと思った。だが、それはできなかった。死を怖れていたこともあったが、私は母のために生きていた。私が死んだら、母はチャイニーズ・マフィアの相手を一人でさせられて壊されていただろうから。やがて私と母は肉体関係を持つようになった」


「はははははっ! それは真実の愛だったのか?」


「真実と虚偽の二面性がある愛だった。禁忌の愛だった」


「だから殺したのか?」


 赤色の瞳を見返すことができなかった。龍凜は視線を逸らした。


「愛ゆえに殺した。生きていてもどうせチャイニーズ・マフィアのおもちゃにされていた。私はただ母を幸せにしてあげたかった。当時の私は歪んだ愛のせいで真実の愛を理解できていなかった。言いわけがましいが、私はそれでも母を愛していた」


「お前は愛する者を二度も殺した。お前に真実の愛を語る資格はない。いずれその遊女もお前の解釈で生み出された真実の愛によって殺される」


 龍凜はナイフを握りしめて歯を食い縛った。

 手のひらに爪が食い込む。歯茎から出血する。鉄の味がいら立ちを募らせる。


「あなたに私の何がわかる? あなたに愛の何がわかる?」


 仁豹は笑いをこらえながらやっとウォッカを飲み切った。


「くくくっ、もう一つ尋ねる。お前は父を愛していたか?」


 もう過去をさらけ出したくなかったが、紅姫には全てを話さなければならない。彼女が理解している王龍凜は、ほんの一欠片に過ぎない。

 頭痛がひどくなってきた。頭蓋骨が割れて脳が破裂しそうだ。


「歪んだ愛を押しつける父は嫌いだった。私は父を憎んでいた。そもそも私が不幸になったのは父のせいだ。チャイニーズ・マフィアのメンバーだった父は、ヴィクトリア・ハーバーでモデルをしていた母を誘拐し、九龍城砦に監禁してレイプした。そして、私が生まれた。チャイニーズ・マフィアの拠点であった九龍城砦にいれば、当然ながらボスの金礼虎に目をつけられる。チャイニーズ・マフィアたちは寄ってたかって母を犯し、成長すると私も同じことをされた。地獄のような生活だった」


 記憶が脳内で暴れ回る。頭痛が一層ひどくなり、片手で顔面を覆う。


「唯一の楽しみは母と過ごす時間だった。父とチャイニーズ・マフィアがいない部屋で二人きりの時、母は私に香港島のヴィクトリア・ハーバーについて話してくれた。当時の私にはそこが幻想郷のように思えた。そこに幸せがあるように思えた。十年前、私は居場所がほしいと願いながら屋上から飛び下りた。ついに自殺するつもりだったが、奇跡的に屋上がテレポーターだった。私はテレポーテーションしたが、移動先は吉原だった。私は不幸な運命を仕組んだ『デウス・エクス・マキナ』を憎悪しているが、『デウス・エクス・マキナ』には感謝すべきところもある。あの時、ヴィクトリア・ハーバーにテレポーテーションしても、私の人生は何も変わらなかっただろう。吉原でブルーと出会わせてくれたことには感謝しなければならない。吉原は私の居場所ではなかったが、ブルーは心の居場所だった」


 話が終わり、龍凜は疲労でうなだれた。

 これで過去の全てを話した。これまでの人生の全てを話した。秘密を話したら、ルージュは私の全てを理解することができる。

 一呼吸置いて口を開こうとしたところで、龍凜は驚きに目を見開いた。


 ――紅姫は号泣していた。


「ルージュ?」


「わっちはお主のことを何も知らなかった……! わっちは藍姫さまの死をお主のせいにして、ひどいことを言ったりひどいことをしたりした……! わっちを許してくれ……!」


 いつかみたいに嗚咽で過呼吸になりながら、紅姫は肩にすがりついてきた。龍凜は黒髪を撫でてなだめようとするが、彼女は一向に泣き止んでくれそうになかった。


「謝ることはない。ブルーの死は私のせいだよ。もっと早く迎えに行くべきだったんだ。もっと早くこの戦争を終結させておくべきだったんだ」


「藍姫さまの死はお主のせいではない……! 頼むから藍姫さまの死を一人で背負わないでくれ……!」


「ルージュ……」


「半分はわっちが背負うから……! もう藍姫さまの死を引きずらなくてもいいのだ……!」


 二十一グラムよりも重い藍姫の魂――藍姫の死の重量を龍凜は背負っていた。それは時間が経過するごとに重くなっていき、押し潰されんばかりに肥大化していった。

 ブルーの死は私の罪だ。私一人が背負わなければならないと思ってきた。だが、ルージュは半分を背負うと言ってくれた。

 支え合うことこそが愛し合うこと――これが真実の愛。

 藍姫は悲しみを、紅姫は真実の愛を教えてくれた。王龍凜の感情の穴を埋めたのはこの二つの欠片だった。王龍凜は人間として完全になることができた。

 仁豹はさもおかしげに笑った。


「はははははっ! そのビッチの死もいずれはお前が背負わなければならない。お前は愛する者を殺す運命にある。お前は死屍累々の中にいる。だが、それでもお前は生きている。やはり人間の命は軽いということだ」


 紅姫は龍凜の右手からナイフをもぎ取り、ずかずかと仁豹に迫っていった。そして、彼女はハンドガンの銃把で仁豹の顔面を思い切り殴った。

 よろけた仁豹がウォッカの瓶を落とす。床と衝突したガラスが欠片となり、破砕音が鼓膜を震わせる。


「人間の命は軽いだと? ふざけるな! 人間の命を弄ぶ下衆が戯言をほざくな! お主の命も軽いというのか? 金のために命を捨てられるのか? 人間の命は金なんかよりもずっと重い!」


 ハンドガンの銃把がもう一度仁豹の顔面を殴る。


「人間は痛みを感じるからこそ生きている! 愛する者が死ねば心が痛み、殴られれば身体が痛む! お主も痛みを感じるだろう? 生きている証を感じるだろう?」


 仁豹は血液の混じった唾を吐き、壁にもたれかかった。


「殺せ」


 この一言で、紅姫は激高した。ハンドガンの銃把で仁豹を何度も殴った。

 仁豹は抵抗することなく、ただ殴られるばかりだった。それが紅姫の怒りをさらに燃え上がらせた。


「人間の命の重さを教えてやる!」


 ナイフが振り上げられる。

 しかし、紅姫の手首は掴まれた。


「ルージュ、もういい」


 龍凜は仁豹の胸ぐらを掴んだ。


「人間の命の重さがわかっただろう? 仁豹、この戦争を終わりにしよう」


「王龍凜、最後に一つ尋ねる……俺の命も重いというのか……?」


「もちろんだ。どんな人間の命にも重さがある」


「お前を不幸にした父と兄貴の命にもか……?」


「そうさ」


「ふん、綺麗事だな……だが、悪くないぜ……王龍凜、戦争は終わりだ……この戦争はお前の勝ちだ……」


 仁豹はそう言い残して意識を失った。

 戦争が終わった――実感は湧かなかったが、戦争が終わったのだ。が、龍凜にはまだやり残したことがあった。紅姫に秘密を打ち明けなければならなかった。

 龍凜は一度口を噤み、大きく息を吸った。


「ルージュ、秘密にしていたことがある」


「秘密?」


 嫌われるのだとしても、結婚できなくなるのだとしても、この秘密は打ち明けなければならない。これ以上ルージュを騙し続けることはできない。

 心臓がはち切れんばかりに激しく脈動する。手のひらが汗でじっとりと湿る。


「君を騙すつもりはなかった。いつか打ち明けようと思っていたが、君に嫌われるのが怖くてどうしても話せなかった」


「ドラゴン、大丈夫だ。わっちはお主を嫌ったりしない。たとえどんな秘密でも受け入れる」


「だが、結婚はできないかもしれない」


「何を言っている。約束したではないか――この戦争が終わったら結婚しよう、と。約束を破る気か?」


「いや、私は君と結婚したいよ。だが、一つ問題があるんだ」


「もったいぶることはない。さあ、秘密を話してくれ」


 龍凜は上目遣いで紅姫を見つめた。


「――私は女なんだ」


「えっ……?」


 ハンドガンとナイフが床に落ちる。

 紅姫は鳩が豆鉄砲を食らったような表情になった。


「十年前、ブルーに一目惚れした私は男として生きることを決意した。私は同性愛者なんだ。母もそうだった。ルージュ、すまない。君がまだ私のことを愛してくれているかはわからないが、改めて言わせてくれ。私と……結婚してくれるかい?」


 紅姫は答えなかった。その代わりに、キスで答えてくれた。


「――はい。ドラゴン、愛している」


 龍凜と紅姫は時間を忘れて濃厚なキスをし、戦争の終結に涙を流した。

 龍凜は紫陽花のかんざしで結っていた黒髪を解いた。それから、藍姫が挿していたそれにもキスをした。

 ブルー、約束を果たしたからね――内心でそう呟きながら。

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