第3話〜二人での生活〜

 しばらくして僕は両親に彼女を紹介した。

二人で住むための家も用意して二人暮らしが始まった。

 母親や身内以外の手料理を食べたことがほとんどないから手料理に毎日ワクワクしていたのを今でも良く覚えている。


 二人の時間は毎晩晩酌し、クリスマスなどの催事ごとにはちょっと良いお酒呑んだり、夜寝るときはシングルベッドに二人で身を寄せて寝た。


 こんな幸せを僕は味わった事がなく、毎日輝いた日々を送っていた。

 そして僕たちは初めての子供を授かった。

とても嬉しかった。

 僕が父親になる時がきたんだ。僕たちは結婚を決意した。

 僕たちが結婚して3ヶ月後長男が産まれた。

 嬉しくて嬉しくて涙が溢れた。


ここから二人の生活から三人の生活が新たに始まった。

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