教会ラヂヲ 第三回

レナ「みなさーん、こんばんは! メインMCのシスターレナこと幕田玲奈です。第三回の教会ラヂヲ始まりまーす!……コレそろそろ辞めたい」

ホナミ「あ、は、始まります!」

レナ「あれ? 今回はマリアさんじゃなかったんですか?」

ホナミ「ああ、タンフォリオの予防接種に行きましたので代打で私です」

レナ「そうですか、流石マリアさん勝手ですね」

ホナミ「ですね」



ホナミ「しかしこれ、なんだか緊張しますね」

レナ「アタしゃもう慣れましたよ、ホナミさんも諦めて一緒にやりましょう」

ホナミ「人間諦めが肝心とも言いますもんね」

レナ「そうですよ、世の中ままならないもんですからねぇ」

ホナミ「レナさんは私よりも都市が下なのに色々と達観しいてますよね」

レナ「……ふ」


明後日の方向を見つつ他削がれるレナ。


レナ「さて、本日はホナミさんがゲストです」

ホナミ「よろしくお願いします」


レナ「さっそくお便りという名の質問からいきます」


ホナミ「diaぽんさんからの質問ですね『宝くじに当たるにはどうしたら良いですか?』という内容ですね」

レナ「宝くじ? ここ教会だし神に祈るしかないんじゃない?」

ホナミ「そうですね、誰かに買われてる時点で100%当てる方法は無いですね。売れ残ってるくじが当たることもあると思うので『100%当てに行く方法はない』というのが答えになってしまいますね」

レナ「まあ、そうですよね」


ホナミ「……100%は無いのですが、これで終わってしまうと夢も希望も無いので当たる確率が高い宝くじの事を話した方がいいですね」

レナ「まあ、宝くじの当選確率何て天文学的な数字で低いですからねぇ、年末ジャンボなんて確か二千万分の一でしたっけ?」

ホナミ「約ですがそんなもんって言われてますね」

レナ「夢を買うとはよく言ったもんだねぇ」

ホナミ「ならば2000万枚買えば当たるのか? と言いますが正直当たるかも?でしかありませんね」

レナ「60億円使って5億程度当てても嬉しくないなぁ」


やはり明後日の方向を見るレナ。


ホナミ「さて、そこでオススメなのがナンバーズ3とナンバーズ4という宝くじです」

レナ「ナンバーズ系のヤツですね。3と4桁の数字を当てるという」

ホナミ「ええ、金額は4で多くても100万円ぐらいですが、日本で売ってる宝くじではおそらく1番当たる可能性の高いくじですね」

レナ「ふむ」


ホナミ「ナンバーズ4なら約1万分の1ですからね」

レナ「それでも確率低いなぁ……地道に稼ぐのが1番なのかもなぁ」

ホナミ「まあ、そうなりますね」


苦笑いするホナミ。


レナ「さて、次はdiaすけさんの質問……さっきと同じ人かこれ? まあいいや。んで? 『タピオカになるにはどうしたら良いですか?』」

ホナミ「タピオカですか?」

レナ「ええ、あのカエルの卵みたいなアレです」

ホナミ「まずはキャッサバになる所から始めるべきですね」

レナ「キャッサバですか?」

ホナミ「はい、モチモチ食感のスイーツに使われることが多いキャッサバです」

レナ「難しいですね……」

ホナミ「そうですね、日本で大統領になる方が簡単かもしれませんね」

レナ「確かにタピオカになるよりは、日本国大統領になる方が簡単ですね」


ポンと手を叩き何かを思いつくホナミ


ホナミ「あ、いい方法がありますね」

レナ「タピオカになる方法ですよ?」

ホナミ「タピオカって通称を長く続けるんですよ」

レナ「は?」

ホナミ「すると可能性としては苗字を改名できるかもしれません、その改名で通称を苗字にするんですよ」

レナ「家庭裁判所もバカじゃないから難しいですよ?」

ホナミ「ですが、1番可能性は高いですよ名前をタピオカにするってのは」

レナ「まあ、そうですね……」

ホナミ「一度試してみてくださいね!」


満足そうな顔のホナミ。


レナ「さて、次は色物系将棋指しAさんから二つ質問が来てますね。まずは『将棋で負けた時の気持ちの立て直し方を教えてください』です」

ホナミ「将棋ですか……勝負事で負けた時でもいいんですかね?」

レナ「いいんじゃないですか?」

ホナミ「私は勝負事自体あまりしませんから難しいですね」


首をかしげて考えるホナミ。


レナ「そう言えばリアのバカはゲームで負けると、憂さ晴らしでイタズラしてましたね」

ホナミ「ああ、マティア君がよく被害にあってますね」

レナ「まあ、マティアは半分好きでくらってますんで……」

ホナミ「そうなんですね」

レナ「はい、そうなんです」


レナ「リアのヤツ前に、一番スカっとするイタズラが『違法駐車してる車のドアのアウターハンドル……」

ホナミ「アウターハンドルって何です?」

レナ「ああ、何と言いますか外からドアを開ける時に引っ張るドアノブの部分ですね」

ホナミ「ああ、アウターハンドルって名前なんですね、話の腰を折ってすいません」

レナ「いや、大丈夫ですよ。で、そのアウターハンドルの内側に、食べ終わったガムを塗り付けるイタズラが最高にハイになるって、アホな事いってましたね」

ホナミ「うわぁ……」


眉をしかめるホナミ


レナ「リア曰く『最高に可愛いリアちゃんの食べ終わったガムが触れるなんて幸せだね!』との事ですね、アイツそのうち刺されるぞ」


レナ「最後の質問『山道で猪と遭遇した時の新しい対処方法を考えてください』だそうです」

ホナミ「新しい対処ですか? お腹にダイナマイト付けて特攻とかですかね?」

レナ「腹マイトは新しいですが、そもそもダイナマイトなんて持ってる一般人少ないですよ」

ホナミ「そうですね」


レナ「アタシは以前に猪と遭遇した時は猪の眉間部分に、一本拳を喰らわせて追い払った事はありますね」

ホナミ「そんな事できる人はそうそういませんよ」

レナ「いや、でも。あそこのお嬢様学校にいる名物お嬢様は猪にジャーマンスープレックス喰らわせて追い払ってましたよ」

ホナミ「……世界は広いんですね」

レナ「ですね」


――


レナ「さて、次は宣伝ですね『魚類と人類』なる小説が公開されたそうです」

ホナミ「……タイトルだけ聞いても何のジャンルか分かりませんね」

レナ「ですね」

ホナミ「どんな話なんです?」

レナ「えっとマティアのメモだと『魚類と人類が出会い紡がれる物語』だ、そうです」

ホナミ「……え? それだけ?」

レナ「はい。良く分からないので紹介は終わりにしましょう」

ホナミ「そうしましょう」


――


レナ「さて、時間となりましたので今回はここまでになります」

ホナミ「無事に終われて良かったです」

レナ「それでは、皆さんごきげんよー」

ホナミ「さようならー」


――

――――


シスターレナに叱られたい!スピンオフ作品の『魚類と人類』完結していますがそちらもよろしくお願いします。

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シスターレナに叱られたい!―番外編 教会ラヂヲ!― 雛山 @hinayama2015

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