親愛なる死者様へ

あくら

第1話 あの世郵便局

「亡くなられた故人様に手紙を送りますか?

代償として貴方の寿命を少し頂きますが」


目の前の黒スーツの男が僕にそう問いてきた。









8月の蒸し暑いお盆の季節僕は仕事が落ち着いたので都心から電車で2時間かけ去年亡くなった母親の墓参りの為帰省していた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

親愛なる死者様へ あくら @akuramayoi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る