作品を通して圧倒的な読みやすさを感じました。アンナユニットやパワージグラット等の造語に対しての負荷も少なく、視点移動や相関図も自然と理解出来ました。愛美という巻き込まれ系主人公に対しての動機付けがとても納得出来る形になっていましたし、何より愛美が共感しやすいキャラクター性を持っていたことも読みやすさに繋がっていたと感じます。
特撮や戦隊シリーズ等の作者さんの趣味がこれでもかと盛り込まれていて、作者さんが楽しんで書いているのがヒシヒシと伝わって来ました。その点に懐かしさを覚えつつも、戦う少女たちとシリアスな敵設定がミルクとコーヒーの様な関係性になっていて非常に調和が取れていたと感じます。
第4章からも楽しみです!!