第7話 生きていくためには

生きていくためには、「人」との関りは避けて通れない道


一人でこの世界にいるわけではないのだから

誰かと、何かの、コンタクトだったり、コミュニケーションだったり

それがあることが、「当たり前」だから


それを苦手だと、無理だと、苦痛だと

逃げて、避けて、遠ざけて

何となく、必死に生きてきた


でも、それが通用するうちはいいけど

ダメになったら、どうする?

あーだ、こーだ、と、それっぽい納得のいくような理由をつけられて

自分がやってきたことを全否定された時って

どうやって、乗り越えようか


自分ではわからない、みんなが言う「普通の世界」のことは

どうやって理解し、改善し、みんなの「普通」に対応していけばいいの?

自分では、治しようがないんだよね

分からないの、「こんなの、普通だよ」っていう意味が



だからと言って、今心にあるこの気持ちを知る限りの言葉を使って相手に伝えても

本心は何も伝わらないし、本当の気持ちは分かってもらえない

そんな時、どうやって乗り越えようか


諦める?

「そんなもんか」って、スルーする?

それとも、これまで通り、対人と程よい距離感で生きていく?


何が正解で、何が間違いで、何を求められているかなんて

誰にも分らない、と思いたい

これが「アスペルガー星人」である、私だけの課題であり問題ではないと

そう、思いたい



みんなは、どうやって人と一緒に生きてるの?




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