9-10 その2

 6日の午後、ログインしてから日課をこなしているとシェリスさんから連絡が来たので、早速生産クランへと向かいました。


「シェリスさん、こんにちは」

「こんにちは。今日は来てくれてありがとう」

「いえいえ、協力するかは報酬しだいですし」


 報酬に関しては向こうが誰に依頼するのかわからないということで、いくつか選択肢を用意されていました。まぁ、Gやら素材やらのよくあるものですが。ある程度は交渉も受け付けるということなので、面白い物があったらそちらにしてもいいですね。


「それじゃあ、案内するから」


 そんなわけでシェリスさんの案内に従い目的地へと向かいました。

 道は覚えられそうにないですが問題はありません。


庄兵衛しょうべえ、入るよ」


 案内された工房には名前とは裏腹に1人の女の子がいました。オーバーオールを身に付け、金槌を手にしている姿は、小さかったらドワーフを連想させますね。


「らっしゃい。待ってたよ」

「それじゃあ、紹介するね。この人は庄兵衛。ガントレットとか手甲系の武器を作ってるよ」


 おや、防具ではなく武器の方ですか。格闘系のプレイヤー御用達というところですかね。


「初めまして。庄兵衛だよ」

「そんで、こっちが目的のスキル持ちのリーゼロッテ」

「初めまして。目的のスキルって何なんですか?」


 まだ大まかな話しか聞いていないのでまだ知らないんですよねぇ。


「それに関しては奥で話すよ」


 通された場所は生産途中の休憩所のような場所です。お茶を出されたので、手持ちの料理からお茶請けになるのを提供しました。


「さっそくだけど本題について話すよ。私がシェリスに頼んだのは、魔力操作持ちのプレイヤーでなるべくスキルレベルが高いプレイヤーだよ」


 ふむ。シェリスさんが知っていて、生産に使えそうなスキルの条件を見事に満たしていますが、最近は持っているプレイヤーも増えてきているそうなので、私でなくてもよさそうですね。シェリスさんも持っているはずですしねぇ…………。


「そうですか。ちなみに、上級の魔法制御まで行ってますけど、私で大丈夫ですか?」

「ゴホッゴホッ。……さ、流石は最初に見つけたプレイヤーだよね。スキルレベルが高いのに越したことはないからあらためてお願いするよ」


 ふむ、問題はないようですね。生産時にフル活用するプレイヤーなら簡単に抜いていきそうですが、シェリスさんの反応からは何もわかりません。とりあえず、取得してからの時間はそう簡単に覆らないということにしておきましょう。


「それで、何をすればいいんですか?」

「実は特殊ギミック系の装備を作りたいんだよ。それで前から師範NPCに相談してたんだよ。それで妖精と契約したら出来ることが増えて作れるようになったんだよ。三人で作りたいものを相談するといろいろと教えてくれて、必要なスキルもわかるんだよ」


 ふむふむ、それで魔力操作が必要だと言われたわけですか。


「ちなみに、何らかの生産スキルを持ってなくても大丈夫なんですか?」

「工房をある程度アップグレードすると足りないスキルを助っ人で補えるようになるんだよ。だから大丈夫だよ。まぁ助っ人のスキルによる影響はある程度低下した状態で計算されるらしいんだよね」

「だから高い方がいいと」


 まぁ、低下しなくても高い方がいいですよね。

 私で問題ないということはわかったので、後は報酬ですね。


「それで欲しい報酬は決まってる?」

「いつもなら、貸し一つとか言うんですけど、今回はそちらの思う適正価格でお願いします」


 杖を作っているのなら頼んだのかもしれませんが、手甲系ならいまのところは頼まないでしょう。


「そっかわかったよ。素材は大量に用意したから失敗しても大丈夫だよ」


 そんなわけで工房へと移動することになったのですが、シェリスさんからこっそりと、昨日連絡をしてからさっきまで大量に素材を用意していたと教えてくれました。ふむ、どれだけやらされるんでしょうかねぇ。

 今回は金属で作るそうなので、鍛冶系の工房の様ですが、記憶にある時雨の工房とはいろいろと違うようです。


「まず私の妖精を紹介しておくよ。名前は【カラク】だよ」

「カラクといいます。本日はよろしくお願いします」


 うちのミカンとは大違いですねぇ。何を元に決めているんでしょうか。


「初めまして、リーゼロッテです」


 今回、ミカンを呼び出す必要はないですね。


「それじゃあ作るよ」


 庄兵衛さんの指示に従い私が動くわけですが、シェリスさんは見学するようです。これはいずれ特殊ギミックの杖を作ってくれそうですね。

 用意してある素材はガントレットの大本部分の他に、丸い棒や板、そして歯車など、一目で部品だとわかる物と、設計図というか回路図のような物があります。魔力操作が必要ということですから、私が担当するのはこの回路図に関わる部分なんでしょうかね。


「まずは本体部分だよ。この回路図の通りに魔力で線を描いて欲しいんだよ」

「わかりました。注意することはありますか?」

「妖精達と話してた時はムラなく流した方がいいって言ってたよ」

「ムラなくですか。とりあえず、やってみますね」


 魔力操作系のスキルでMPを指先まで持っていき、回路図を見ながらガントレットの本体へ指を載せます。ここからは少しづつMPを出し、線を描いていきます。分かれ道もあるので、一筆書きをしなければいけないということではないようですね。

 一度書ききってみましたが。


「ちょっと薄いですかね?」

「そうだよね。でも分岐点は濃いよ」

「ってことは、色は流したMP量だと」

「そうだよね」


 一つ目の結果を見ながら少し意見を出しましたが、やはり私がMPの量を調節しながらやるしかないようです。設備の方でMPに上限を付けるなどの対応が出来ればいいのですが、今のところそういった設備は確認出来ていないようです。

 一度これでどうなるのかを確認したいようなので、特に手直しはしないことになりました。まぁ、素材は大量にあるわけですから、庄兵衛さんがいいのならいいんでしょう。

 まぁ、違いを確認するということは、何個も作るということです。


「次は全体の色を濃くして欲しいんだよね」

「わかりました」

 それでは、MPを流す量を増やしてみましょう。描けるMPに上限があるのかを調べるためにも分岐点で減らしたりはしていません。


「やっぱり、分岐点の部分だけ特に濃いですね」

「素材の方には目に見える悪影響はないから耐久面での問題はないのかもしれないよ」


 濃い部分をいろんな角度から見ていますが、ひび割れのようなものは見付からないようです。それなら大丈夫なのでしょう。

 次は本命、全体の色の濃さを均等にします。

 MPを多めに流し線を濃く描きます。そして、分岐点の部分では少しMPを減らしました。後でもう一度流しますから、この方法でなんとかなるでしょう。


「出来た」

「ありがとうだよ」


 全体的に均等にMPを……、注いで……、ふむ、こうしてみると僅かに色ムラがありますね。大きな違いがないからこそ、細かい違いに目が行ってしまいます。


「細かい修正は次ので試して欲しいんだよ」

「わかりました」


 ふむ、気付かれていましたか。いや、同じところを気にした可能性もありますね。

 そんなわけで同じように作り、今度は細かいところを修正しました。ただ、修正した場所が濃くなってしまったりと、人力では上手くいかないことを学びました。

 そんなわけで、次からはあまり修正しない分を作り、最後にお待ちかねの時間です。


「じゃあこれには壊れるまで注ぎ込んでよ」

「いえっさ」


 さー、回路図などは関係なく、この大本の部品が壊れるまでMPを注ぎます。始めるまでにポーションも飲んだので、MP切れの心配も減っています。


 ピシリ


 一点にMPを注ぎ込んだ結果、そんな音と共に小さなひびが入りました。けれど、ここで止めては女が廃ります。注ぎ込む速度を上げてしまいましょう。


 バン


 爆発物はなかったのですが、そんな音と共にガントレットの部品が粉々にはじけ飛びました。


「ぎゃあ」

「キャッ」

「わっ」


 分かってはいましたが、至近距離で爆発すると驚きますね。破片が掠ったようでHPも減っていますが、すぐに回復する量なので放っておいて問題はありませんね。


「素材ごとに違う可能性はありますが、限界はあるということですね」

「そうだよね」

「爆発はそうそうないから驚いたよ」


 シェリスさんも驚いていますね。私達の中で唯一安全な場所にいましたが、大きい音がしたら驚きますよ。

 大物への細工が終わったので、今度は細々とした部品へMPを使い回路図を描いていきます。

 これ、全部を組み合わせるとなると、かなり大きくなりそうですが、大きいガントレットって邪魔になりませんかね。


「こうして……こう」


 それぞれの歯車にいろいろな回路図を描くわけですが、慣れてしまえば手間取ることはありませんね。


「リーゼロッテ……、何でそんな速度で出来るの? 線も真っすぐ引いているし、回路図のMPもほぼ一定だよね」

「慣れれば出来る範囲だと思いますよ」


 はて、そんなに早いですかね。ガントレットの本体が練習代わりにもなりましたし。


「そ……そっか」


 時間はかかりましたが、他の部品に関しては同じようにして欲しいということで、黙々と作業をこなしました。全部に細かい違いを付けると最終的な違いが大きくなる可能性もありますから、変化は土台部分だけということです。

 同じものをいくつも作っているわけですが、どうにも無骨というか、出っ張っていますね。


「カラクさん、部品をどっかにしまい込むとか出来ないんですか?」

「それには、空間を繋ぐ力が必要です」


 空間を繋ぐ力……、うーむ、どこかで似た何かを見た記憶があります。どこでしたっけ?

 空間といえば、空間魔法ですが、そんな便利魔法がありませんし……。おや? そういえば、空間魔法関連で、便利そうなのがありましたね。


「カラクさん、空間接続の陣ってのがあれば出来たりします?」

「それを知っているんですか?」

「設置してある場所は知っていますが、私は使えません」


 随分と前ですが、ウェスフォーのピラミッドで見たことがあります。あそこで、ピラミッドの小部屋とダンジョンを繋ぐ魔法陣がそうでしたから。


「それがあれば、機構の大半を別の場所に置くことが出来ます」

「あー、置いておく場所が必要なんですね」

「異空間に収納する魔法陣をお持ちなら、それと組み合わせることで、機構を異空間にしまいながら稼働させることも出来ます」

「リーゼロッテさん出来ればそういう話は私も入れて欲しいんだよ」


 おっと、黙々とガントレットを組み上げていた庄兵衛さんですが、溜まらずこちらの話に加わってきました。

 ちなみに、シェリスさんは楽しそうに笑っています。


「残念ですが、あの魔法を私が使わないと陣が描けるようにはならないので、今回は出来ませんね」

「そうね、私も分野が違うから無理よ」

「あれ? ミカン、出てこれるの?」


 非表示にしていたので、出てくるとは思っていませんでしたよ。しかも、出来るのならまだしも、出来ないのに。


「リーゼロッテの妖精って生産系?」

「そうですよ」


 魔法関連で分野が違うといわれたので、生産系だと思ったのでしょう。魔法が生産系だとは思えませんし。


「ぐ……ぐ、ぬ、ぬ」


 課金して欲しいとでも思っているんでしょうかねぇ。私に必要ならしますが、そこまでやる気はありませんし。


「ミカン、ちなみに、戦闘系だと出来るの?」

「その魔法、空間魔法なんでしょ。私に空間魔法を使わせて、その魔法陣を見せれば、使って見せるわよ。後は、あんたと経験を共有するだけ」


 ふむふむ。理屈はともかく、ミカン経由なら私も使えるようになるということですか。


「それはそれで魅力的な」


 生産系を選ぶ前にもう少し話を聞いてもよかったですね。まぁ、その時は課金を視野に入れた可能性もありますが。

 今は出来ないということで庄兵衛さんは気を取り直して組み立てに戻りましたが、私の作業は終わっているので、シェリスさんと眺めることになりました。


「シェリスさん、この技術の応用って考えてます?」

「考えてるよ。そのために仲介買って出たからね」


 やはりそうでしたか。こういうのはいろいろと応用できるはずですから。

 こうして見ているだけでもいくつか思いつきますが、そんなのは既に思いついていて、準備をしているはずですから、口には出しません。

 スロットエンチャント用のオーブを付ける場所を作れたら、スキルが無くても性能の切り替えが出来そうですよね。差別化で、消耗品になる代わりに効果が高いとか差別化があると、なおいいですね。


「何か面白そうなのを思いついて、手が必要なら声かけてくださいね」

「その時はしっかり働いてもらうよ」

「いえっさ」


 シェリスさんが何を作ろうとしているのか楽しみですね。

 庄兵衛さんの方もぞくぞくと出来上がっています。ただ、角張った盾と一体化したガントレットの様に見えますね。盾の一部がスライドするようですが、どういう仕組みの武器なんでしょうね。


「ふう。完成したよ」


 ガントレットを装備し、盾の様な部分の一部をスライドさせて動きを確認していましたが、全て組み上がったようです。


「2人とも、試してみる?」

「いいんですか?」

「任せて」


 庄兵衛さんが一組づつ渡してきましたが、これは丁寧に回路図を描いた分のようです。というか、流石に実験品は自分で試すようですね。

 装備するとかさばるので、試す場所までは非表示にしようと思いましたが、説明を受けながらになるので、消せませんね。


「その色の違う部分がスライドするんだよ。手動でもいいけど思考操作で動かすとMPを消費して動くよ。スライドした後の一撃の際に後ろにスライドした部分がタイミングよく動いて威力が増加する仕組みだよ」


 なるほど。殴る時の衝撃が増える感じですかね。


「これ、無反動ハンマーみたいなもの?」

「そうだよ」


 ……私にはよくわからない分野ですね。

 あ、手首の可動域はしっかりと確保されているんですね。流石に杖を振り回すのは無理ですが、使えることは使えますね。装備枠として腕部分も占有するのが難点ですが。


「これ、通常攻撃だけですか?」

「条件は後ろにスライドさせた後の一撃だけだよ」


 ふむ、通常攻撃かアーツかは問わないということですか。

 庄兵衛さんに話を聞いていると、試し打ち用の丸太が並んでいる部屋へと到着しました。好きに試していいそうなので、まずは手動でスライドさせてから殴ってみましょう。


「おりゃ」


ガン


 殴った瞬間にスライドさせた部分が動き、ガントレットへと叩きつけられました。そのまま丸太が壊れ――。


「うわっと、ふぎゃ」


 丸太という支えがなくなったため、そのまま倒れ込んでしまいました。壊れるとは思いませんでしたよ、まったく。


「大丈夫?」

「大丈夫じゃな……、思ったよりも威力があったんですね?」

「その丸太、魔法使い用だから、物理攻撃には弱いけど、そこまで脆くないよ……」

「一応体術スキル持ってます。それと、杖系以外の武器スキルも」

「……魔法使い?」

「魔女予定です」


 私達をしり目にシェリスさんも試し殴りを始めました。

 使っている丸太は物理攻撃に強い物の様で壊れるようなことはなく、とてもいい音がしていますよ。ただ、私でも気付く問題点があります。

 ええ。


「ちなみに、条件を設定して自動で動いたりしません?」

「流石に毎回はねぇ……」

「その機構を取り付けるともっと大きくなるんだよ」


 ……なるほど。


「それはしかたありませんね。次、アーツ使ってもいいですか?」

「物理職用の丸太での違いも見たいから、通常攻撃からお願いするよ」

「りょーかい」


 先程と同様にスライドさせて一撃、重たいいい音がしましたが、今度は壊れるようなこともなく、転ばずに済みました。

 それでは、次はアーツを使います。

 少し下がり、再度スライドさせ、しっかりと振りかぶります。


「【パンチ】」


 最初に覚えるアーツですが、足技と連打はダメですし、掌底も手が痛そうなので、選択肢がありませんね。


 ドン


 一際いい音がしましたし、ひびが入った気もしますが、壊せませんでしたよ。

 うーん、威力はいいはずです、威力は。

 それではもう一度スライドさせてと。

 一応、使用感の確認ですから、やらなければいけません。


「【掌底】」


 ド――。


「ぎゃう」


 手の甲に物凄い衝撃が加わりダメージと痺れが発生しました。

 それなりにダメージは与えたようですが、自傷ダメージが入る時点でダメですよ。まったく、わかっていてもやらなければいけないとは……。


「……ちゃんとやってくれる点はありがたいよ」

「とりあえず、一部のアーツでは使えないのと、手動なのが気になる点です」


 報告はしっかりとしておく必要がありますから。


「うんわかったんだよ」

「私に出来るのはこれくらいですね。また何かあったら呼んでください」

「待って欲しいんだよ。依頼の代金を払ってないんだよ」


 おっと、忘れていましたよ。


「それでは、支払いをお願いします」


 いくらになるんでしょうかねぇ。

 トレード画面に表示された金額を見ると10,000,000Gとなっています。これは中々な額ですねぇ。今後も依頼を受けてもらうためかもしれませんが、ケチらないのは好印象ですよ。


「それじゃあ、また」

「ええ、また。シェリスさんも、また」

「あ、送ってくよ」


 送ってもらう距離ではありませんが、シェリスさんと一緒に行くことになりました。まぁ、送るというのは口実で、話があったようです。


「必要なスキルを聞かされた時、私も持ってるのにって感じで見てたよね」

「見てました」

「だよね。私も一度試したんだよ。でも、スキルレベルが低いのか、MPが足りないのか、全然作業にならなくてね。だから、魔法使い系のプレイヤーを誘うことにしたんだ」

「そうなんですか」

「それに、リーゼロッテなら何か面白そうなことになりそうだったし」

「それなら、今回は期待外れでしたね」

「いやいや、そのまま挙動確認で格闘系スキルを試すなら、もう一人必要になっちゃうから助かったよ」

「それはよかったですね」


 さて、戻りながらクランチャットで連絡をしましょう。





「はーづーちー」


 クランハウスには前もって連絡をしておいたので、ハヅチが待っていました。流石にクランメンバー全員が見えるチャットで話す内容ではありませんから。


「そんで、何の用だ?」

「ゲームのポイント、1000円分買ってある?」

「チャージしてあるから渡せねーぞ」


 残念です。自分で買いに行くのが面倒だったのでハヅチから買い取ろうと思ったのですが。


「夜までにコンビニ行く?」

「……寒い時って暖房の効いた部屋でアイス食べたいよな」


 まったく、素直に言えばいいものを。


「多めにお金渡すから雪見オチールも買ってきて」

「毎度あり」


 アイス一つくらい、お姉様として払ってあげますよ。ええ、寒い中買いに行かせるのですから。

 それでは、一度ログアウトです。

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