9-9
1月4日午後、ログインの時間です。三が日が終わりましたが、冬休み自体は7日まであるので、もう少しのんびりできます。ちなみに、まったくフィールドを周っていませんが、従魔キャンペーンをやっているんですよねぇ。このまま遭遇せずに終わりそうですよ。
ログイン前にハヅチに聞きましたが、妖精クエストの続きは新しいスキルを取得することで確定のようです。その後については実際にやってからのお楽しみということで、スキルレベルを上げてしまいましょう。
テロン!
――――フレンドメッセージが一通届きました。――――
「こんー」
「こんにちは」
挨拶をしつつフレンドメッセージの通知に気を取られていると突如影子が現れました。驚きのあまりに後ろに下がると、壁までまだ距離があるはずなのに、何かにぶつかりました。
「……待って、た」
「うわっ」
確認しようとしたら背後にいたリッカから声をかけられたので驚いてしまいましたよ。私を驚かせるとは、まったく。
「どしたの?」
落ち着くために二人の頭をなでていますが、待たれる理由はありま……すね。
「僕達、素材を用意したんだ」
「……魔法弾、作って、……欲し、い」
昨日はその話をする前に落ちてしまいましたが、素材を持ってくるといっていましたね。
「メッセージ来てるから、その確認だけさせて」
中身を確認してみると、カオルコさんからでした。何でも、ボス戦に何度か失敗したそうですが、立ち回りなどいろいろと相談しながら戦い、何とか倒したので、その報告とお礼だそうです。日付が変わるギリギリまでかかったそうで、普段はしない夜更かしをしたとか。
よかったですね。
「確認終わったよ。そんで、どうやって作るんだろ」
2人は作り方を知っているようですが、改めて確認することにしました。
今回はリッカと影子が使うので、弾丸の方ですね。
えーと、弾丸の材料と入れる魔法に応じた属性の欠片だそうです。ちなみに、欠片だと基本魔法しか入れられず、結晶だと下級魔法を入れられるようになるそうです。結晶に基本魔法を入れると、欠片の時よりも威力は上がるそうですが、元の威力の問題もあるので、素直に下級魔法を入れた方がよさそうです。
「それで、入れる魔法は何にするの?」
「出来れば全部」
「……全部」
「あ、はい」
というのは冗談らしく、ブラスト系とバインド系を沢山と、ハイヒールが欲しいそうです。
2人して魔法弾に詳しいNPCを尋問したらしく、本当は範囲魔法も欲しいそうですが、魔銃のスキルレベルで入れられる魔法が決まるそうで、下級魔法の最後に覚える範囲魔法を入れるには、魔銃のスキルレベルが足りません。
ハイヒールは中級スキルの治療魔法で強化されるスキルなので魔法弾にしてしまうと回復量がさがってしまいますが、魔法使いではない2人からすれば、気にする必要はないそうです。
ちなみに、雷と鉄は覚える魔法が少し違うので、今回はいらないそうです。というか、鉄魔法と普通の弾丸なら、普通の弾丸の方が威力が出ますよね。
「よーし、作るぞー」
「おー」
「……おー」
普段は2人が使っている銃工房へと足を踏み入れました。よくわからない設備がおおいのですが、魔法弾を作るための設備へと案内されたので、早速作りましょう。
まずは普通の弾丸を用意します。これは2人が大量に用意したので、一つ手に取りました。
次に、入れる魔法と同じ属性の結晶を用意します、これも2人が大量に用意したので、今回は【赤色の結晶】を一つ手に取りました。
おっと、手がふさがってしまったのでメニューが弄れません。まぁ、思考操作でやりましょう。
えーと、専用メニューを開いて、魔法弾作成っと。
必要な素材を手にしているので、後は入れる魔法を選ぶだけですね。
「フレアブラストでいいんだよね?」
2人がしっかりと頷いてくれたので、安心して作れます。それでは、フレアブラストを選びましょう。
ちなみに、複数分の素材があれば一気に作れるようなので、これを作ったら教えてあげましょう。
ポチっとな。
MPが少し減り、それぞれの手にした弾丸と結晶が光りながら近付いていきます。
光が重なると混ざり合い、一瞬だけ、大きく輝きました。
光が収まると、そこには弾頭部分が赤い弾丸が一つ。失敗はないようなので、これが完成品のようです。
「おおー」
しっかりと【フレアブラストの魔法弾】という名称になっています。弾丸を乗せた手を二人の間へと伸ばすと、最初の一発目を受け取る権利を譲り合っています。
というわけで、こっそりとメニューからもう一発作り、すばやく混ぜてから2人に渡すことにしました。
「ちなみに、大量生産出来るメニューになってたから、そこに素材置けば一気に作れるよ」
はて、2人が何かを操作した瞬間、魔法弾を作るための場所に大量の素材が出現しました。まぁ、作れるだけ作ってしまいましょう。
えーと、素材は置いてあるので、魔法を選んで、数を……、なんとうことでしょう。私のMPでは全てを魔法弾にすることは出来ないようです。なので、作れるだけ作って後はMPの回復待ちです。
「MPの問題もあるから、作る順番は決めといてね」
「わかった」
「……うん」
とりあえず、他の日課との兼ね合いもあるので、一回のログインにつき、MPを使い切るまでとなりました。このゲーム、ログアウト中でも街やらセイフティゾーンならMPが回復するので、ログアウト前にも作ることにしましょうかね。
今回はここまでということで、今後はこの台にメモを残して貰うことになりました。
さて、MPを回復してから日課をこなしましょう。
同調魔法はLV29なので、一瞬で上がるはずですが、場所はどこにしましょうかね。下手に弱いMOBを相手にすると上りが悪く時間がかかることになりますから。
とはいえ、強いMOBの所に行くには多少の時間がかかるので、丁度いい場所はどこですかねぇ。妖精がいて、戦闘に興味を示している時なら、どこでも最初の一体で上がりかねないのですが。
日課をこなしながら考えた結果、考えるのが面倒になり魔宝石を採掘しながらマギジュエルを倒すことにしました。発掘と地脈魔法のスキルレベル上げにもなりますから。
実際、数を数えるのに両手を使う前に上がりましたし。
ピコン!
――――System Message・所持スキルがLVMAXになりました――――
【同調魔法】がLV30MAXになったため、上位スキルが開放されました。
【協同魔法】 SP3
【詠唱短縮】【格闘】【同調魔法】がLV30MAXになったため、複合スキルが開放されました。
【代用詠唱】 SP1
これらのスキルが取得出来ます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
さて、何やら興味深いものがでてきました。
ここはマギジュエル以外のMOBが出ないので、ヤタ達に警戒を任せてスキルについてしっかりと確認するために取得しましょう。
まず、協同魔法ですが、これは同調魔法の下級スキル版です。
ランス系を2人で使うことが出来るのでそれなりに使えそうですが、同調魔法を1人で使えたのは、魔導陣のアビリティ、魔法干渉の効果です。今のところ、基本スキルのみという制限があるので、スキルレベルが上がって下級スキルまでに変化しない限り1人で使うことはないでしょう。
いろいろと気になる代用詠唱についてしっかりと確認しましょう。
ふむふむ。
これは複合ですが、上位ではないので基本スキルなんですね。
基本スキルの魔法の詠唱を動きで代用するスキルだそうで、事前に登録する必要はありますが、通常の発動とは干渉しないディレイと代償詠唱自体のクールタイムがあるようですね。ちょっとした追撃にボルト系を使ったり、少しHPを回復するためにヒール系を使ったりと、いろいろと出来そうなスキルです。
他のスキルではスキルレベルに応じて使える魔法が増えたりするのですが、これは取得した時点で基本魔法全てが使え、スキルレベルはクールタイムにしか影響しないようです。
それでは、指を鳴らす動作で【ファイアボルト】が発動するようにしておきましょう。
スキルレベル上げも兼ねて進むことにしましたが、最初の採掘場所で代用詠唱でディグが使えればと思ってしまいましたよ。なにせ、指を鳴らすだけで済むのですから。
そんなことを思いながらもマギジュエルを見付けたら、魔法陣を描きながら指を鳴らし、代用詠唱の練習を始めます。
ふむふむ、発動の頃合いが違うとはいえ、狙いをつけるだけなら問題ありませんね。
レーザー系をランス系に切り替えて軌道を変化させる時の練習もしましたが、ファイアボルトの発動後にランス系の軌道を考えればいいので、何も問題はありませんでした。
指を鳴らして魔法を発動するのはかなり楽しいですね。代用詠唱のクールタイムが長めなので連発は出来ませんが、複数の魔法を登録してもいいかもしれません。
代用詠唱を堪能しつつ採掘したのでクランハウスへ戻ってきました。
「リッカ、MPに余裕あるから、ちょっと魔法弾作るね」
「……あり、がと。……でも、スキル、取った、なら、……1人、に、……なった、……ほうが、いい」
「……そう、……なの?」
リッカはただ頷くだけでそれ以上教えてくれませんでした。まぁ、妖精クエスト関連で何かあるのでしょう。
1人になるのであれば、錬金工房に行きましょう。……ここでクランハウスの自室という選択肢が出てこないとは、まったく使ってないだけのことはありますね。
工房に来たのはいいのですが、さて、どうしましょうかね。
「ふふ、あんた、早速新しいことが出来るようになったのね」
おや? 蜜柑カラーの妖精がいますね。ふむふむ、こういうことですか。
「見たい?」
「どんなのでもいいから、それで敵を倒すのが見たいわ」
しかたありませんね。見せてあげましょう。
「よーし、フィールド行くよ」
ヤタに信楽、コッペリアに、妖精を引き連れ、センファストの東へと出発です。どんなのでもいいと言われましたから、ファイアボルトで簡単に倒せるMOBを選びました。これで協同魔法の方だと言われたら困ってしまいますね。
東のフィールドにはそこそこのプレイヤーが見えます。ここに出る懐かしのラビトットはそこら中にいるので、相手がいなくて困ることはありませんね。
「よーし、新しいのを見せてあげよう」
「たっぷり見せてもらうわよ」
プレイヤーの少ない場所を見付け、どのMOBを狙うのか妖精に伝えました。後は、指を鳴らすだけです。
パチン
代用詠唱に登録した動作をとると、手元に火の弾が現れ、狙い通りにラビトットへと向かいました。
一発でリザルトウィンドウが出たので、妖精が見たがっていたMOBを倒すのを見せることが出来ましたよ。
「どうだ」
「なかなかやるじゃない。もっと見せなさいよ」
代用詠唱のクールタイムが長いので、次のMOBを探すふりをして時間を稼ぎましょう。
「おー、いたいた。次はあれね」
「わかったわ」
さっきは中指で指を鳴らしましたが、今度は薬指で鳴らしましょう。
スカッ
……要練習ですね。まぁ、ウォーターボルトはちゃんと発動したので、ラビトットを倒すことが出来ました。ちなみに、指を鳴らしながら腕を振る動作を登録しようとすると、弾かれたので、一度に複数の動作を満たすことは出来ませんでした。
もう一つ、曲げた人差し指を親指の腹で弾く弾指という動作も、慣れると音が鳴るそうですが、音が鳴らなくても発動出来るので、ライトボルトを登録してあります。
3個の動作を登録してあっても、代用詠唱自体にクールタイムがあるので、MOBを倒す速度が上がるわけではありません。まぁ、気分の問題ですね。
何体か倒していると妖精の反応が変わってきました。
「あんたを見てると、私もやってみたくなったわ。少しやらせなさいよ」
「どうやって?」
「私があんたと契約してあげるわ。そうすれば、私はあんたの力の一部を使えるようになるの」
ピコン!
――――クエスト【迷子のはぐれ妖精】をクリアしました――――
妖精が契約を申し出ました。
※契約内容についてはヘルプを確認してください。
――――――――――――――――――――――――――――――
クエストはクリアしましたが、契約をするかどうかは自由ということですね。ヘルプを確認するのもいいですが、確認方法はもう一つくらいありそうですね。
「へー。そんじゃ、その契約について、詳しく」
「いいわ。詳しく教えてあげる」
やはり、妖精からも聞けるようですね。
妖精曰く、戦闘系か生産系かを決めて契約することで、妖精にスキルを使わせることが出来るそうです。戦闘系で契約すると、選んだスキルで戦闘に参加し、生産系で契約すると選んだスキルを使った生産時に手伝いをしてくれるそうです。
戦闘か生産かを後から変えることは出来ませんが、その範囲内でしたら使わせるスキルを変えることは出来るそうです。
契約の対価としてSPを100消費するようですが、そのくらいなら……問題ありませんね。
さて、どちらにしましょうかねぇ。
「今すぐじゃないとだめ?」
「ゆっくり考えていいわよ」
「そんじゃ、一度戻ろっか」
クエストの方も更新されていますし、今聞いた話以上のことも書いてあるので、しっかりと考えましょう。後戻り出来ない内容ですから。
クランハウスの炬燵には時雨がいたので、少し相談することにしました。
「好きにすればいいよ。課金でもう一方の契約も出来るから」
更新されたクエストにも書いてあるそうですが、1000円(税抜き)で選ばなかった方も解放出来るそうです。ちなみに、妖精が2体になるとかではないので、悪いことは出来ません。
アイテム課金系はまったくしていませんが、そのくらいならと思ってしまいますね。まぁ、これが深みにはまる原因になるのでしょうが。
「時雨はどっちにしたの?」
「生産にしたよ。師事しているNPCほどじゃないにしろ、妖精もいろいろと教えてくれるから、便利だし」
ふむふむ、オババの所へ行かなくてもいろいろと教えてくれるのは確かに便利ですね。
時雨に聞いた内容を確認しながらクエストにある説明を読み進めていると、妖精と相談しながら何かを作れるともあるので、作りたいものをどう作ればいいかわからないプレイヤーには向いてそうですね。
うーむ、よく考えると、錬金も調合も特殊なものを作ろうとはしていないんですよね。指定している最中のスキルはスキルレベルの上りがよくなるそうなので、普段使っていないスキルや、新しく取得したスキルを選ぶのもありですね。
「あ、契約にSP100持ってかれるとこ、読み飛ばしてないよね?」
「ちゃんとわかってるよ」
念のため所持SPを確認しましたが、何の問題もありませんね。あくまでも契約に必要なだけらしく、課金したとしても、追加でSP100を持っていかれることはないそうです。
「あと、選べるスキルも確認した方がいいよ。戦闘系だと攻撃出来るアーツがないから選べないスキルもあるし」
「あー、火魔法を選べば、その上位とか、複合とかも入るのか。……魔法陣は入らない」
なるほど。魔法陣は火魔法を発動するためのものですから、選べないということですか。これ、戦闘系を選ぶ意味ありますかね? うーん、物理職ならいいのかもしれませんが……。
「妖精さん、契約しよう」
「いいわよ。それで、どっちを選ぶのかしら?」
「生産で」
「変えられないけどいいのね?」
「もちろん」
普段の日課でポーションを作るにしても、調合を選んでおけば多少効果にボーナスが乗ることもあるそうなので、これにしましょう。必要なら、深みにはまらないように注意しながら課金してみせますよ。
妖精には良いといいましたが、しっかりと確認ウィンドウが出てきました。まぁ、SPを100も消費しますから、スキルの育て具合によっては困るのでしょう。
【はい】を押して、契約完了です。
「それじゃあ、パスを結ぶから、動かないことね」
妖精が【はい】を押した指を掴むと温かい何かが行き来する感覚がありました。これがパスをつなぐということなのでしょう。動くなと言われてしまいましたが、知っていれば言われる前に手を隠すか、思考操作をしたのですが……。
「最後に、名前を付けてちょうだい。いい? 名前を付けるのが契約の証なの。後から変えられないから、ちゃんと考えるのよ」
先に言っておいて欲しかったですね。オレンジとかミカンしか思い浮かびませんよ。かぼすは緑すぎますし、ゆずは黄色いですし、じゃばらって何色なんでしょうね。はるみは人の名前すぎますが、蜜柑から離れられないので、蜜柑系にしてしまいましょう。うーむ。
「よーし、ミカンだ」
緑色の髪に橙色の服の妖精改め、ミカンです。
「ミカンね、いい名前ね、気に入ったわ。これからよろしくね」
「よろしく」
「さぁ、早速私にもやらせなさい」
そういえば、妖精もスキルで何かしてみたいという内容でしたね。
最近日課に加わった魔法弾作りですが、あれは戦闘系の魔銃スキルの中身なので、選べないんですよねぇ。早速戦闘にすればよかったと思ってしまいましたよ。
そんなわけで、料理をしましょう。
ポーションは今日の分は終わっていますが、料理は時雨に言えば何か作るよう言われるでしょう。
「時雨、料理で何か作るのある?」
「珍しい」
「妖精が……ミカンが何かやらせろって言うから」
「名前ミカンにしたんだ。私の妖精はタタラにしたよ」
時雨の青い髪の妖精は赤い服を着ているのですが、端に向かうにつれ橙色へと変化しています。ミカンとは色の系統は似ていますが、髪色との組み合わせのせいか印象が違いますね。
お互いの妖精を紹介してから新しい料理のレシピを貰いました。これはサンドイッチですね。具は……ツナマヨですか。そういえば、ザインさんが外洋クエストをクリアしてから、海産物の種類が増えたらしいですね。材料は用意してあるそうなので、早速作りま……、おっと、妖精使わせるスキルの設定がまだでした。えーと、メニューの、妖精の、使用スキルの、……料理を設定してと。
準備完了。では、料理を始めましょう。
……………………
………………
…………
……
「出来たわ」
「おー」
作ったことのない料理だったので、先に私が作る必要があるとは、思わぬ盲点でした。しかも、妖精が勝手にやってくれるわけではないので、2個目を作り、一部を手伝わせる必要があります。そうやって何度も手伝ってもらうことで、妖精が1人で作れるようになるそうです。
一応、レシピ再現などでもちょっとづつ出来ることが増えるらしいのですが、実際にやった方が習熟度が高いようです。手間暇のかかるものはレシピ再現にしましょう。
ちなみに、設定したスキルの変更はリアル約1日のクールタイムがありますが、1,000Gを妖精に払うことで、すぐに変更出来るようになるそうです。
最後に、妖精が出来ることを増やしたり、見たがったものを見せることで、妖精の鱗粉が貰えるそうなので、誰かが使い道の研究をするでしょう。
折角なので、今日は作れる料理を一つづつ繰り返し、妖精が出来ることを増やしましょう。
なお、MPが回復しきるたびに、魔法弾をある程度作りました。料理にはMPを込めない限り、そこまでのMPは使いませんから。
夜のログインの時も大量の料理を作ったのですが、みんなが急にレシピやら素材やらを持ってきたので、レパートリーが増えてしまいましたね。
「あ、冷やせるようになった」
今まで料理系統のスキルでは、切り方やら、加熱やら乾燥やら発酵やら熟成やら、道具が使えるとか、そんなのばかりが解放されていましたが、ここにきて冷却が解放されました。冷やしたり凍らせたりが出来るようになったので、上手くやればアイスが作れるらしいです。
今は冬なので、炬燵に入りながらアイスを食べるために試行錯誤していたら、何人かが料理スキルを取って参加しだしたので、教えながらやったため、スキルレベルの上りが更によくなりました。
教えるのは自分の勉強になるといいますが、仕様が細かいですねぇ。
明日は妖精のスキルを調合に変えていろいろと出来るようになってもらいましょう。
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