GURIMOA’S GRIMOIRE

別視点のお話です



――――――――――――――――――――――――――――――

 4月29日、今日この日、我は電脳世界に新たに生まれた夢幻世界への門をくぐる。けれど、時が来るまで猶予がある故、我は現世において旅立ちの準備をしている。


「花子ちゃ~ん、ちょーっと手伝ってくれんかのう?」


 我が空間とを仕切る扉の向こうより偉大なる祖父の声が響いた。


「何用か?」

「山向こうの農地の機械に障害が多発しとるんで、マニュアル操作したいんじゃけど、手が足りんくてのう。ダイブ操作じゃから、来て欲しいんじゃ。本当は今日からしばらく休ませるはずじゃったんじゃが、すまんのう」


 我が偉大なる祖父母は機械化農業の先駆者であり、周囲の山々でこの国で作られている作物の数割を育て上げている。


「気にする必要はない。すぐに始めようぞ」


 我が体内に秘められし現世と電脳世界を繋ぐ鍵を起動し、家の電脳へと繋ぐべく――


「花子ちゃ~ん。ダイブ作業じゃから、あっちでやるんじゃぞ。いつも言っとるが、ネットは無線、ダイブは有線じゃ」


 そうであった。我が祖父母が若かりし頃は電脳世界へその身を投じている時、世界との繋がりが絶たれることで多くの問題が生じたという。それ故、我が祖父母は繋がりなく電脳世界へとその身を投じることを嫌っている。

 今はまだ早い時間故、祖父に手を貸したところで、新たな夢幻世界を訪れるのに問題はない。





 我が祖父の手伝いを終えた後、電脳世界へ身を投じる繭の中を満たしていた液体を流すべく、湯浴みを済ませた。今日、新たな世界が生まれることは我が母にも伝えてある故、少し早めの食事を取り、夢幻世界の門が開くのを待った。

 そして、世界に広まる前から使っている電脳世界へと繋がるための兜を使い、我は夢幻世界への門をくぐった。

 視界が0と1で埋め尽くされ、時間の流れが異なることを告げられる。


「いらっしゃいませ、Hidden Talent Online の世界へようこそ。私は皆様の第一歩をアシストするティエラと申します」


 この世界に降臨せし白き翼の女神が名乗った。ならば、我も名乗り返そうぞ。


「我はグリモア、この世界に降り立ち魔道を極めんとする者なり」

「グリモア様ですね。簡単なチュートリアルに入りますが、よろしいでしょうか?」


 この女神はこの夢幻世界へとやってくる者を管理する役目にあるらしく、我がこの世界で名乗る名を聞いてきた。我は電脳世界にある無数の夢幻世界において、この名を名乗っている。今更違う名を名乗ることはせぬ。


「我はグリモアである」

「かしこまりました。まずは外見を決めてもらいます。体型に関しては大きく変化させることは出来ませんが、顔に関しては目と口の位置以外は自由に変えられます」


 我が前に夢幻世界で我の器となる姿が現れた。我は我が姿形を偽ることはせぬ。けれど、魔道を極めんとするために必要なことがある。我が長き黒髪に翠を混ぜ、瞳は黄金に輝かせる。これは魔道と親和性の高い色である。


「これが我が器である」

「設定完了しました。次にスキルを決めていただきます。全部で10個まで。武器スキルは最低一つ選んでください」


 この世界で身に着ける技能は既に決めている。

【棒】【火魔法】【水魔法】【土魔法】【風魔法】【光魔法】【闇魔法】【魔法陣】【詠唱短縮】【知力上昇】


「これで――」

「【魔法陣】を本当に取りますか?」


 うぬ? 何故にそのようなことを。考えられるとすれば、これが世界の秘密に関わる何かがあるからであろう。


「我に二言はない」

「本当によろしいですか?」

「くどい」

「……わかりました。では次に進みます。取得した武器スキルのチュートリアルです」


 この世界に我が畑の守護神と同じ姿形の者が現れた。……まさか。


「どうかしましたか?」

「まさか、この守護神を相手にせよと?」

「……外見の変更を行います」


 女神が守護神を送還し、一本の丸太が現れた。うむ、これはこの棒を振るうに相応しい姿であろう。

 丸太相手に修練を積んでいると丸太が砕け、次の段階へと至る。


「最後にアーツを体験してください。メニューを開き、スキルの中から棒をタッチしてください」


 女神の指示に従い、技法を放つ。光を纏った一撃がその威力を示し、丸太を破壊する。


「今のが選択発動です。他に、思考発動や音声発動があります」


 何度か同じ技法を放ち、習熟する。そして、練度が上がったことを告げられた。


「今ので棒のレベルが2になりました。他の武器スキルを取得した際にはあちらの世界にある冒険者ギルドで簡単な指導をしてもらえますので、活用してください。他にも冒険者ギルドは様々なサポートをしてくれるので、是非訪れてください」

「承知」

「後は皆様に秘められた才能次第です」


 我に伝えるという役目を終え、女神が姿を消すと、我の来訪を歓迎する言葉が浮かび上がり、この夢幻世界で最初に身に纏う装束を手に入れることが出来た。この明るき衣では本来の力を発揮することは出来ぬが、最初から万全を期すことは出来ぬというのは当然のことであろう。

 我が降り立ちし地は現世の世界を模した球体に似た物があった。

 我には約定があるが、彼の者はまだ訪れておらぬようで、時間がある。故に、来訪の地が見える場所で我の技能の確認をしなければ。





 しばしの時が経ち、我が前に己が名を明かした者が現れた。


「……グリ、ねぇ、……お待た、せ」

「うむ。リッカよ、この地で我らの関係を悟られるわけにはいかぬ。故に、グリモアと呼ぶがよい」


 我らは電脳世界に作られし学び舎で過ごしていた。けれど、生まれし時が違う故、我は先に次なる学び舎へと進んだが、我らの交流が途切れたわけではない。


「……わか、った」

「して、準備は万端か?」

「……確認、した」


 我ら二人で行動を共にするための契りを交わし、リッカが示す北へと案内した。


「汝、大自然の中では迷わぬのに、街では何故に迷う……」

「……自然、は、……わか、る」


 我にはわからぬ。

 始まりの街を北へ抜けると、そこには岩場が広がっていた。ここは電脳世界に数多存在する夢幻世界に慣れている者であれば無事に過ごせると言われている場所。ならば、我らに不安はない。


「……いた。……スコ、ッピー」

「赤き蠍か」

「……捕ま、える」


 リッカは瞬時に小さき赤き蠍の尾を踏みつけ、関節部へと手にした刃を突き立てる。そして、赤き蠍は砕けた。


「……弱い」

「汝であれば容易かろう」

「……今度、こそ」


 そう告げ同様に赤き蠍の尾を踏みつける。先ほどとは違い、刃を寝かせ、押さえつけた。


「……いい、よ」

「うむ」


 この陣を描く技能を………………。


「……どう、した?」

「描くべき陣が書かれておらぬ」


 この技能に決めた時、女神が幾度となく確認した理由がこれであったか。ど、どこかに……描くべき陣を知る手立てが……。


「……グリ、モア?」

「はっ、す、すまぬ」


 今は出来ることをするべきだ。魔法を詠唱し、放つ。


「【ファイアボルト】」


 炎の弾丸が一直線に進み、赤き蠍を燃やす。けれど、弱った様子を見せるだけで、砕けることはな

かった。


「……とど、め」


 燻る赤き蠍へ刃を無造作に突き立て、砕く。それと同時に火の魔法の技能の練度が一つ上がったという天の啓示が現れた。


「ふむ、我らの決め事を変えるか」


 天の啓示が来る頃合いを始め、我らが動きやすいよう決め事を変える。これにより、不必要に天の啓示を受けることもあるまい。

 我らは此の地で技能の練度を高め、いくつかの魔法や技法を手に入れた。けれど、自らを高めながらでは描くべき陣を知ろうにも多くのことに気を割く必要があり、後ほど陣について調べる必要がある。

 それ故、今この時はリッカと共に歩もう。

 我らは北へと向かっている。すると、赤き蠍は次第にその姿を大きくし始めた。


「……尻尾、斬る」

「任せた」


 リッカは己が技量で尾の先端でその存在を主張する穢れし針を掻い潜り――


「……【スラ、ッシュ】」


 技法による一撃をその硬き甲羅の隙間へと刃を通した。すると、断ち切られた尾は砕け、切断面からは光がこぼれる。


「【ファイアボール】」


 火の魔法を重点的に発動させることにより得た魔法は命中せし場所の周囲を巻き込む。けれど、リッカが巻き込まれるようなことはなく、赤き蠍そのものを砕いた。


「……勝った」

「うむ、我らの勝利だ。して、一時休息を取るべきだ」


 幾度となく赤き蠍を屠り続けた。この夢幻世界では肉体的疲労は感じなくとも、我らの精神に疲労はたまり続ける。それを放置することは澱みとなり、致命的な問題を引き起こす。


「……じゃあ、あそこ」


 リッカが示した場所には枯れ木が生えていた。


「うむ、そうしよう」


 一陣の風が吹き、気が付けばリッカが枯れ木の枝に腰かけていた。


「汝、相も変わらず……」

「……慣れ、てる」


 我は枯れ木の根本に腰を下ろし休息を取る。飢餓感は感じないが、何か用意してから冒険に出るべきだったと後悔しつつも、この岩場をただ眺め続けた。

 しばしの時が経ち、リッカが枝から飛び降りる。


「……休、んだ」

「うむ、では――」

「あっれー、そこの君達、二人だけ? どうせなら俺達と一緒に行こうよ」


 我らに話しかけてきたのは見知らぬ二人組、その笑顔には作り物めいたものがあり、本来とは違う顔をしているようだ。……どうやら谷を越えられていないようだ。


「……」


 リッカは我の服を摘み、見知らぬ二人組から隠れようとした。


「我らは二人だけで往く故、気にするでない」


 リッカが摘まんだ服を引っ張り、離れようと伝えてくる。リッカがこの様な反応をするということは、我らにとって良い相手ではないということであろう。


「何々、君ってあれな人? ってまぁまぁ、ちょっと話そうよ」

「……話さ、ない」


 リッカが見知らぬ二人組に対し、小さく指を向ける。ふむ、これは確か、此の者達との繋がりを拒絶するための行動。であれば、我も同じことをしよう。


「は? ま――」


 不気味な表情をしながらも我らに声が届くことはなくなった。

 我らの姿形をいじるのであれば、最初に出会いし女神の助力を得て不気味の谷といわれる領域を超えることが出来る。しかし、此の者達は女神によって整えられた姿形に満足せず、更なる手を加えたのであろう。

 夢幻世界の始まりの日というのは、邪な感情による行動をする者が多い。リッカはそういった者を見極めることを得意としている故、その感覚に従うべきだと判断している。





 再び赤き蠍と闘いながら北へと向かっていると、空気が変わる予兆をリッカが感じ取った。


「……そろ、そろ、MOB、……変わ、る」

「うむ、では、ここらで暫しの休息を取ろうか」

「……わか、った」


 岩場が山肌になり始めりし場所にある大岩で休息を取る。


「うーん、流石に魔法使いが欲しいぞー」

「この辺りのMOB、完全に岩だもんね」

「しかし、そうそう魔法使いが落ちているわけでもあるまい」

「あ、鉱石落ちてるからちょっと寄らせて」


 声の主が近付いて来るのがわかる。どうやら此の地では鉱石が落ちているようだ。


「あ、そこの鉱石、拾ってもいいですか?」


 紅蓮の髪の者に確認を取られるが、我らには不必要なもの。ならば、好きにするがよい。


「我らは少し離れようぞ」

「……どう、ぞ」


 リッカも警戒を見せていない。3人全員が乙女ということもあるのであろう。


「ありがとうございます」


 我らはその場を離れ、先へと進もうぞ。


「ねぇねぇ、二人はこの先に行くの?」


 小さき盾を持ちし者が我らに声をかけてきた。


「うむ、そのつもりだ」

「……行ける、とこ、ろ、……まで、行く」

「そっか。じゃあさ、あたし達と行かない? 5人ならモンスターが溜まってるとこにも行けるよ」


 我らは顔を見合わせ考える。我らの技能を高めるには、より多くの敵と相見える必要がある。行動を共にする者が増えれば、同時に戦える敵の数が増える。さらに、本来であれば行けぬ処へ赴くことも出来よう。

 リッカは我に任せるようで一度頷き沈黙を保つ。5人で動くということは、先ほどの様な邪な感情を元に動く者も近付きづらいであろう。


「我らでよければ」

「わーい」

「いいのか? 私達は全員物理職だぞ?」

「我はグリモア、魔導の道を往く者なり。まだ杖すら持てぬ身ではあるが」

「……リッカ。……隠密、志望」

「そっか。あたしはモニカ、盾系のスキルを重視してるから、壁役は任せてね」

「私はアイリス。見ての通りの剣士だ」


 ほう、魔法ではなく、己が手にした剣で戦う者だけだとは言うが、それぞれの役目が重なっているわけではないようだ。


「人が採掘してる間に話がまとまってる……。私は時雨、アイリスと同じで剣士だけど、火と土だけは魔法も使えるよ。まぁ、気休めだけどね」


 魔法剣士とは違うのであろう。何か、別の意思を感じる。


「……時雨、さん。……足元、見え、る?」


 リ、リッカよ、それを直接聞くとは、恐ろしい行動力であるな。


「……ああ、えっと、この体形ベータの時のスキャン結果だから、まだギリギリ見えるよ」

「……そう。……なら、足場、悪く、ても、……問題、ない、ね」


 どうやらこの悪条件の足場を心配していたようだ。まだ、とは……。


「ねぇねぇ、リッカは隠密って忍者とかそういう系?」

「……そう」

「そっか。じゃあ、索敵とかも上げるの?」

「……上げ、てる」

「そうなんだ。じゃあ――」


 リッカが尋ねられてばかりではあるが、ここまで口を開くとは。この夢幻世界において暫しの間、行動を共にすることが出来そうだ。


「グリモアさん。二人で遊んでたのに、私達に付き合ってくれてありがとうね」


 紅蓮の髪の者はよく見ればその瞳にも紅蓮の炎を宿しているではないか。


「グリモアでよい。我らも二人ではいずれ行き詰っていた。此度だけかもしれぬが、これはいい経験になるであろう」

「モニカ、そっちはさっきのモンスターハウスだが……」


 ふむ、どうやらこの先で魔物が軍勢を築いているようだ。ならば、我らで壊滅させるべきであろう。


「残念だけど、みんな行く気だよ」

「時雨、あの数は無理だと思うのだが……」

「そこは……アイリスの指揮が物を言うんじゃないかな」

 彼の剣士が我らの将ということか。ならば、その手並みを見せてもらわねば。

 して、我らは魔物の軍勢を遠巻きに見つめる位置までたどり着くことが出来た。


「さて、どうするか……」

「あたしが突っ込んで引き付けるから、みんなで倒せるだけ倒してよ。特にグリモア、期待してるからね」

「うむ。その期待に応えて見せようぞ」


 我とて魔導の道を往くもの。ならば、此度の期待には応えなければならぬ。

 此処まで来る間にいくつかの魔法を覚えることが出来た。それを駆使すればあの程度、物の数では……、ちょっと、多い、かな……。


「……グリモア、なら、出来る」

「任せるがよい」

「そんじゃ、行っくよー。【シールドバッシュ】」


 モニカなる者が手にした盾を輝かせ、魔物の軍勢へと駆ける。相手は大小様々な岩の蛇、その体を叩きつけられれば無事ではすまないはずだが、恐怖を微塵も見せず、盾の技法で吹き飛ばした。


「それじゃあ、行くぞ」


 我らの将となったアイリスの号令でリッカと時雨なる者が岩の蛇の軍勢へと飛び込む。我だけはこの場に残り、詠唱を始める。


「【ファイアボール】」


 我らは同行の契りを結んでいるため、この魔法によって傷を負うことはない。けれど、焼かれる痛みは感じるため、狙いは慎重に付けなければならない。しかし、これだけの数、我が仲間を巻き込まない場所など星の数ほどある。

 岩の蛇は赤き蠍よりは強いが、此の地の魔物は総じて強くはない。故に、問題となるのは数だけであった。

 ………………

 …………

 ……


「これでラストー」


 盾を持ちしモニカによる一撃で最後の蛇が砕け、天の啓示が現れた。


「ふむ。【ライトヒール】」

「ありがと、グリモア」


 最も多くの傷を負っていたモニカへ新たに覚えし魔法を使う。それは、傷を癒すものであり、全ての属性で差異はあれど同じことが出来るようだ。


「今覚えた故、先の戦いで使えなかったことは許せ」

「だいじょーぶ。あたしは頑丈だから」

「みんな、確認は終わった? そろそろ街に向かった方がいいと思うんだよね」


 時雨なる者が帰還を促す。確かに、此処まで来るにしてもそれなりの時を要した。ならば、戻るにしてもそれなりの時を要するはずだ。





 帰還に関してそれなりの時を要したが、共に死線を超えた仲故、あの程度の魔物に苦戦することはなかった。街を守りし門に着くと、互いに盟友の契りを交わす。


「みんなはこの後どうするの?」


 帰還すると、盾を持ちしモニカがそう口を開いた。


「一度ログアウトするつもりだが?」

「そうじゃないよ。今日じゃなくて、今後。誰かと固定PTを組むとか、そういう話だよ」

「ああ、そういうことか。私は特に約束はしていないぞ」

「私は、友達誘ったけど、ソロ気質だから、勝手にほっつき歩いてるはず。まぁ、たまに一緒に動くと思うから完全固定だとこまるかな」

「……グリ、モア」

「我らは共に行動するということのみ決めてある」

「あたしも流石に完全に固定なんて言わないよ。でも、せっかく初日にパーティー組んだんだから、なるべく一緒に行動しようよ。もちろん、個人の都合は優先するし、違うと思ったらいなくなってもいいから」


 モニカは盾を使い最も敵に近い位置で戦うにも係わらず我が放つ魔法に巻き込まれることはなく、まさしく匠という名が相応しい。リッカとは違う形ではあるが、安心して戦うことが出来る。


「私は構わないぞ。というか、私からも頼みたい」

「私もいいよ。楽しそうだし」

「我も異論はない」

「……私、も」

「やったー。これからもよろしくね」


 みな異論はなく、それぞれの言葉で思いを返した。

 我やリッカと共にいて不当な怒りを発露せぬ者は久々である。

 まだ、この夢幻世界を訪れ始めたばかりではあるが、願わくば出来るだけ長く共にあれることを。

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